■ サンプルリスト
1 《平地》 1 《森》 3 《寺院の庭》 1 《ドライアドの東屋》 4 《吹きさらしの荒野》 3 《樹木茂る山麓》 4 《剃刀境の茂み》 3 《地平線の梢》 -土地 (20)- 4 《ぬめるボーグル》 4 《林間隠れの斥候》 4 《コーの精霊の踊り手》 -クリーチャー (12)- |
4 《流刑への道》 4 《怨恨》 4 《天上の鎧》 4 《蜘蛛の陰影》 3 《ハイエナの陰影》 3 《グリフの加護》 4 《夜明けの宝冠》 2 《ひるまぬ勇気》 -呪文 (28)- |
4 《神聖の力線》 3 《安らかなる眠り》 2 《自然のままに》 2 《石のような静寂》 2 《抑制の場》 2 《歪める嘆き》 -サイドボード (15)- |
■ 基本的な動き
このデッキの主役は《ぬめるボーグル》、《林間隠れの斥候》という2種類の「呪禁」持ちクリーチャーです。
単体ではサイズの小さいちっぽけなクリーチャーに過ぎませんが、このデッキは大量の「オーラ」カードをもってして《ぬめるボーグル》たちを究極の生命体へと昇華させることができます。
これだけでも単体除去の効かない極悪非道なクリーチャーが完成しますが、このデッキを一段と厄介な存在にしているのが「族霊鎧」付きの「オーラ」です。
「オーラ」の付いているクリーチャーの代わりに犠牲になってくれるこれらのカードのおかげで、《神々の憤怒》や《神の怒り》といった全体除去呪文ですらこのデッキを止めるには十分ではありません。クリーチャーでありながら、単体除去も全体除去も受けつけない除去耐性こそがこのデッキの最大の魅力です。
そして、極めつけが《夜明けの宝冠》。
「他のオーラがつけられているクリーチャーにしか付けられない」という特殊な条件により、このデッキが登場するまでは日の目を浴びることのなかったカードですが、このデッキならばその力を遺憾なく発揮することができます。デメリットが設けられている分その効果は絶大で、ダメージレースという概念を崩壊させるほどのカードパワーを秘めています。
また、1マナの「呪禁」持ちのクリーチャーは《ぬめるボーグル》と《林間隠れの斥候》しかいないため、追加のクリーチャーとして《コーの精霊の踊り手》が採用されています。
《コーの精霊の踊り手》には除去耐性こそないものの、一度「オーラ」が付いてしまえばちょっとやそっとの火力呪文で死ぬことはありませんし、「オーラ」が大量に搭載されたこのデッキであれば決してドローが途切れることもありません。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
「呪禁」持ちの巨大なクリーチャーに《夜明けの宝冠》や《ひるまぬ勇気》を付けて殴る構造上、バーンや親和など攻撃的なデッキに強く、ジェスカイコントロールのように、「呪禁」クリーチャーに触りづらいデッキに対しても相性が良いです。
このデッキが苦手とするカードは、「呪禁」だろうと「族霊鎧」だろうと問答無用で葬り去る《ヴェールのリリアナ》です。そのため、《ヴェールのリリアナ》が4枚採用されているジャンドやアブザンなどに対しては、クリーチャーを複数体並べるなど可能な限り《ヴェールのリリアナ》を意識して動く必要があります。1枚だけ採用されることが多い《ドライアドの東屋》は、《ヴェールのリリアナ》対策といった意味合いが強いです。
また、対戦相手に干渉する手段が乏しい「オールイン」タイプのデッキなので、コンボデッキに対してメインボード戦は純粋な速度勝負を挑むしかありません。サイドボード後にこれは改善されるものの、全てのコンボデッキに対応することは難しいため、コンボデッキだらけの環境は「白緑オーラ」デッキにとって好ましいフィールドではありません。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「白緑オーラ」でデッキを検索】
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