2026年5月18日 禁止制限告知
2026年5月18日、パイオニア・モダン・レガシー・パウパーおよびヒストリックで禁止制限告知が行われました。
ここでは、禁止および解禁された各カードについて紹介していきます。
【スタンダード】
変更なし【パイオニア】
《コーリ鋼の短刀》禁止【モダン】
《火の怒りのタイタン、フレージ》禁止
《睡蓮の原野》禁止【レガシー】
《地底街の密告人》禁止【ヴィンテージ】
変更なし【パウパー】
《眷者の装飾品》解禁
パイオニア
《コーリ鋼の短刀》禁止
パイオニアは複雑な状況に置かれています。広い視点で見ればメタゲームは多様性に富んでおり、戦略の広がり方も良好です。
(中略)
しかし現在のパイオニアには多様なプレイパターンがあるにも関わらず、競技の舞台における多様性はこの数か月にわたって徐々に狭まっています。
《コーリ鋼の短刀》は登場以来パイオニアのイゼット系デッキの多くに採用され、その強さを示してきました。
各ターン2つ目の呪文を唱えると「果敢」持ちのモンク・クリーチャー・トークンを生み出す《コーリ鋼の短刀》は、呪文を連打するイゼット系デッキとは相性バツグンです。
さらに『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で《ばあば》《ブーメランの基礎》といった「講義」パッケージや『ストリクスヘイヴンの秘密』で《没頭》というアドバンテージ源を手に入れたことにより大幅に強化されました。
イゼット系デッキが息切れすることなく脅威となるクリーチャーを供給し続けることで、ゲームレンジは短くなり、速度の遅いデッキは苦しい立場に追いやられます。
禁止制限告知によると、パイオニアのメタゲームは多様性が保たれているように見えるものの、特に競技シーンではイゼット系デッキがシェアを伸ばしており、健全なメタゲーム形成のために今回禁止に踏み切ったと明かしています。
今回の禁止改定によってパイオニアのメタゲームにはどのような変化が訪れるのでしょうか。
2026年8月29日に晴れる屋トーナメントセンター東京で開催予定の『Summer Sun’s Zenith』で、どんなデッキが勝ち上がってくるのかワクワクが止まりません!
モダン
《火の怒りのタイタン、フレージ》禁止
ここ数年にわたり、「ボロス・エネルギー」は使用者数上位3デッキの一角を占めており、安定した成績を残し続けています。
(中略)
私たちは、その要因の一部に《火の怒りのタイタン、フレージ》と《栄光の闘技場》のコンボがあると考えています。
(中略)
デッキ内の別の部分に手を入れるのではなくこの組み合わせからカードを取り除くと判断したのは、これが完全に「エネルギー」デッキに限られた話ではないからです。アグロ・デッキやミッドレンジ・デッキのほとんどがこのコンボを取り入れ、そうでないデッキはメタゲーム上から姿を消していくのを私たちは目の当たりにしてきました。
公式の告知内容にある通り、《火の怒りのタイタン、フレージ》と《栄光の闘技場》のコンボは強力すぎました。
「ボロスエネルギー」に「ジェスカイブリンク」、赤しか出ない土地を採用するのが苦しいはずの「ドメインズー」どころか、クリーチャーがほぼいない「多色コントロール」にまで採用されるケースも。
禁止直前のメタゲーム上位6つのデッキのうち、このコンボ入りのデッキが4つもあります。
その採用率と強力さから、禁止の手が入ることになりました。
《栄光の闘技場》が《ドラコの末裔》や《量子の謎かけ屋》のようなカードと生み出すシナジーは魅力的だと私たちは考えており、それが《火の怒りのタイタン、フレージ》の方を禁止する決め手となりました。
2枚の組み合わせのうち、《栄光の闘技場》は今後も使用可能です。
《火の怒りのタイタン、フレージ》との組み合わせは攻撃誘発の能力とシナジーしすぎていましたが、今後は大型クリーチャーを速攻で走らせるために使用することになりそうです。
《睡蓮の原野》禁止
「アミュレット・タイタン」はここ1年半ほどかなりの成功を収め続けており、その大半がテーブルトップでの活躍に集中しています。
(中略)
しかしその段階へ至るには極めて複雑な手順を踏む必要があり、さらに深刻なことにゲームが必ず決着するわけではなく、トーナメントの運営に悪夢を見せることになり得ます。
(中略)
仮にトーナメント管理上の問題に目をつぶるとしても、《睡蓮の原野》は「アミュレット・タイタン」デッキに莫大な力をもたらしています。モダンで唯一、他のカードを絡ませる必要なくタップで3マナを生み出すこのカードの存在により、通常よりも少ないリソースでコンボを始動できます。これが《風景の変容》や《精力の護符》を用いるプレイパターンにおける肝なのです。
モダンの「アミュレットタイタン」をご存じない方は、この文章を読んでもピンとこないかもしれません。
細かいことを抜きにすれば、上記の4枚が戦場か墓地に揃えば勝つコンボデッキです。詳細な手順についてはピオトル選手の解説記事をどうぞ。
一見すると枚数が多くて揃いにくいように見えますが、ここはモダン。代用カードとサーチカードが大量に存在しており、再現性の高いコンボです。
そういったサーチカードや代用カードにはマナがかかるものですが、そのマナ問題をコンボパーツでもある《睡蓮の原野》が解決してしまうのです。
タップインかつ土地を2枚も生け贄に捧げるデメリットは、《精力の護符》と《事件現場の分析者》が逆にメリットに変換します。
これほどのキーパーツでありながら土地であるためサーチが容易です。
ところが、パーツがそろった段階では即勝ちではありません。そこから熟練のプレイヤーでも時間がかかる複雑な手順を踏み、基本でない土地以外を破壊・バウンスして「ほとんど勝ち」の盤面にするにとどまるのです。
しかも、このデッキのコンボは不確定のチェインコンボから動き出し、結果的に無限につながるパターンが数多くあります。
その対戦相手であることを想像してください。重要なトーナメントで負けているかどうかも分からない複雑なコンボが始まったとして、投了するでしょうか?
これが、告知内容にある『トーナメントの運営に悪夢を見せること』の一端です。コンボ中に疑問が出てジャッジを呼ぶこともあるでしょうから、時間の問題はもっと顕著でしょう。
こうして、《火の怒りのタイタン、フレージ》禁止後の環境に大きな影響を与えることと、トーナメント運営への悪影響を与える問題点があることを鑑みて、《睡蓮の原野》は禁止となりました。
今後の「アミュレットタイタン」は、以前の形に戻るでしょう。
禁止後でもさっそくModern Leagueで5-0しており、禁止後も「アミュレットタイタン」の強さは健在のようです。
《暴力的な突発》解禁
今回の改定では、解禁されたカードもあります。
なんと、2年前に禁止された《暴力的な突発》がモダンに帰ってくることになりました。
《暴力的な突発》は2年ほど前に、現在とまったく異なるモダン環境において禁止されました。当時は『モダンホライゾン3』がやってくる前の世界でした。
(中略)
それから時が経ち、《記憶への放逐》や《苛立たしいガラクタ》など「続唱」デッキに対する強烈な対策カードも登場しています。
(中略)
『ローウィンの昏明』で「死せる生」デッキに大きな活力が与えられたことは、コミュニティからもおおむね肯定的に受け入れられているようです。そこで、私たちはこのアーキタイプにもう少し目を向けてみようと思ったのです。
《暴力的な突発》といえば、「リビングエンド」でしょう。
強力な「待機」呪文である《死せる生》を「続唱」で踏み倒して大量のクリーチャーをリアニメイトするコンボデッキです。
チャンピオンズカッププレミアム予選 シーズン5 ラウンド1 inTC東京 成績:権利獲得
『ローウィンの昏明』で強化された「リビングエンド」は、《暴力的な突発》の解禁前でも強力なデッキです。
《並外れた語り部》によって、コンボパーツである《断片無き工作員》をサーチできるほか、《幽愁》《欺瞞》の「想起」によって序盤から干渉しながら墓地にクリーチャーをためることができるようになっています。
この「リビングエンド」が過去に《暴力的な突発》を使用していたときはティムールカラーでした。
《欺瞞》によるハンデスは魅力的ですので、今のスゥルタイカラーに色を増やすのか変えるのか難しいところです。
とはいえ、当時強すぎたために《暴力的な突発》が禁止されたわけで、解禁後にこれを使うのは間違いないでしょう。
なにせ、同じ3マナの《断片無き工作員》と違って、《暴力的な突発》はインスタントであることが強力なのです。
相手ターンのエンドフェイズに仕掛けられること自体も強力ですが、なんといっても《否定の力》の存在があります。
相手は《否定の力》を使えず、こちらが一方的に《否定の力》を使えるタイミングでのビッグアクションになるため、これを対処するのは難しいです。
メタゲーム上位ほどではないものの、禁止改定前でも強力であった「リビングエンド」が相手ターンに仕掛けるようになりました。
禁止改定後の環境でどこまでの存在感を示すのか、注目です。
2024年初頭に存在したバージョンの「ティムール・ライノ」のデッキパワーは、現在のモダンにおいては適切なパワーレベルに近づいていると私たちは考えています。
Modern Showcase Challenge – 2024/3/9 成績:4位
禁止改定の文中に出ているデッキ名「ティムールライノ」は、日本では「カスケードクラッシュ」と呼ばれるデッキです。
「カスケードクラッシュ」もまた、《暴力的な突発》を用いていました。
こちらも同じく《暴力的な突発》から、《衝撃の足音》を踏み倒して4/4のサイを2体出すミッドレンジプランのデッキです。
「リビングエンド」とは違って事前準備が要らないので、非常にお手軽な1枚コンボがこのデッキの強み。
このギミックを「ドメインズー」に取り入れた形もあります。
もともと重たい呪文を軽減によって軽く唱えるデッキのため、全体を3マナ以上で構成することも可能です。
最近の「ドメインズー」の主流であった《火の怒りのタイタン、フレージ》が禁止された枠に、解禁された《暴力的な突発》が交代で入ってくるかもしれません。
「ボロスエネルギー」に押されて活躍が難しかったミッドレンジデッキが、これをきっかけに大きく活躍することに期待です。
《梅澤の十手》解禁
モダンが公式フォーマットに制定された際に禁止カードリストには20枚ほどのカードが掲載され、そこに《梅澤の十手》の名もありました。
(中略)
私たちも、レガシーやキューブ・ドラフトのようなフォーマットでプレイヤーの皆さんが《梅澤の十手》を楽しそうにプレイする姿を見てきました。
(中略)
最終的な結論として、現在のモダンはパワーレベルの観点でも新しいプレイパターンの受け入れの広さの観点でも、《梅澤の十手》を取り込めるだけの強さを備えていると判断しました。
モダン当初から禁止カードであった《梅澤の十手》が、ついにモダンで使えるようになりました。
当時を知るプレイヤーや下環境で使用したことがあればご存じでしょうが、このカードを簡単に説明します。
1枚でクリーチャー戦を終わらせる装備品です。
「装備したクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび」という制限には、「プレイヤーに」とは書いておらず、しかも!誰にも装備していない状態でも能力起動はできてしまうのです!
1/1のトークンですら5/5、あるいは毎ターン-2/-2の修整をため込んでいく脅威となります。
無理に戦闘して倒してもカウンターは結局増えるため、クリーチャーでの対処は根本的に不可能なカードなのです。
今のモダンで使われるクリーチャーは低マナクリーチャーがほとんどで、-2/-2の修整もあればたいていのクリーチャーを倒すことができます。
実際に《梅澤の十手》が動き出せば、クリーチャーデッキにとって強烈な後押しになるとともに、壊滅レベルの脅威となるでしょう。
このカードの禁止解除により、プレイヤーの皆さんが戦闘を主体としたデッキを試し、ここ数年はモダンの中心から離れている《石鍛冶の神秘家》デッキに新たな息吹がもたらされることを私たちは願っています。
残る問題は、《梅澤の十手》を動かせるデッキはあるのか?というものです。
なにせモダン開始からの禁止カード、研究が進んでいないどころの話ではありません。
公式告知文で触れられている《石鍛冶の神秘家》でサーチするにしても、一体どんなデッキで採用したらいいのでしょう?
そこで、このカードをもっとも求めているデッキを発見しました。
Modern Challenge 64 -2025/12/26 2位
それは、「ハンマータイム」です!
とんでもない修整量をもたらす《巨像の鎚》の装備コストを《シガルダの助け》や《純鋼の聖騎士》によって踏み倒すこのデッキは、まっすぐなデッキであるがゆえに対処されると苦しいデッキでもあります。
装備コストの踏み倒しは一度きりのカードばかりで、仕掛けが失敗するとまた最初からパーツを探す必要があるデッキでした。
その補助として《コーリ鋼の短刀》をサブプランとしていましたが、除去を持たないこのデッキではブロッカーを前に止まってしまうことがあります。
そんなときこそ《梅澤の十手》の出番です!
《梅澤の十手》が求めているのは継続的な担ぎ手であり、実質的に速攻をもつトークンを何度も生成できる《コーリ鋼の短刀》は最高の相棒です!
《シガルダの助け》によって装備コストは踏み倒せますし、《石鍛冶の神秘家》《鋼打ちの贈り物》によって必要なシーンだけサーチするという使い方は、対クリーチャーデッキの性能が高い《梅澤の十手》にぴったり!
《梅澤の十手》の解禁によってかなり強化されるデッキタイプですので、期待が高まります。
ほかには、《ナカティルの最下層民、アジャニ》を用いるデッキでも強力でしょう。
《ゴブリンの砲撃》が入らない「オルゾフブリンク」などで猫・トークンを自壊させる手段として使えます。
そもそもが強力な装備品でもあり、猫・トークンに装備させて攻撃するだけで相手の顔がゆがんでしまうかもしれません。
なんと、禁止改定が出た当日にさっそくモダンリーグで試した方もいます!
「親和」デッキのサイドボードに、対クリーチャーデッキへの対処手段として採用したようです。
《ピナクルの特使》で生成したトークンに装備されては、たまったものではありませんね。
実際にどの程度の効果があるのか、使用感が気になります。
『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』や『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』でゲットしていた方は、特にチャンス!
レガシー級のパワーを、お気に入りのイラストで体感してみましょう!
レガシー
《地底街の密告人》禁止
『モダンホライゾン3』の発売により、レガシーには短期間に膨大なパワーが流れ込みました。中でも10年以上このフォーマットに存在し続けている「Oops, All Spells!」デッキほど大きな恩恵を受けたアーキタイプは他にないでしょう。
(中略)
このデッキはマジックのゲームシステムの範囲内でできることを愛をもって示し続けてきました。このような戦略が存在すること自体が斬新なのです。しかしこのデッキがレガシーの定番になるほど強力になれば、その新鮮さはあっという間に色あせてしまいます。
2026年5月18日の禁止制限告知にて《地底街の密告人》がレガシーで禁止カードに指定されました。
《地底街の密告人》は3マナのクリーチャーで、1マナとクリーチャー1体を生け贄に捧げることで、対象のプレイヤーのライブラリーを土地カードが公開されるまでカードを公開し、墓地に置く起動型能力を持っています。
一見すると大したことのないクリーチャーですが、レガシーにおいては《欄干のスパイ》とともに超高速コンボデッキThe Spyの一翼を担っていました。
The Spyは様々なデッキが存在するレガシー環境においても特異なデッキであり、両面カードを除き、土地カードが1枚も採用されていません。
《欄干のスパイ》と《地底街の密告人》の2種8枚のクリーチャーを《暗黒の儀式》などのマナ加速から早期に戦場へ送り出し、能力を誘発・起動させることで自身のライブラリーをすべて切削し、墓地に落ちた《ナルコメーバ》を誘発させるなどして、最終的には《戦慄の復活》をフラッシュバックで唱え、墓地の《タッサの神託者》をリアニメイトし勝利を目指します。
その速度は凄まじいものがあり、先攻1ターン目に勝負が決することも少なくありません。
メインボードに《意志の力》のような妨害を持たないデッキにとっては、まさに悪夢と言えるでしょう。
公式もこの速さについては禁止制限告知内で
「1ターン目にゲームが決着する確率はフラストレーションを生むほど高く、『エターナル・フォーマットではもう片方のプレイヤーがプレイする前にゲームが決着してしまう』という好ましくない固定概念を助長しています」
と記しています。
サイドボード後の墓地対策には弱いものの、《ゴブリンの放火砲》をサイドインすることで墓地を経由することなく、別ルートのコンボを決めることも可能です。
今回の禁止制限告知で、スパイBとも呼ばれる《地底街の密告人》が禁止になり弱体化が予想されますが《欄干のスパイ》は健在のためコンボが不能になったわけではありません。
さらに、9枚目のスパイとしても採用実績のある《証拠隠滅》が早くも注目を集めており、今後の変遷から目が離せません。
また、公式は、最近になり大きな活躍を見せているトロンについても、「勝率とメタゲーム上のシェアをさらに伸ばし続けるなら、レガシーの健全さを維持するための選択肢を検討する」と言及しています。
5月末の『マジック・スポットライト:シークレッツ』でレガシー選手権の開催が予定されるなか、レガシーはどのような変化を見せるでしょうか?要注目です!
パウパー
《眷者の装飾品》解禁
全体的に見て、私たちは現在のパウパーに心から満足している。完璧なフォーマットというものはなく、パウパーのようなエターナル・フォーマットでは一部のデッキが上位を占めるのもよくあることだけれど、現在のパウパーは実に多様性に富んでいて楽しそうだ。
(中略)
では、今回の変更はなぜ行われるのだろう? それには2つの理由がある。
1つは比較的安定している時期こそ禁止解除を試すのに適していること。環境を探検し尽くしたプレイヤーたちに新たな挑戦の機会を提供でき、その結果に関する有益なデータも得られるだろう。
そして私としてはこちらの方が大きいと考える2つ目の理由は、パウパーに欠けているものがあるとすれば、それは遅めのコントロール・デッキであることだ。
「遅めのコントロール・デッキが欠けている」という視点でパウパーの上位メタデッキを見てみると、現在の上位デッキにはその姿がありません。
「テラー」系のデッキ、「バーン」系デッキ、「親和」、ほかのデッキも基本的には速いデッキが多く、「ジャンド」が遅めのデッキに位置している程度です。
《眷者の装飾品》は、《のたうつ蛹》と同じような位置づけの解禁であると思われます。
2025年3月31日の説明文から、《のたうつ蛹》のカードパワーは基準を逸脱しているものの、ミッドレンジが不足していることを理由に禁止する計画はない、としていました。
《眷者の装飾品》は、継続的にアドバンテージを稼ぐことが難しいパウパーにおいて最高のアドバンテージ源と言えます。
そのため「トロン」が強すぎた時期に禁止されました。基準を逸脱するカードパワーであることは疑いようがありません。
ですが、このたび解禁となりました。《のたうつ蛹》と同じく、メタゲーム上位のデッキタイプを成立させるための解禁といってよいでしょう。
つまり、このデッキの活躍はある意味で確約されているともいえます。
もともと強力なアーキタイプであり、コントロールがメタゲームの一角に戻ってくるでしょう。
問題はどこまで行ってしまうのか。その一点に尽きます。
今回の試験的禁止解除では1つ、前回と異なることをやってみようと思う。評決のときを明確に決めるんだ。《眷者の装飾品》は《満潮》のようなことにはならないと私は考えているけれど、《満潮》のときは最終的な判断が先送りにされたことで、一部のプレイヤーは宙ぶらりんの状態に置かれることになった。同じことはもう繰り返したくない。だから期限を決めよう。私たちは、8月10日の禁止制限告知で最終的な判断を下すつもりだ。
この解禁後、8月10日の禁止制限告知で最終的に判断されることが前もって発表されています。
《眷者の装飾品》は適正な範囲でとどまるのか、行き過ぎてしまうのか。
環境を動かす意欲的な解禁によってこれからのパウパーがどうなるのか、楽しみです!

































































