統率者戦目線で新セットレビュー!
みなさん、こんにちは。元統率者神の吉田です。今回も『ローウィンの昏明』の発売に合わせてカードレビューを担当させていただきます。
初代『ローウィン』は今から18年前。クリーチャーの質が明確に上がったセットで、「多相」が初登場したセットでもあるので《The Fourteenth Doctor》などマイナー同族系のデッキがどこまで強化されるか楽しみにしていました。
蓋を開けると思った以上に多相がいて満足していますが、主要同族がなんだかちょっと印象薄く感じました。巨人何体いたかなあ……。
逆に、統率者デッキでメインテーマを張れた「エレメンタル」はかなり印象強いですね。構築済みの段階でかなり強いので、これから統率者戦を始める人にもおすすめです。
それでは、どんなカードが強いのか、あるいは面白いかを統率者目線で見ていきましょう。
カードレビュー
白
《キンザーの歩哨》
ブラケット4以上だと《堂々たる撤廃者》《勝利の楽士》をいつ出すかで勝負が決まりがちですが、これはかなり緩い条件で踏み倒せます。《溜め込み屋のアウフ》や《ドラニスの判事》が出てくるだけでもデッキによっては即死級なので、2体以上のクリーチャーで攻撃してくる前に除去か全員で3/3以上のブロッカーを立てましょう。
何気に「兵士」なので、兵士の数を参照してクリーチャーを増やす《アルガイヴの盾、ミュレル》とは相性良いです。踏み倒したいクリーチャーがもう戦場にいるのになにするのという気はしますが……。
《不朽不変、ライズ》
一度だけ「頑強」を付与できますが、自身を対象にできないので無限コンボは難しそう。ただ、下の能力はカウンターが置かれていない自身を対象に取れるので《ギャツォ和尚》でならしぶとく使いませますね。
どちらかといえば下の能力がメインで、《星界を呼ぶ者、ゾラリーネ》《スピラの希望、ユウナ》で帰ってきたクリーチャーの「最終カウンター」を外したり、英雄譚クリーチャーの維持ができます。「土の技」の登場で《暗黒の深部》をクリーチャー化しやすくなったので、《マリット・レイジトークン》の着地も狙えそうです。
《篩い飛ばし》
自分だけが同族デッキであれば、相手クリーチャーのみほぼ全滅させられるカード。序盤からポコポコトークンが生成できる《エドガー・マルコフ》では気軽に撃てそうです。コラボセットだと「同盟者」や「蜘蛛」「ドクター」など特定のクリーチャータイプを推してくることが多いので、今後も期待できそうな1枚。
相手も同族デッキだと使えないので、《禁忌の果樹園》《お別れの突風》《荒れ模様のストームドレイク》などでマイナーなクリーチャータイプを押しつけて選択しましょう!
青
《エレンドラ谷の応答》
《旋風のごとき否定》が強力になり重くなりました。4マナ構えるのは結構大変……。
打ち消されず、対象も取らない(《偏向はたき》が効かない)ので、呪文の撃ち合いに対しては非常に強いです。能力も消せるので第三者が《リスティックの研究》や《キャベツ売りの商人》をコントロールしていて撃ち合いに便乗しようとしていたら、誘発解決前に動くようにしてトークンに変換しちゃいましよう。
ほかにも《ネクロポーテンス》で大量ペイしたのを見てから、手札に加える誘発を没収すると愉悦!
実際のところは2~3体生成できればいいほうで、4マナという重さもあり採用するデッキは限られるでしょう。私の愛用する《トレストの密偵長、エドリック》でもギリギリありかなあ……といった程度。それでも打ち消せる範囲がとんでもなく広く、変な角度から刺さるのでコントロール好きは好んで使いそうです。
《エレンドラ谷の守護者》
《エレンドラ谷の大魔導師》のリメイク。起動型能力は(通常では)1回きりで重くなりましたが、瞬速で奇襲でき、《イーオスのレインジャー長》起動下でも打ち消すことができます。そのままでも2/3・瞬速・飛行なので、《織り手のティムナ》《鋭い目の航海士、マルコム》を返り討ちにできるのも地味に便利。
外すカウンターはなんでもいいので、《賢きモスマン》や《アガサの魂の大釜》で+1/+1カウンターを何度も得たり、《ユウナのガード、ティーダ》で英雄譚から伝承カウンターを移植したり、《フレッシュの複製体》でコピーし寿命と引き換えに打ち消せます。最終カウンターを外して完全復活できると面白いのですが、青だけではまだ難しいですね。今後に期待しましょう。
《鏡変化》
《鏡編み》のリメイクですが6マナと非常に重くなった代償に、コピーできる対象も適応範囲も広がり、ターン終了時に終わらなくなりました。
《Myra the Magnificent》でパーマネント(アトラクション)を増やしまくったあと、《鏡変化》でそれらを《Storybook Ride》だらけにすれば(1/2で)超大量アドが、《ラックのボブルヘッド》や《先端生物学者》をコピーすれば特殊勝利も狙えます。
《夜まといのヴェラ》とかいう誰も覚えてない統率者では、レジェンド・ルールを利用して全員を焼ききれます。コンボを狙わずとも、盤面のデカブツをコピーするだけで一気に有利になるので、カジュアルなゲームではかなりのパワーカードになりそうです。
《全変する変わり身》
《霜のモーリット》だけだった多相のクローン。青単色になり、相手のクリーチャーもコピー可能と大幅に使いやすくなりました。
《ドラゴンの嵐》から相手のクリーチャーをコピーできるようになる時代。《忍耐》が誰かの戦場にいれば、ストームの最初に《忍耐》をコピーして墓地のドラゴンを使いまわせます。
《The Fourteenth Doctor》も墓地肥やしつつ盤面で一番強いクリーチャーになれるなら十分でしょう。「召集」がついているので3~4マナは狙えそうですね。多少構築を選びますが、クローンのなかでは割と強いほうだと思います。
黒
《月影》
1マナでありながらカウンターが6個も置かれて出てくるので《光明の不可思議、タヤム》で活躍が期待されているカード。しかし、勝手に取り除いてしまうので《Icatian Moneychanger》の2枚目としての使い方になりそうです。なんで令和最新カードが32年前の意味不明なカードと比較されているんだ……。
ほかにも、《シルバークイルの牙、フェリーサ》でなら生け贄にすれば2/1飛行が6体生成されます。
カウンター以外にも、素のパワーが7もあることを活かして《縞痕のヴァロルズ》《命を貪るもの、ヴェノム》の餌としても使えそうです。変な使われ方ばかりですが、《虎の影、百合子》でなら序盤は「忍術」の餌として、ゲームが長引けば7/7・威迫として最後の詰めに使えるでしょう。
《イーブンタイドの影》
統率者デッキ「枯朽の呪い」より。カウンターを好きなだけ取り除いてドローするカード。上で挙げた《月影》や《暗黒の深部》との組み合わせが強力!
それ以外にも、《ヴォイドの祭壇、ススール・セクンディ》などの「配備」持ちは際限なくカウンターを溜められますし、《難問の細工箱》なら2回マナを出せば10枚程度は引けるでしょう。ちゃんと取り除ける数を選べるので安心。
ただ、《イーブンタイドの影》単体だと何もしないカードになりがちなので、カウンターを用意できる統率者と組み合わせたいところ。
《冥王、サウロン》《オジュタイの龍語り、イーシャイ》なら放っておくだけでカウンターが増えますし、《白の手、サルマン》《時空を渡りし者、グ・ラハ・ティア》なら唱えただけで5枚ドローです。緑入りだとパワー参照系のドローで済むことが多いので、それ以外の色で使いたいですね。
《悪意ある節くれ皮》
統率者デッキ「枯朽の呪い」より。《ファイレクシアの闘技場》のようなカードですが、ライフの支払いなしで、かつ出したターンから引けるのはお得。
《毒物の侍臣、ハパチラ》では、自分で出した蛇・トークンが死亡しながら蛇が出てくるのでデメリットなしです。タフネスも高いので「ライフを使うから」という理由で攻撃されがちな黒にはありがたい1枚。
赤
《呪詛の壊し屋》
《難問の鎮め屋》から緑を抜いたらマナ払う必要もなくなりました。どうして……。自身も打ち消されず、相手の呪文には影響を与えない、と昨年話題になった《スパイダーパンク》をも過去にする性能です。どうして……。一応あっちは能力も打ち消されず、《一つの指輪》を貫通できるので差別化でき……できるかな……?
コンボ性能で見れば本体に除去の当たらない《勝利の楽士》に軍配が上がりますが、白のない統率者で使えます。また、こちらの妨害呪文も打ち消されなくなるので防御的な使い方ができるのが特長。《ロフガフフの息子、ログラクフ》&《求道の達人、サイラス・レン》のようなデッキでは見かけそうです。《苛立たしいガラクタ》や「護法」を無視して動けるようになるのを忘れないようにしましょう。
《炎束ね》
ああ、いたねこんなマナクリーチャー、再録か……と思ったら1/1→2/2になってパワーアップしてます(リメイク元は《煙束ね》)。これが令和……。
《煙束ね》自体は、昔《概念の群れ》か《大渦の放浪者》で見た程度でしたが、今回の統率者デッキ「エレメンタルの舞踏」では《無尽蔵、アシュリング》《謎まみれ》どちらもエレメンタルを強く推している統率者なので、安定したマナ加速として使われそうです。
ちなみに《煙束ね》は「エレメンタルの能力を起動するためにしか支払えない」というテキストでしたが、こちらは「エレメンタルが発生源である能力を起動するためにしか支払えない」と少し変わっており、これにより手札や墓地といったパーマネント以外のエレメンタルの起動型能力の支払いができるようになっています。《ブライトハースの旗騎士》の補強程度しか思いつきませんが……何かの役に立つかもしれません。
《溶岩跳び》
自分相手問わず、すべてのクリーチャーに速攻を付与しマナ加速までさせるというゲームを大きく動かすカード。昨今は特殊地形が強力で、単色であっても基本土地を減らすことが多いので、そこまで相手に振り込むことにはならないのかもしれません。
かつて《早摘み》を「共謀」や《大地の知識》で一気にマナ加速してX呪文を唱える《略奪の母、汁婆》を見たことがあるので、そういった基本土地メインのデッキなら強そうです。
緑
《並外れた語り部》
クリーチャーをサーチできるクリーチャーで、ここまで使いやすいのは驚異的。
《精霊の魂、アニマー》では手札が2枚あれば《並外れた語り部》→《祖先の像》無限バウンス→《並外れた語り部》バウンスから《歩行バリスタ》サーチで勝てます。
《帝国の徴募兵》や《森林の怒声吠え》にも対応していて、《ワイアウッドの共生虫》で使い回せるので簡単にコンボを決められますね。
なぜかアンタップ能力もついているので、《まき散らす菌糸生物》をサーチして《ガイアの揺籃の地》を持ってくれば一気にマナ加速もできます。《守護フェリダー》や《幻影の像》で気軽に使い回せて、なぜかタフネスが4もあるので除去されにくいのも強み。今後の緑ではよく見かけるカードになりそうです。
手札消費の激しいデッキではやや扱いにくいのが数少ない欠点ですかね。クリーチャーコンボは打ち消しでは止めにくいので《激しい叱責》や《オアリムの詠唱》といったカードの価値が上がりそう。また、手札を捨ててから探すまでが一連の流れです。能力に対応して相手から《敵対工作員/Opposition Agent(CMR)》が出てきたとしても、手札を捨てないことを選べば《敵対工作員》に操られることはありません。
《食らいつく変わり身》《易変の探検者》
《並外れた語り部》が並外れているだけで、緑の3マナクリーチャーといったら大体こんな感じ。《食らいつく変わり身》は《再利用の賢者》の「多相」版で《仮面の蛮人》というライバルもいますが、こっちのほうがシンプルで使いやすいですね。
《易変の探検者》は《ある日のことごと》の出来事でサーチできて、1枚で追加ターンの条件を達成できるようになるので喜んだ人もここにいます。
ほかにも、「リス」なので《リスの将軍、サワギバ》で投げたり、「卵」なので《巣を守る者、アトラ・パラーニ》で変身させたり、「ドラゴン」なので《始祖ドラゴン》でコスト軽減したり、「エルフ」かつ「狼」なので《議事会の顎、ヴォジャ》の恩恵を2つ得られたりします。
忘れがちですが、多相は「軍団」でもあるので「オーク動員」の解決時にはトークンが生成されず、これに+1/+1カウンターが置かれます。
《神々しき再会》
同族デッキ向けのサーチ呪文。《緑の太陽の頂点》でサーチできない非緑クリーチャーを探すのに向いています。
《鏡の精体》がコンボパーツになる&《鏡の精体》が戦場にいるなら条件がかなりユルくなるので、《帰還した探検者、セルヴァラ》《巣を守る者、アトラ・パラーニ》あたりでは強く使えそうです。
「後見」2つは手札1つ+戦場1つといった払い方ができますが、ほかの後見を求めるカードと異なり「クリーチャー2つ」の後見を要求してくるので、《外身の交換》などの非クリーチャーカードでは代用できません。
多色
《鮮麗》
主に緑マナを支払い《森の占術》のように扱われることになるでしょう。サーチ先はもちろん《ガイアの揺籃の地》。
《ロフガフフの息子、ログラクフ》+《トリトンの英雄、トラシオス》では、《朧宮の微風呼び》+《ガイアの揺籃の地》+《マダラの鉤爪門》による無限マナ&無限ドローコンボを狙っていきます。
このコンボはクリーチャー+土地の組み合わせなので呪文を唱えず、マナがあれば除去の上からも動けるコンボなので非常に止めづらいです。《否定の力》のようなクリーチャーに当たらないカードだと、サーチ呪文しか当てどころがないことも多いですが、《鮮麗》の登場でそれがさらに止めにくくなってしまいました。
赤の能力も色拘束はキツイものの除去としては及第点で、無限ドローができるなら《忍耐》+バウンスなどで何度でも使い回すことで相手プレイヤーを焼き切ることもできます。
「想起」は2マナですが、マナ総量5のクリーチャーなので《ビヒモスを招く者、キオーラ》や《食物連鎖》とも相性が良く、潤滑油として良い働きをするでしょう。
《小村の心、ブリジッド》
変身すれば《ガイアの揺籃の地》のようなマナ加速ができるカード。自身をカウントしませんが、着地時にトークン生成できるのが強み。暇になったら表に戻ってまたトークン生成できます。
《神経質な予見者、ヘルガ》や《永久忠義の義丸》&《トリトンの英雄、トラシオス》など《ガイアの揺籃の地》を使うデッキで採用されるかもしれません。色は違えど、同じようなことができる《歓楽者ゼナゴス》再評価の流れこないかな……。
統率者にするなら、装備サーチに長けた白なので《暗黒のマントル》で無限マナしたり、トークンを《頭蓋骨絞め》で絞めてドローする動きがシンプルに強そうです。
変身前・後でクリーチャータイプが地味に変わるので、「戦士」「兵士」シナジーを組み込むときは気をつけましょう。ずっと戦士じゃ駄目だったのか……?
《払暁をもたらすもの、エイルドゥ》/《黄昏をもたらすもの、イシルー》
表面で「召集」、裏面で「頑強」を付与するクリーチャー。継続的に頑強を付与するカードは初で、「不死」を付与する《不浄なる者、ミケウス》同様さまざまなカードと無限コンボを形成します。
《トリスケリオン》はもちろん、サクリ台があれば《療治の侍臣》《ゲラルフの伝書使》《ルーンナイト、セリス》などなど。
表面の召集付与も、今までは《夜明けに旅立つ》《絢爛たる劇場/小道具部屋》といった非クリーチャー呪文しかなかったので、《統べるもの、ジョダー》のようにクリーチャーを並べるデッキで採用しやすくなったのがいいですね。
《注意深い一年生、キーロル》
なんかもうコンボしてくれと言わんばかりのクリーチャー。ターン1なのが唯一の救い。
《帝国の徴募兵》のサーチ能力をコピーから《鏡割りのキキジキ》+《守護フェリダー》を一度にそろえるのが一般的でしょうか。
《舞台座一家の料理人、ロッコ》とも相性が良く、マナクリーチャーが1体いればX=3で出た《舞台座一家の料理人、ロッコ》の能力をコピーすることで、《陽気な風船師》+《村の鐘鳴らし》の無限速攻トークンが決まります。伝説のクリーチャーなので、《デジェルとハゾレト》から出てきて次のターンから倍にできるのも面白そうです。
《無尽蔵、アシュリング》
統率者デッキ「エレメンタルの舞踏」より。能力内に「



」があるので固有色は5色です。5色支払うことはあまりないと思いますが……。
エレメンタルを「想起
」で唱えられるようにし、死亡後即座にコピー・トークンを生成するので、戦場に《無尽蔵、アシュリング》がいれば《Avatar of Growth》や《刻み群れ》はわずか1マナで出てきて基本土地を計4枚サーチしたり、非エレメンタルをすべてバウンスしていきます。無法すぎる。
《ブライトハースの旗騎士》《心なき召喚》《精霊の魂、アニマー》などで「想起
」をコスト軽減、もしくは《アシュノッドの供犠台》があれば、オリジナルとコピーで4マナ捻出できるのでエレメンタルを唱え放題になります。
この状況では、《ムラーサの緑守り》のコピーでオリジナルを回収できるので無限墓地回収、もしくは無限速攻トークンです。
《無尽蔵、アシュリング》自身を生け贄にしてもコピーが生成されるので、あと少しマナが足りないなと思ったら容赦なく《アシュノッドの供犠台》に放り込みましょう。
無色・土地
《石人の核》
「多相」持ちのマナアーティファクトという前代未聞のカード。《始祖ドラゴン》では各種ドラゴンシナジーを受けられる分《秘儀の印鑑》の上位互換、《羊頭スフィンクスの君主、アネシ》や《ウギンの目》下ではわずか1マナで出てきます。どう見ても石ですが、《離れられない二匹、リンとセリ》では犬猫判定されます。もっとよく見て!
一番の恩恵を受けたのは《厚顔の無法者、マグダ》。マナアーティファクトなので即座にタップして宝物・トークンを生成できますし、アーティファクト・ドワーフなので《前兆の時計》で無限宝物・トークンです。
ちなみに多相持ちの非クリーチャーカードを見なかったので知らなかったのですが、「オーク動員」の+1/+1カウンターを置く効果は軍団・クリーチャー限定なので、クリーチャー化しない限りこれに+1/+1カウンターが吸われることはありません。
また《伝承に記されしシーフ》などの「パーティ」を参照するカードは、クリーチャーじゃないとダメみたいです。石3つと旅するシーフ見たかったのに……。動員もパーティもテキスト上では分からず、総合ルールを見ないといけないので注意。
《豊かな在郷》
統率者デッキ「エレメンタルの舞踏」より。《古代の聖塔》を突然過去にした強力な土地。普通に無色マナが出せるので、クリーチャーメインのデッキだけど《太陽の指輪》《食物連鎖》を唱えたいというときも安心。
《精霊の魂、アニマー》や《野生の意志、マラス》など色拘束の厳しい統率者では「1ターン目に緑マナを出してマナクリーチャーを唱えたいけど、2ターン目には違う色マナを出して統率者を唱えたい」ことがよくあるので序盤の立ち上がりに貢献してくれます。
一番下の能力を起動することはほとんどないと思いますが、《せし郎の娘、さ千》のように生成したトークンからもマナを出せるようになるならそこそこ役立ちそうです。
《雨濡れの低木林》
統率者デッキ「エレメンタルの舞踏」より。基本土地タイプを持つ対抗色サイクリングランド。『久遠の終端』の統率者デッキで赤白(《きらめく地溝》)と緑黒(《ただれた茂み》)が登場しましたが、今回は青緑。
この色は豊富な土地サーチから《神秘の聖域》を目指せるので、森であり島であるカードは重要。島がそろっていたらサイクリングすればいいので、《壌土からの生命》を繰り返し唱える《自然の怒りのタイタン、ウーロ》や、「探検」で土地は加わるけど土地以外が引けない《うねる魂のハクバル》で活躍が見込めそうです。
過去セットの注目カード
《墓所の選別者》
戦場に出たときに、各プレイヤーが同族を好きなだけ墓地から回収できるクリーチャー。エレメンタルなので、上の《無尽蔵、アシュリング》で挙げた《ムラーサの緑守り》コンボと同じことができます。「想起」で死亡したほかのエレメンタルも全部回収できるので、単体でもまずまずと注目の1枚。
『統率者2014』と『Commander Anthology』でしか収録されていないため、供給不足で今値上がり傾向みたいです。今のうちだぞ!
執筆時(1/18)には晴れる屋通販サイトには在庫0……もう手遅れ…?と思ったら、大阪には在庫があったりとマチマチみたいです。今のうちに大阪に行こう!
これで『ローウィンの昏明』のカードレビューは以上となります。
今回紹介したカードのほかにも、面白そうなカードがたくさんあるので、みなさんもいろいろ試してみてください!
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