ローウィンの世界へようこそ!
新セット『ローウィンの昏明』がいよいよ今週、正式に発売されます!
魅力的なカードばかりの今セットを見ると、どんなカードやデッキが強いのか、どのカードを買えばいいのか、悩みますよね。
そこで、各構築フォーマットを代表する実力者である「神」のみなさんに、『ローウィンの昏明』で注目するカードトップ3!を聞いてみました!
■「神」とは?
晴れる屋が主催している、『神決定戦』という大会の暫定王者。スタンダード・パイオニア・モダン・レガシー・ヴィンテージ・パウパー・統率者・リミテッドの8フォーマットそれぞれで行われており、予選大会(挑戦者決定戦)と決勝大会(神決定戦)を勝ち抜いた者だけが「神」になることができる。
詳しくはこちらをご覧ください。→『神決定戦』特設ページ
各フォーマットを熟知した者ならではの視点から、鋭い意見が飛び交いました。「神」の目にはなにが映り、なにを考えたのでしょうか。
◆第32期スタンダード神:平山 怜
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
Hareruya Prosの平山(@sannbaix3)です。
今回のセットは「同族」中心のセットになっています。しかし、「多相」カードも多く収録されているため、セットの対象でない同族も強化が期待されます。もしかしたら、そっちのほうが本命かもしれません。
そしてなにより、足りていなかったショックランドがついにそろいます。新規の呪文が採用できなさそうなデッキでも、これにはニッコリ。完全体となったイゼット系のデッキを倒せるデッキが出てくるのか、楽しみです。
『ローウィンの昏明』スタンダード注目カードトップ3!
3位:《鏡変化》
自分のすべての土地でないパーマネントを対象のパーマネントに変更します。こういうカードで永続的に変更させるのは珍しいですね。相手のパーマネントも選べるので、適当にトークンを並べたあとに戦場の一番強いカードになるだけで勝てそうです。
本命はコンボ的な使い方でしょう。唱えたらすぐに勝てるパーマネントを増やすことが理想です。たとえば《威名のソルジャー、セフィロス》でしょうか。コピーをたくさんつくれば、解決後にレジェンド・ルールでまとめて死亡するので大量のドレインが可能です。
2位:《易変の探検者》
《変わり谷》製造装置です。「多相」を持つためあらゆる同族デッキと相性が良く、《不浄な別室/祭儀室》の「デーモン」カウントや、「カワウソ」としてドローできる《水飛沫の門》などが真っ先に浮かぶ相性のいいカードです。
もっとニッチなところで行くと、3ターン目《易変の探検者》→4ターン目《かき鳴らす巣槽》や、《不気味な船長の玉座》のコスト2体分になれたりと、幅広い使い道が考えられます。
単体のスペックは《変わり谷》確定演出の《エルフの再生者》と変わらず、現代スタンダードについてこれるスペックではなさそうなので、フィットしたデッキを見つける必要があります。使いこなすにはデッキビルダーの腕が問われそうです。
1位:《並外れた語り部》
「スゥルタイリアニメイト」や「ナヤユウナ」のような墓地にカードを落としつつ特定のクリーチャーに依存したデッキと特に相性がいいです。墓地対策カードを置かれている場合、《幽愁》のようなカードを持ってくることができるため、非常に柔軟性が高いことも魅力です。
本体のスタッツも2/4とブロッカーとして優秀なところもいいですね。アンタップ効果に関してはスタンダードでは相性のいいカードがあまりないように思えますが、サーチ能力だけでスタンダード環境を大きく変えるスペックを持っていると思います。
◆第19期パイオニア神:宇都宮 巧
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
パイオニア神の宇都宮です。前セットの『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』は数年ぶりにパイオニアの環境を激変させましたね。自分が前回なにをレビューしてたのか見返すと「何言ってんだコイツ……」となりました。
まさか注目の第1位に《ブーメランの基礎》を挙げて、《学術論争》と「講義」呪文の組み合わせで世界が崩壊すると書かなければいけなかったとはね……。
さて、今回再訪する「ローウィン」はかなり昔のセットでありながら、よく名前を聞く人気セットです。同族をフィーチャーしているので、最近下火な同族デッキが再燃することを期待しています。
今回は『パイオニア神挑戦者決定戦』も近いので、今までのロマンを感じる選出ではなく、直接的に環境に影響を与えうるカードを選出しました。カワウソとモンクが蔓延るパイオニアを変える逸材がいるのか、見ていきましょう。
『ローウィンの昏明』パイオニア注目カードトップ3!
3位:《易変の探検者》
第3位はパイオニア最強の土地である《変わり谷》を作るクリーチャーです。
コーリ山のモンクの大群を前に、故郷であるラクドスを追われたデーモンは《選別の儀式》で《コーリ鋼の短刀》もろとも殲滅できるゴルガリに新たな住処を見つけました。そのゴルガリミッドレンジに、ちょうどよくこのカードが入るのではないかと思っています。
デーモンではなくとも、多相のクリーチャー2枚分のカウントになり、マナ加速もできるこのカードの活躍の場は多そうです。
2位:《再点火、アシュリング》
第2位は今回の注目ギミックである「変身」を繰り返していくサイクルから、青赤の《再点火、アシュリング》を選びました。
裏面のマナを上手く使えるかがこのカードの評価のカギかと思いますが、ちょうどいいカードが今大流行りしています。そう、《量子の謎かけ屋》です。表面も捨ててからドローなので相性いいですね。
さらに、もうひとつ注目しているのが《真紅の混沌、カーネイジ》コンボです。表面で《玻璃池のミミック》などのクローンを捨て、裏面のマナは《真紅の混沌、カーネイジ》を唱える助けになります。
このデッキは伝説に寄せて《英雄の公有地》を採用していたりもしますが、《再点火、アシュリング》もしっかり伝説です。まだリストが固まりきっていないデッキでもあるので、今回でリストが完成するかもと期待しています。
■コンボ手順
①:戦場に《チビボネの加入》、墓地に《玻璃池のミミック》がある状態で《真紅の混沌、カーネイジ》を唱える。
②:《真紅の混沌、カーネイジ》で《玻璃池のミミック》を戦場に戻し、《真紅の混沌、カーネイジ》のコピーとして出す。《チビボネの加入》と《真紅の混沌、カーネイジ》(ミミック)の能力が誘発する(まだこのタイミングではスタックに積まれない)。
③:レジェンド・ルールによって《真紅の混沌、カーネイジ》になった《玻璃池のミミック》を墓地に送る。
④:②で誘発した能力がスタックに積まれ、《チビボネの加入》で1枚切削と1点ライフルーズ、《真紅の混沌、カーネイジ》(ミミック)でさきほど墓地に送った《玻璃池のミミック》を戦場に戻す。
②に戻ってこれを繰り返す。
1位:《並外れた語り部》
第1位は、われらが世界王者・ジャン=エマニュエル・デュプラ選手を選びました。多分誰もが注目していますが、パイオニアに与える影響も大きいと思います。
環境トップのセレズニアカンパニーでは後引きのマナクリを状況に応じたカードに変換したり、パルへリオンデッキでは《パルヘリオンⅡ》を捨てて《大牙勢団の総長、脂牙》をサーチしたりできます。
起動型能力は戦場にでたときの能力と比べると地味に感じますが、悪い能力ではありません。大きなクリーチャーに疑似「警戒」を与えたり、《アナグマモグラの仔》や《睡蓮の原野》などと組み合わせてマナ加速できます。
サーチという性質上、本当にいろいろな使い方が想像できるので、ぜひさまざまなデッキで使ってみてください。
◆第32期モダン神:松島 直人
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
正直のところ、かなりカードパワーの高いセットだなと感じました。「ローウィン」の名前の通り、同族シナジーを彷彿とさせるカードが多く、なかでもフェアリーやエレメンタルなど、最近モダンでは強化の薄かった同族にもフィーチャーされてるのが良いですね。
また、キーワード能力にも目を惹かれるものが多く、特に「想起」などは正直見るだけでトラウマものなのですが、今回のセットでどのように強化が入るのか、非常に楽しみです。
個人的にはエレメンタルに注目しており、《発現する浅瀬》が再び日の目を浴びるのではないかと期待しています。
『ローウィンの昏明』モダン注目カードトップ3!
3位:《エレンドラ谷の守護者》
《エレンドラ谷の大魔導師》を彷彿とさせるカードです。元のカードよりも1マナ軽くなって瞬速がつき、起動が2マナになって、一度だけのカウンターとなります。
正直今のモダンでは力負けしてるカードだと思いますが、このカードは私が愛用しているグリクシス眼魔が待ち望んでいたカウンターできる3マナ生物なのです。
グリクシス眼魔はコンボデッキ全般を不利としているのですが、このカードはカウンターを内包しているだけでなく《発掘》で釣ることができ、さらに《頑強》で釣った場合、カウンターを2回吐くことができるなど、とてもシナジーのあるカードになります。
コンボ対策にサイドに数枚入る程度だとは思いますが、個人的には今回のパックで一番嬉しいかも。
2位:《幽愁》
今回の「想起」サイクルすべてに言えますが、踏み倒しても機能しないようになっているため、基本的には軽いスペル兼レンジが遅いときに素出しという設計になっています。
これらの要素を最大限に活かせるデッキといえば、間違いなくリビングエンドでしょう。特に《幽愁》はルーティングとして機能しながら置物にも触れるうえ、《緻密》などピッチ呪文の種になりやすい点がデッキにとてもマッチしています。
墓地対策だけでなく、《苛立たしいガラクタ》や《記憶への放逐》など厳しいカードは多いですが、復権を期待しています。
1位:《月影》
フェッチと《ミシュラのガラクタ》が使えるモダンとしては、こいつを挙げざるを得ないです。
最も活躍するのはホロウワンでしょう。《ミシュラのガラクタ》や《通りの悪霊》などで0マナで育てることができるうえに手札交換カードも多く、今までの《ネザーゴイフ》だった枠がこのカードに入れ替わってもおかしくないです。《虚空の力線》や《安らかなる眠り》といった墓地対策が流行ってない今は基本的に妨害されませんしね。
◆第31期レガシー神:酒井 達也
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
『ローウィンの昏明』は、ローウィンらしい同族テーマが前面に出たセットで、マーフォークやゴブリンなど、レガシーでもおなじみのクリーチャーが数多く収録されています。
インカーネーション・サイクルの追加もあり、軽くて仕事をするカードが多く、レガシー目線でも試してみたくなるカードがそろっている印象です。かつて《悲嘆》を使ったデッキを使っていましたが、《欺瞞》がその代わりになるのか、期待しています……。
また「スペシャルゲスト」では、レガシーのサイドボードでお馴染みの《フェアリーの忌み者》が再録されています。木版画スタイルの最高なアートを使えるのでこちらも嬉しいですね!
『ローウィンの昏明』レガシー注目カードトップ3!
3位:《呪詛の壊し屋》
自身が打ち消されず、呪文を打ち消されない能力を持つゴブリン。最近この手のカードが増えている気がしますが、なかでも強力な1枚ですね。
スニーク・ショーなどの赤入りコンボはもちろん、ボロスエネルギーのようなアグロ寄りのデッキでも、妨害されにくいクロックとして期待できます。サイド・メインどちらでも検討できる、嫌な1枚ですね。
2位:《豊かな在郷》
ありそうでなかった、無色マナの出る《古代の聖塔》が登場しました!
これまで赤マナを捻出するために採用されていた《閑静な中庭》と自然に入れ替えられるのが強く、同族に縛られず《舷側砲の砲撃手》のような強力な赤いクリーチャーを採用しやすくなります。
起動型能力は重めですが、トークンを出せるおかげでマナフラッド受けにもなり、長期戦でも腐りにくいのが嬉しいところ。レガシーの同族デッキでは、今後もずっと候補に残り続ける土地だと思います。
1位:《並外れた語り部》
1位はこのカード!『第29回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権』優勝のドゥプラ選手をモチーフにしたプレイヤー・スポットライト・カードです。
場に出たときに手札と引き換えにクリーチャーを何でもサーチ可能であり、レガシーでは《魔の魅惑》との実質2枚コンボを形成します(手札を消費しつつ《大クラゲ》《洞窟のハーピー》《悪意の大梟》のキャントリップ生物を順にサーチ)。
また、パーマネントをアンタップする能力は、《ガイアの揺籃の地》や《一つの指輪》などを再び使用することで、大量のマナを生成したり、大量のカードを引いたりと無限に悪い組み合わせが考えられますね。ほかのフォーマットでも見かけるカードになりそうなので、早めに押さえておきたい1枚です!
◆第29期ヴィンテージ神:横川 裕太
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
今回の次元は「ローウィン/シャドウムーア」。調べたところ20年弱前のセットらしいですが、知っているカードがかなり多く、MTGというゲームがいかに長い歴史を持つかを改めて思い知らされましたね。
さて、そのローウィン、同族をフィーチャーしたセットということで、クリーチャーに関係したカードの多いセットとなっています。『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』もそうでしたが、ヴィンテージにおいてクリーチャーはかなり不遇なカードタイプなので、クリーチャーにフォーカスしたセットは影響を与えづらいですが、今回はどうでしょうか?早速見ていきましょう。
『ローウィンの昏明』ヴィンテージ注目カードトップ3!
3位:《湖棲馬》
ディミーアルールス最大の敵、《ワームとぐろエンジン》(諸説あり)。除去で対処しづらく、そもそも《ワームとぐろエンジン》が入っているようなデッキに除去はなるべく入れたくありませんが、ついに適任が現れました。
なんと《ワームとぐろエンジン》を事実上2ターンも無力化することができ 、その間にゲームを終わらせられるボディを持ちながら、暇ならドローにも変換可能です。
しかも、《夢の巣のルールス》の「相棒」条件内である2マナ!
とりあえず1枚は買ってみようかなと思います。憎き《ワームとぐろエンジン》村をこれで粉砕しましょう!(できるとは言っていない)
2位:《経時的浄化》
「召集」というメカニズムは常に壊れる可能性を秘めた能力だと思っていますが、今回1番可能性を感じたのがこの《経時的浄化》です。
青いクリーチャーは出るけど、マナは用意できなくて盤面に触りたいドレッジあたりに入る可能性はありそうです。0マナで唱えられて手札消費1枚、盤面のなんでも触れる青いカードということで、過去のカードとの差別化もできているように思えます。
理屈上、《虚空の力線》には対処できないので怪しさはありますが……注目の1枚です。
1位:《呪詛の壊し屋》
過去にも似たようなカードは何度か刷られてきましたが、本体が打ち消されず、追加のマナもかからず、色拘束もゆるく、さらにおまけで「護法」がついてきます。同次元の『シャドウムーア』生まれである《難問の鎮め屋》も泣いていることでしょう。
当然赤いコンボデッキで使いたいところですが、とりあえずナチュラルに色があっているブリーチコンボはもちろん、あまりに妨害耐性が高いので、これだけのために赤を足すコンボデッキが出てきてもおかしくないでしょう。
青いデッキはしばらく《水流破》が手放せなくなるかもしれませんね。個人的には勘弁してほしいものです。
◆第12期パウパー神:石渡 飛雄馬
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
みなさん、こんにちは!新セット『ローウィンの昏明』のコモンレビューの時間です。2026年もよろしくお願いいたします。
今回のセットはほぼ20年振りの「ローウィン」次元メインということで、マジックの歴史を感じますね。私も20年前ですと、まだまだマジックに触れていないころですので、リアルタイムでこの世界を感じられてうれしく思います。
『ローウィンの昏明』パウパー注目カードトップ3!
3位:《砂利エラの悪漢》
ほかの自軍のクリーチャーをタップすれば、自身がブロックされなくなるクリーチャー。
青いカードですが、パウパーの白いデッキで長らく現役の《戦隊の鷹》を擁する白青系デッキでは面白そうです。また《バジリスク門》で大きくパンプできるゲートデッキ、またワンショットキルもできる《裏返し》コンボでも追加の攻撃要員になれるかもしれません。
ブロックされないといえば、おなじみの「忍術」とも相性がよく、青系のフェアリーデッキでも一考できるかもしれません。除去耐性や絆魂はありませんが、警戒1/3というスタッツは赤系デッキにとってはなかなか厄介な存在ですよね。
2位:《怒れる炎術士》
4マナ以上の呪文を唱えると対戦相手に2点ダメージを与えてくれる、《どぶ潜み》に近い能力を持つカードです。「予顕」「計画」といった分割払い系の代替コストや、条件を一気に複数回満たす可能性のある「続唱」と相性抜群ですね。
赤緑のランプ系デッキでは2ターン目に3マナを出すことは容易なので、《怒れる炎術士》から《のたうつ蛹》で盤面は万全。《復讐する狩人》で獲得できるイニシアチブを含めたバーン戦術も取りやすいでしょう。
最近サイドボードとして流行の《棘林の聖騎士》、クリーチャーにおまけ1ドローを持つ《サルーフの群友》や格闘除去の《スケムファーのための闘争》、手札循環できる《大勝ち》などを詰め込むと面白そうです。
1位:《燃え盛る好奇心》
次のターン終了時までプレイできる衝動的ドロー。《嵐の捕縛》で生成した大型クリーチャーを叩き込むルビーストームに新規加入できそうです。
現在使われている《不可能の一瞥》は、「そのターン終了時まで」なのでこちらはより長く使え、コスト軽減能力を持つクリーチャーのうち《ゴブリンの壊乱術士》《蜘蛛の顕現》は「枯朽」コストにそれぞれ2回充てられるため無駄なく使えそうです。
「履修」カードの《授業初日》を使うこのデッキは、《水の技の修行》《金属の技の原点》などの『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で登場した新しい「講義」カードをシルバーバレットできる今熱いデッキなので、コンボデッキが好きな方にはぜひ一度試していただきたいです!
「フェアリー」「ゴブリン」「エルフ」といったローウィンらしい種族は、パウパーでも多数活躍していますし、新規メカニズムの「枯朽」は「不死」との相性がよく、再録メカニズムの「想起」は《儚い存在》《一瞬の瞬き》と抜群の相性。今回挙げたカード以外でも、新たな発明を期待せずにはいられません。
◆第13期統率者神:髙橋 龍司
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
「ローウィン」の再来とのことですが、《食物連鎖》と相性の良い「想起」持ちクリーチャー、《ガイアの揺籃の地》を彷彿とさせるクリーチャーや、それと相性が良さそうなクリーチャー……最近なにかと話題な”セミブルー”で使われそうなカードが多いですね。
- 2025/08/15
- セミブルーってなに?データで見る第12期統率者神決定戦!
- えんぞー
個人的には「多相」持ち(リスや忍者や海賊)に期待していましたが、競技統率者戦(cEDH)的にはそちらは少しひかえめでした……。
『ローウィンの昏明』統率者戦注目カードトップ3!
3位:《小村の心、ブリジッド》
裏返ると《ガイアの揺籃の地》さながらの能力を持ったクリーチャーです。
緑や黒、赤のマナ加速は結構あるのですが、競技統率者戦でプレイアブルな白マナを大量に出せるカードは《セラの聖域》《野生の心、セルヴァラ》《ニクスの祭殿、ニクソス》くらいしかないので、珍しいように思います。
《夢の円環のドルイド》と比較すると、こちらはタフネスが2あるので《オークの弓使い》で即死しなくなったのと、伝説なので統率者に指定できるようになったのが注目です。
5マナ以上マナを出せるなら、《威圧の杖》1枚で無限マナ・無限ドローが成立するのでブラケット4↑でも割とやれるかも……?私の相棒である《艦長シッセイ》でサーチできるのが熱いです!!
2位:《並外れた語り部》
クリーチャーサーチにアンタップ能力までついていて、コストパフォーマンスに優れています。《ガイアの揺籃の地》や《一つの指輪》を多用するデッキや、タップ能力持ちの統率者においては素晴らしい相方を手に入れたといえるでしょう。
しかし、サーチをするために手札を1枚捨てないといけないのは軽いコストではなく、緑にはほかにも優秀なクリーチャーサーチが多いため、アンタップ能力を上手く使えないデッキでは別のカードが優先されそうです。
クリーチャーを軽く唱えられ、これ1枚からコンボに繋げられる《精霊の魂、アニマー》や、《祝福されたエミエル》《守護フェリダー》で使い回すことのできるデッキでの採用が見込まれます。
1位:《呪詛の壊し屋》
《難問の鎮め屋》のリメイクのようなカードですが、こちらは追加のマナが掛からない点と、緑が入ってない統率者でも採用できるようになった点が注目ポイントです。
コンボが多用される統率者戦では「打ち消されない」の文言は非常に重く、ここ最近青が強い環境であったのを打ち破ってくれる可能性に期待が持てます。
残念ながら「護法」はほぼ機能していないのですが、除去の上から打ち消されない《むかつき》や《風に運ばれて》でコンボに繋げるシチュエーションも十分考えられます。
《ロフガフフの息子、ログラクフ》+黒のターボ《むかつき》デッキや赤のストームデッキでの採用が見込まれます。私が愛用している《織り手のティムナ》+《ルーデヴィックの名作、クラム》でも採用を検討しております。
◆第25期リミテッド神:鈴木 勇樹
『ローウィンの昏明』カードセット全体の印象
みなさん、こんにちは!リミテッド神の鈴木です!
『ローウィンの昏明』は主要5アーキタイプ以外の隠れアーキタイプの存在や、多様なキーワード能力、各種カード間のギミックも多くやや複雑な印象を受けました。
ただ、複雑ということはやり込みがいがあるということでもあるので、みんなで解明しながら楽しんでいきましょう!
『ローウィンの昏明』リミテッド注目カードトップ3!
3位:《偉大なる森ドルイド》
俺たちの《ユートピアの木》が強くなって帰ってきた!!!圧倒的爆強化された《ユートピアの木》です。タフネス4!震えます!
緑マナオンリーじゃなくて、ちゃんと好きな色マナが出るのがいいですね。序盤を支えつつ後半の強いカードに繋げてくれます。エルフだったら完璧だったんですが、流石そこまでは無理だったようです。残念。
リミテッド、特にシールドはレア使ってなんぼですからね。ドルイド君でレア満載のやんちゃ(ヤムチャ)デッキ爆誕☆させていきましょう!
2位:《変わり身の道探し》
『ローウィンの昏明』ではコモンに2色土地が収録されていません。一応、基本土地をサーチする《進化する未開地》はありますが、コモンに2色土地がないというのは、デッキを作るうえで結構大きな制約となります。
リミテッドは構築と違いマナベースが弱いです。いかに強力なカードもマナがそろわなければ紙束同然。《変わり身の道探し》は、そんな『ローウィンの昏明』リミテッドのマナ事情を緩和してくれる1枚となっています。ゲーム展開がやや遅く、レアや除去をタッチで使うシールド戦でより輝くカードです。
「多相」ですべてのクリーチャー・タイプを持つというのも見逃せない重要な要素で、各種族のボーナスを受けたり追加コストの「後見」に充てたりすることができます。
ドラフトではこのカード(+色マナ関連のカードをいくつか)をピックしておくことで、流れてきた色のあっていない強力なカードもキャッチしやすくなります。紙のドラフトでは、ほかの人に使われたくない強力なカードが来た局面でも、カットしつつ自分のデッキに採用することで、手番を損することなく自分のデッキを強化することができます。ピック後半の受けが広がるので、なるべく序盤のピックで押さえておきたい1枚です。
どの色でも採用できて、初手のキープ基準になり、デッキ内のほかのカードともくっつきが優秀。単体で勝てる!みたいなカードではありませんが、デッキをデッキとして機能させるための潤滑油のようなクリーチャーです。不満もなし。とても重要な1枚です!
1位:《餌あさりの枝細工口》
戦場に出たときに「諜報1」、そしてマナフィルター能力及び自身の色変更能力を持ちます。
諜報は序盤であれば土地を探しにいったり、空きそうなターンのアクションを探しにいったりすることができます。後半は単純にデッキトップから土地を弾いたり、局面に応じて必要なカードを探しに行ったりできるので、終盤に引いてもそこまで悪くないです。
マナフィルター能力。これは色事故を緩和してくれます。リミテッドでよくある「1色出なくてカードをプレイできずに負け」といった悲しい事態を回避できます。このカードがあると、ダブルシンボルのカードなんかも安定してプレイできるようになりますね。
色変更能力は《光撃獣》などの「色彩」クリーチャーの価値を底上げしてくれます。2体いれば2色分色彩カウントを増やせるので、そういったデッキであれば重ねて引いても価値が下がりにくいです。
2マナ域はリミテッドにおいて最も重要なマナ域です。先手であっても後手であっても、基本的に2マナ域をパスすると、その後のゲーム展開は厳しくなりがちです。2マナで能動的にプレイできるカードかつ、以降のターンの動きを滑らかにし、後半も色彩能力によって盤面に作用できるこのカードは、かなりのいぶし銀的カードです。
あと、土地2枚・スペル5枚みたいな手札でよくマリガンに悩む(もしくは即マリガンする)と思うんですが、このカードと土地が2枚あれば割と多くの初手をキープできるようになると思います。マリガンするとやっぱり苦しくなっちゃいますからね。ハッピー7枚キープ!していきましょう!
新環境を楽しもう!
「神」ならではの柔軟な発想と鋭い着眼点から、各フォーマットの『ローウィンの昏明』の注目カードをレビューしてもらいました!
目を引くような強いカードが多く、どんなデッキを組むか考えるのが楽しいですね!彼らの意見を参考に新たな戦力とともに新環境へと踏み出しましょう!
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