■ サンプルリスト
1 《沼》 4 《空僻地》 4 《ラノワールの荒原》 2 《燃え柳の木立ち》 2 《黒割れの崖》 2 《アカデミーの廃墟》 2 《海門の残骸》 1 《幽霊街》 -土地 (18)- 1 《呪文滑り》 -クリーチャー (1)- |
4 《古きものの活性》 3 《コジレックの審問》 2 《思考囲い》 2 《外科的摘出》 1 《強迫》 1 《冥府の教示者》 1 《突然の衰微》 4 《オパールのモックス》 2 《ミシュラのガラクタ》 1 《溶接の壺》 4 《洞察のランタン》 4 《写本裁断機》 2 《グール呼びの鈴》 2 《伏魔殿のピュクシス》 2 《真髄の針》 1 《黄鉄の呪文爆弾》 4 《罠の橋》 1 《ボーラスの工作員、テゼレット》 -呪文 (41)- |
3 《神聖の力線》 2 《呪文滑り》 2 《真髄の針》 2 《紅蓮地獄》 1 《ガドック・ティーグ》 1 《溶接の壺》 1 《墓掘りの檻》 1 《自然の要求》 1 《古えの遺恨》 1 《突然の衰微》 -サイドボード (15)- |
■ 基本的な動き
このデッキは《洞察のランタン》と《写本裁断機》/《グール呼びの鈴》/《伏魔殿のピュクシス》を組み合わせ、対戦相手のドローを無駄カードに変え続けて最終的にはライブラリーアウトで勝利するロックデッキです。
一見ロックが成立するまでに長いターン数を擁するように見えるかもしれませんが、《洞察のランタン》、そして《写本裁断機》/《グール呼びの鈴》/《伏魔殿のピュクシス》のうち2~3枚が揃ってしまえば、そこから先は対戦相手に有効牌をほとんど引かせることなくライブラリーアウトまで追い込むことができます。
ただし、これだけでは将来的な脅威は抑え込めても、既に盤面に登場してしまったクリーチャーたちに抗う術がありません。そこでキーカードとなるのが、このデッキに含まれるもうひとつのロック手段である《罠の橋》です。
《罠の橋》は1枚で対戦相手の攻撃をほぼ全てシャットアウトしてくれます。メインボードでこれに対処できるカードは非常に限定的であり、仮に対処できるカードがあったとしても、前述の《洞察のランタン》と《写本裁断機》/《グール呼びの鈴》/《伏魔殿のピュクシス》ロックで事前に対応してしまえるという算段です。
《伏魔殿のピュクシス》のみ少し特殊な能力を持っていますが、カードを墓地に落とさずに「追放」する能力は、《引き裂かれし永劫、エムラクール》やサイドボード後の《古えの遺恨》対策として重宝します。
古のマジックでは《停滞》や《プロパガンダ》を使ったロックデッキが散見されましたが、近代マジックでこれほどまでにロックにこだわったデッキは非常に珍しいです。じわじわと対戦相手を締め上げていく感覚はこのデッキならではの醍醐味なので、珍しくて面白いデッキをお探しの方にぜひともお勧めしたいデッキです。
マリガンやプレイングなど他のデッキとは感覚が大きく異なるため、使いこなすまでには鍛錬が必要になりますが、達人の域まで達すれば【グランプリ優勝】すら不可能ではありません。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
《罠の橋》を軸に据えているため、勝ち手段をクリーチャーの攻撃に頼ったデッキ全般に強いです。また、《洞察のランタン》ロックに加えて手札破壊や《外科的摘出》があるので、複数枚のカードを必要とするコンボデッキなんかにも相性が良いです。
逆に相性が悪いデッキは、バーンやジャンドデッキが挙げられます。バーンはどこを切っても同じの所謂「金太郎飴デッキ」です。そのため、《洞察のランタン》ロックが成立したあとに全ての火力呪文をシャットアウトするのが非常に難しく、メインボード戦では苦戦を強いられます。
ジャンドはメインボードから《突然の衰微》、《コラガンの命令》、《大渦の脈動》と《罠の橋》に干渉できる手段が豊富で、サイドボード後にはそこにさらに《古えの遺恨》や《粉砕の嵐》といったクリティカルなカードが加わります。ただし、こちらはバーンデッキほど絶望的というわけではなく、早々に《洞察のランタン》ロックを決めてしまえば十分に勝機のあるマッチと言えるでしょう。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「ランタンコントロール」でデッキを検索】
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