■ サンプルリスト
※(2017/10/31追記) 《ゴルガリの墓トロール》は現在では禁止カードに指定されています。
■ 基本的な動き
数あるキーワード能力の中でも、「発掘/Dredge」は非常に危険な能力として認知されています。このデッキはそんな「発掘」能力を存分に生かした墓地活用デッキです。
これらのカードと《傲慢な新生子》や《信仰無き物あさり》、あるいは《燃え立つ調査》を組み合わせれば、驚くべき速度で墓地を肥やすことが可能となります。
そうして《ナルコメーバ》や《恐血鬼》にたどり着いてしまえば、連鎖的に《秘蔵の縫合体》も戦場に舞い戻り、あっという間に戦場をクリーチャーで埋め尽くすことができるという寸法です。
もしもそれだけでは戦線突破ができない場合には、2種類の「フラッシュバック」呪文が最後のダメ押しとなります。
このデッキは墓地を最大限に活用するアーキタイプということで、一般的なデッキと挙動が大きく異なるため、これまでに体験したことのないようなゲームが味わえます。2~3ターン目にクリーチャーを大量に展開でき (それも0マナで!) 、有無を言わさず殴り切る爽快感は一度知ったら病みつきになるに違いありません。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
フォーマットを問わず、「発掘」デッキの普遍的な長所としてメイン戦の勝率が異常なまでに高い点が挙げられます。何度でも蘇る不屈のクリーチャーと、対戦相手の何十倍もあろうかというリソースを擁する以上、メインボードから墓地対策や《神々の憤怒》のような特殊なカードが流行りでもしない限り、この優位が揺るぐことはありません。
やはり注意が必要なのはサイドボード後で、「発掘」デッキがどれくらい意識されているかどうか、墓地対策がどれくらい使用されているかがこのデッキにとっての生命線となります。
墓地対策以外での対策となると、《恐血鬼》、《秘蔵の縫合体》をまとめて処理されてしまう《神々の憤怒》が難敵です。
もしも対戦相手が《神々の憤怒》を使用している際には、《恐血鬼》をあえて戦場に戻さないなど多少はプレイングで工夫できますが、問題となるのは墓地対策と《神々の憤怒》を併用されてしまったときです。
この状況は対戦相手がどちらか片方を持っていないことにかけて「オールイン」するか、《思考囲い》のような手札破壊を活用するのが1番でしょう。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「発掘」でデッキを検索】
この記事内で掲載されたカード
Twitterでつぶやく
Facebookでシェアする