By Kazuki Watanabe
マジック:ザ・ギャザリングの世界は、日々変化している。
昨日のシークレットテクも、今日には当たり前のものとなり、明日には時代遅れとなりかねない。大会の結果は即座に公開され、デッキリストを始めとする数多の情報が世界中に拡散し、人々の目に届けられる。地球の裏側の情報であろうと、ほぼリアルタイムで。
そう、今まさに、アメリカ・アルバカーキからの情報が、読者諸賢の目に届けられているように。
プロツアー『イクサラン』、開幕。
新セット『イクサラン』の発売から早一ヶ月。アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキで、新たな戦いの幕が開く!
プロツアーに出場できるのはレベルプロ、殿堂プレイヤー、地域予選やMagic Onlineの予選を突破したプレイヤーなどごくわずかだ。限られたプレイヤーによって、新環境の全貌が明らかにされる戦いである。
環境、という意味では、今回のプロツアー『イクサラン』は大きな変化があった。
- 2017/07/30
- プロツアー『破滅の刻』 現地レポート
- 晴れる屋メディアチーム
前回のプロツアー『破滅の刻』のように、これまでのプロツアーは新セット発売の二週間後に開催されていた。ところが今回は、先述のとおり、『イクサラン』の発売から早くも一ヶ月が経過している。その間にグランプリ、SCG、そして世界選手権2017も開催された。
新セットが発売されると、トッププロたちによって、恐るべき速度で環境が解明されていく。その期間が従来よりも長い、ということは、環境の解明が進行した状態でトップレベルの戦いが繰り広げられるわけである。
さて、そのトップレベルの戦いに22名のHareruya Prosと、19名のHareruya Hopesが出場する。
- 参加するHareruya Pros
- マーティン・ミュラー
- クリスティアン・カルカノ
- ハビエル・ドミンゲス
- カルロス・ロマオ
- ルーカス・エスペル・ベルサウド
- マルシオ・カルバーリョ
- ティアゴ・サポーリト
- 齋藤 友晴
- 原根 健太
- ジェレミー・デザーニ
- ペトル・ソフーレク
- オリヴァー・ポラック=ロットマン
- ピエール・ダジョン
- 中村 修平
- 熊谷 陸
- グジェゴジュ・コヴァルスキ
- マルク・トビアシュ
- ルイス・サルヴァット
- セバスティアン・ポッツォ
- 津村 健志
- 高橋 優太
- 井川 良彦
- 参加するHareruya Hopes
- 木原 惇希
- 佐藤 レイ
- Anthony Lee
- Pascal Vieren
- Louis-Samuel Deltour
- Panagiotis papadopoulos
- Prodromos Matsoukas
- Matteo moure
- Bart van Etten
- Dean McLaren
- Evan Petre
- Jacob Nagro
- Patricio Roman Escaffi
- Joe Soh
- Marco Cammilluzzi
- Peter Vieren
また、新シーズンを迎えたチームシリーズの面でも目が離せない。彼ら個々人の活躍はもちろん、どのチームが幸先の良いスタートを切るのかも注目だ。
- 2017/10/07
- マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2017 現地レポート
- 晴れる屋メディアチーム
幸運なことに、先月ボストンで開催された世界選手権2017に引き続き、今回も現地取材の機会を得た。
新たな環境で繰り広げられる熱戦。世界から集ったトッププレイヤーたちの勇姿。そして、彼らの思考や感覚が込められた言葉。
限られた時間ではあるが、一つでも多くをお届けしていきたい。
最後までお付き合いいただければ幸いである。
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