森田：

第一候補として「墓荒らし」、二番手としてはオースやドレッジ。

墓荒らしは原根選手が【挑戦者決定戦】を勝ち上がるときに使っており、ある程度使い慣れているから使ってくる可能性が高い、と読んでいます。

二番手のオースやドレッジは原根選手に対する読みというよりかは、晴れる屋所属プロがヴィンテージで使うことが多い (＝事前に練習や情報収集がしやすい) ということで、今回使ってきても不思議ではないと思いました。

原根：

予想は立てないことにしています。

僕が森田さんの情報をほとんど持ってませんし、歴代の戦いで使用してきている「メンター」や「白単エルドラージ」などの見えている範囲だけで考えるのは安直でリスキーかなって。

そもそも大した知識がない身では「読む」という行為が無謀な気がします。何が何に対してどのくらい有利なのかも分かりませんし。

森田：

「墓荒らし」に有利に戦えるデッキという条件で、かつ相手がオースやドレッジを使ってくる可能性を考えたため、【前回】と同じく、

メインボードに《封じ込める僧侶》4枚を搭載したエルドラージを使うことにしました。

今回もメインボードはオースやドレッジを念頭に置いていますが、サイドボードは特定のデッキを重視せず幅広く戦えるよう調整しています。

原根：

何か特殊なデッキ、例えばドレッジあたりを使うとして、墓地除外などデッキの基盤を狙う対策をされるわけですが、そうなるとデッキが機能不全になるので「メタり返す」ということが必要で、メタの階層が増えていくと技術や理解による差が大きくなっていきます。

極力少ない階層で勝負したいので、単純なフェアデッキを選びました。

この判断は読まれそうですが、慣れないことをするより勝率は高い見込みです。

森田：

結果は神のみぞ知る。

原根：

ないです。

が、視聴者の皆さん、そして僕自身楽しめるよう精一杯食らいついていきたいですね。