群雄割拠するモダンという環境。
明確にメタ上位とされるものはあるが、その実様々なアーキタイプが混在している。
つまりいい意味で何でもあり、それがモダンであり、そこがモダンの良さと感じる。
このWMCQにおいて現在6回戦を5-1という成績で、その何でもありを象徴するようなこだわり、独自性に溢れるアーキタイプ「白黒ミッドレンジ」で臨む小田 真さんにインタビューをさせていただきました。
--「今回、特徴的なアーキタイプをお使いですが、デッキ選択の経緯またはデッキ作成の経緯をお聞かせ願えますか?」
小田「まず《ファイレクシアの抹消者》を上手く使えるデッキを考えたのが始まりで、最初は黒信心を意識したアプローチから青をタッチしてアンタップすることで《ファイレクシアの抹消者》を攻防一体にしたりして調整を進めた結果この形になりました」
--「このデッキの強みといいますか、意識した部分はどういったところになるのでしょうか?」
小田「デッキコンセプトとしては、モダンを代表する除去として《稲妻》、《突然の衰微》などに強くを意識しました、強みとしては《前兆の壁》、《刃の接合者》と《修復の天使》とのシナジー、そして《ファイレクシアの抹消者》をブリンクすることによって攻防一体になり奇襲性がある部分です。」
--「メインボードに《コジレックの審問》、《思考囲い》が4枚づつ入っているのはミッドレンジとしては珍しいですがこの調整になった経緯はどういったものなのですか?」
小田「色的に《突然の衰微》や《大渦の脈動》が取れないので、メインでのエンチャントやアーティファクトが対象しづらいので手札の時点で対処することを意識してこういった調整になりました。」
--「最後に、サイドボードに《疑念の影》を取られてますがどういったデッキを意識して採用されたんですか?」
小田「あくまでフェアデッキなので、ウルザトロンや《風景の変容》コンボがつらいマッチアップになるので採用しました、青黒系のデッキなら読まれることもありますが白黒だとまず読まれないのも強みです(笑)」
--「ご協力いただきありがとうございました!」
小田「ありがとうございました!」
7 《沼》 1 《平地》 2 《神無き祭殿》 4 《湿地の干潟》 1 《血染めのぬかるみ》 1 《汚染された三角州》 1 《新緑の地下墓地》 4 《乱脈な気孔》 2 《静寂の神殿》 1 《悪臭の荒野》 -土地 (24)- 2 《前兆の壁》 4 《刃の接合者》 4 《ファイレクシアの抹消者》 4 《修復の天使》 -クリーチャー (14)- |
4 《コジレックの審問》 4 《思考囲い》 3 《流刑への道》 1 《胆汁病》 1 《夜の犠牲》 1 《盲信的迫害》 4 《未練ある魂》 1 《四肢切断》 1 《残忍な切断》 2 《ヴェールのリリアナ》 -呪文 (22)- |
4 《虚空の力線》 3 《大爆発の魔道士》 2 《石のような静寂》 1 《叫び大口》 1 《解呪》 1 《神聖なる月光》 1 《疑念の影》 1 《盲信的迫害》 1 《苦渋の破棄》 -サイドボード (15)- |
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