【グランプリ・上海2015】や【グランプリ・シンガポール2015】などアジアGPで日本人が大活躍し、【プロツアー『戦乱のゼンディカー』】でも瀧村 和幸と玉田 遼一が1・2位フィニッシュを決めるなど、2015年は日本のマジック界は絶好調の1年だった。
さらには【Team Cygamesの発足】など、非TCG業界からも『マジック:ザ・ギャザリング』の注目が集まった年でもある。
我々マジックプレイヤーにとっても、マジックをプレイした数だけドラマがあり、思い出が、エピソードがあったことだろう。本記事では『The Last Sun 2015』に集まるプレイヤーたちにとって、今年はどんな年だったか。あるいは来年の抱負などを語ってもらった。
瀧村 和幸 【プロツアー『戦乱のゼンディカー』】優勝
瀧村 「いやーッ今年はやっぱり“ホームラン”の年でしたからねーッ!」
瀧村 「来年はワールド・マジック・カップのリーダーになって『豚小屋JAPAN』を作るのが目標です!」
三原 槙仁 マジック・プロツアー殿堂
三原 「今年は新しいプロチームができたり、業界的にいろいろ動きがあっておもしろい年だったね。個人的には少しマジックをする機会が減ってきてしまっているけど、来年はゴールドレベルを維持くらいを目標にやっていければなぁって感じですね」
原根 健太 【グランプリ・京都2015】3位など
原根 「今年ですか……一言でいうなら、“新鮮”ですね。プロツアーに参加したり、Hareruya Pros加入のお話をいただいたり、とにかく初めての経験が多かったです。僕はいろんなステップを飛び越えてきてしまっているというか、まだ正直プレイングも雑で全然実力が足りていない状態だと思うので、今後は基礎を固めつつプレミアイベントで結果を残せていけたらと思います。あとは個人的な話になってしまいますが、最近はなかなか時間が取れなくてMOPTQなどにも出場できていないので、よりマジックに打ち込めるよう態勢を整えていきたいです」
光安 祐樹 【PWCC2015】トップ4など
光安 「僕の周りで起きた変化としてはやはりBIGMAGICさんのチームに加入したことですね。今年は瀧村さんもご活躍されましたし、僕も皆さんに続けるように邁進していきたいです。個人的にはまだこれといった戦績が残せていないのですが、来年は赤アグロキャラの脱却とプロツアー出場を目標にがんばりたいですね」
2015年のマジックシーンを象徴するスタープレイヤーと、長年国内マジック界を牽引してきた古豪。そして、マジック界の次世代を担う者たち。それぞれの立ち位置や目線は違えど、2015年は印象深い1年となったようだ。
はたして2016年はどんな年になるか、今から楽しみである。