By Atsushi Ito
テネシー州の州都・ナッシュビルは「カントリー・ミュージックの中心地」として知られる。
メインストリートとなるブロードウェイの左右には、「ホンキートンク」という、店内でカントリー・ミュージックを演奏しているバーが立ち並ぶ。
どの店のドアも好きに入ってこいと言わんばかりに開け放たれ、通りを歩いているだけでも様々な音と歌声が身体に飛び込んでくる。
そんなブロードウェイから通りを一つ移り、観光名所としても知られる「カントリー・ミュージック殿堂博物館」のすぐ隣にあるのが、「ミュージック・シティ・センター」だ。
そう、今回のプロツアー『アモンケット』の会場である。
プロツアー『アモンケット』は、2016-2017シーズンの3つ目のプロツアーだ。シーズンは7月末に京都で開催されるプロツアー『破滅の刻』で終わりとなるため、このプロツアーを終えればシーズンは4分の3を過ぎた状態となる。
プロプレイヤー各人には、シーズンごとの目標がある。シルバー・レベル、ゴールド・レベル、プラチナ・レベル……それぞれ20点、35点、52点。シーズンで獲得したプロポイントの量でプロプレイヤーとしてのランクが決まる。※詳細はこちら
とはいえシーズンも4分の3をまわれば、自ずと限界は見えてくる。成績が振るわなければ、妥協して目標を下方修正せざるをえなくなったりするかもしれない。
また、前回のプロツアーから始動したチームシリーズもある。
したがって今回のプロツアー『アモンケット』は、多くのプロプレイヤーたちにとって分水嶺と言えるほど重要なものなのだ。
そしてそれはHareruya Pros・Hopesたちにとっても同じことだ。
参加プレイヤー | プロレベル | 備考 |
八十岡 翔太 | プラチナ | 殿堂 |
ルーカス・ブローン | プラチナ | |
高橋 優太 | プラチナ | |
マーティン・ミュラー | プラチナ | |
オリヴィエ・ポラック=ロットマン | プラチナ | |
ペトル・ソフーレク | プラチナ | |
中村 修平 | ゴールド | 殿堂 |
齋藤 友晴 | ゴールド | |
ピエール・ダジョン | ゴールド | |
ジェレミー・デザーニ | ゴールド | |
マイケル・ボンデ | ゴールド | |
津村 健志 | シルバー | 殿堂 |
熊谷 陸 | シルバー | |
原根 健太 | ||
金川 俊哉 | ||
大木 樹彦 |
はたしてこのプロツアーで彼らは、自らに課した目標を達成することができるのか?
さらにはプロツアー3日目、栄光のフィーチャーマッチエリアに座ることができるのだろうか?
その答えは神のみぞ知る。「試練/Trial」に臨む彼らの戦いぶりに注目だ。
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