みなさんこんにちは!
新セット『タルキール龍紀伝』がスタンダードリーガルになりましたが、みなさんは新環境のスタンダードをもうプレイされましたか?
さて、今回の記事では新セットリリース早々にアメリカで開催されたSCG Invitational RichmondとSCGO Richmondの結果を見ていきたいと思います。
SCG Invitational Richmond トップ8
~新セットDTKリリース直後の大規模な大会を制したのはAbzan Control~
2015年3月29日
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1位 Abzan Control/白黒緑ビートダウン
2位 Sidisi Whip/シディシウィップ
3位 Abzan Aggro/白黒緑ビートダウン
4位 GW Devotion/緑信心
5位 Mono Red Aggro/赤単
6位 Jeskai Tokens/白青赤ビートダウン
7位 Abzan Control/白黒緑コントロール
8位 RG Aggro/赤緑ビートダウン
SCG Invitational Richmondは新セット『タルキール龍紀伝』リリース直後に開催されたのにも関わらず《アンデッドの大臣、シディシ》、《ドロモカの命令》、《雷破の執政》、《予期》など新カードを採用したデッキが多く見られました。そんな中優勝を飾ったのは前環境でも安定した強さで活躍していたAbzan Controlでした。
Invitationalなだけあって上位には今大会で見事に優勝を果たした若手プロのJacob Wilsonや世界最強のプレイヤーの1人とされているReid Duke、SCGのライターで数々のSCGのイベントやGPで結果を残し続けているTodd Andersonなど強豪揃いで非常に見応えのあるトップ8でした。
SCG Invitational Richmond デッキ解説
「Abzan Control」「Sidisi Whip」「Mono Red Aggro」「Jeskai Tokens」「Abzan Aggro」
2 《森》 2 《平地》 1 《コイロスの洞窟》 2 《ラノワールの荒原》 4 《砂草原の城塞》 4 《疾病の神殿》 4 《静寂の神殿》 4 《吹きさらしの荒野》 1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》 -土地(24)- 4 《サテュロスの道探し》 4 《クルフィックスの狩猟者》 4 《包囲サイ》 2 《アンデッドの大臣、シディシ》 2 《黄金牙、タシグル》 -クリーチャー(16)- |
4 《思考囲い》 2 《胆汁病》 1 《究極の価格》 4 《アブザンの魔除け》 4 《英雄の破滅》 1 《完全なる終わり》 1 《残忍な切断》 2 《太陽の勇者、エルズペス》 1 《頂点捕食者、ガラク》 -呪文(20)- |
2 《羊毛鬣のライオン》 1 《悪性の疫病》 1 《自然に帰れ》 1 《胆汁病》 1 《究極の価格》 1 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》 1 《精霊龍、ウギン》 2 《悲哀まみれ》 2 《強迫》 1 《対立の終結》 2 《骨読み》 -サイドボード(15)- |
プロツアー『運命再編』でもトップ8に入賞するなど結果を残し続けているJacob Wilsonは今大会でも個性的な構成のAbzan Controlを使用しています。
予選ラウンドのスタンダード部門の成績は5-3でしたがプレイオフではRG Aggroを駆るRoss Merriamに3-0で勝利し、準決勝ではAbzan Aggroを使う新鋭のJason Colemanとのマッチで劣勢の状態からタイトなプレイングで逆転するなど好調でした。
決勝戦のReid Dukeとのマッチはデッキの相性は悪いとされていましたが、最後のゲームでReidの土地事故もあり勝利を収め優勝を果たしました。
☆注目ポイント
フル搭載されている《サテュロスの道探し》は「探査」のために墓地を肥やしつつ安定してマナを伸ばす手助けをしますが、本人は1/1バニラとイマイチ頼りなく、《エレボスの鞭》など墓地を利用するAbzan WhipやSidisi Whipで採用されていますがAbzan Controlではあまり見かけないクリーチャーでした。
しかし、新カードの《アンデッドの大臣、シディシ》で「濫用」することも可能になり、役目を果たした後もチャンプブロック以外の使い道が増え、《悪性の疫病》や《自然に帰れ》、《対立の終結》、 《精霊龍、ウギン》など1枚挿しのサイドボードカードを状況に応じてサーチすることが可能になりました。
再録された《究極の価格》は《嵐の息吹のドラゴン》やRG Aggroなどが新戦力として採用している《雷破の執政》などをわずか2マナで除去することを可能にします。同様に再録された《強迫》もUB ControlやJeskai Tokensに対する追加の対抗手段として使えます。
《悪性の疫病》はトークンクリーチャーに-2/-2の修正を加えるトークン対策のエンチャントで《女王スズメバチ》、《血の暴君、シディシ》、《ゴブリンの熟練扇動者》を弱体化させ、特にJeskai Tokensに対して絶大な効果を発揮します。
3 《森》 1 《島》 2 《沼》 3 《汚染された三角州》 1 《吹きさらしの荒野》 4 《華やかな宮殿》 3 《疾病の神殿》 1 《神秘の神殿》 3 《ラノワールの荒原》 2 《ヤヴィマヤの沿岸》 -土地(23)- 4 《サテュロスの道探し》 4 《森の女人像》 4 《クルフィックスの狩猟者》 1 《再利用の賢者》 4 《血の暴君、シディシ》 2 《アンデッドの大臣、シディシ》 1 《奔流の精霊》 2 《黄金牙、タシグル》 1 《龍王シルムガル》 1 《イニストラードの魂》 1 《漂う死、シルムガル》 1 《女王スズメバチ》 -クリーチャー(26)- |
2 《英雄の破滅》 4 《残忍な切断》 2 《エレボスの鞭》 3 《思考囲い》 -呪文(11)- |
2 《破滅喚起の巨人》 2 《胆汁病》 1 《軽蔑的な一撃》 2 《英雄の破滅》 1 《否認》 2 《スゥルタイの魔除け》 1 《苦悶の神、ファリカ》 1 《悲哀まみれ》 1 《強迫》 1 《思考囲い》 1 《宝船の巡航》 -サイドボード(15)- |
世界最強のプレイヤーの1人とされているアメリカのプロのReid Dukeは今大会で『タルキール龍紀伝』からの新戦力を採用したSidisi Whipを使用し、惜しくも優勝は逃しましたが準優勝という好成績を残しました。
新セットのリリース直後ということもあり多くのプレイヤーが前シーズンから安定した成績を残し完成されていたAbzan ControlやAbzan Aggroを使用しており、メタゲーム的にも有利な選択でした。
☆注目ポイント
先ほどJacob WilsonのAbzan Controlのところでも紹介した新カード《アンデッドの大臣、シディシ》が採用されています。《サテュロスの道探し》を初めとして《森の女人像》やトークンクリーチャーなど「濫用」するクリーチャーに困ることはなさそうです。《エレボスの鞭》も《アンデッドの大臣、シディシ》の能力でサーチできるようになったので2枚まで減量されています。
青黒のエルダー・ドラゴンの《龍王シルムガル》はCIP能力でボードアドバンテージが取れる上に本体も3/5飛行、接死持ちと十分に戦力になるスペックです。
呪禁がないので一見すると脆い印象がありますが、3/5というサイズはタフネス修正型の除去スペルの《胆汁病》や多くの火力呪文の射程外で《太陽の勇者、エルズペス》の-3で死なず、多色なので再録された《究極の価格》も効かないなど《英雄の破滅》や《残忍な切断》などを除いた環境の多くの除去に耐性があります。
21 《山》 -土地(21)- 4 《鋳造所通りの住人》 4 《稲妻の狂戦士》 4 《鐘突きのズルゴ》 4 《大歓楽の幻霊》 1 《ゴブリンの熟練扇動者》 3 《ゴブリンの踵裂き》 -クリーチャー(20)- |
4 《乱撃斬》 4 《稲妻の一撃》 3 《ドラゴンの餌》 4 《軍族童の突発》 4 《かき立てる炎》 -呪文(19)- |
4 《焙り焼き》 4 《前哨地の包囲》 3 《弧状の稲妻》 2 《凱旋の間》 1 《洗い流す砂》 1 《山》 -サイドボード(15)- |
前環境でもAbzan ControlやSultai Controlなど重いスペルを多用しタップインランドを多数採用していたデッキに有利がつく戦略として環境終盤には上位でよく見かけるようになったMono Red Aggro。
《鐘突きのズルゴ》など『タルキール龍紀伝』の加入により強化されたデッキの1つです。今大会のスタンダード部門でAbzanに次いで高い勝率でした。
☆注目ポイント
《火飲みのサテュロス》と《僧院の速槍》 に代わって1マナ域のクリーチャーの枠に『タルキール龍紀伝』から加入した《稲妻の狂戦士》と《鐘突きのズルゴ》が採用されています。
「疾駆」持ちなため《悲哀まみれ》などのソーサリースピードのスイーパーに対して強く、《稲妻の狂戦士》はパンプアップ能力のため中盤以降のゲームでも戦力になります。
《焙り焼き》は赤いデッキにとって待望の《包囲サイ》に対する回答で、今後も赤いデッキのサイドでよく見かけることになりそうです。
2 《平地》 2 《山》 1 《島》 3 《溢れかえる岸辺》 4 《神秘の僧院》 3 《天啓の神殿》 3 《凱旋の神殿》 3 《戦場の鍛冶場》 3 《シヴの浅瀬》 -土地(24)- 3 《道の探求者》 4 《ゴブリンの熟練扇動者》 -クリーチャー(7)- |
4 《乱撃斬》 3 《急報》 3 《予期》 1 《勇敢な姿勢》 1 《稲妻の一撃》 1 《焙り焼き》 4 《軍族童の突発》 4 《かき立てる炎》 4 《宝船の巡航》 4 《ジェスカイの隆盛》 -呪文(29)- |
3 《龍王オジュタイ》 3 《軽蔑的な一撃》 2 《異端の輝き》 2 《勇敢な姿勢》 2 《否認》 2 《神々の憤怒》 1 《太陽の勇者、エルズペス》 -サイドボード(15)- |
ブロッカーになるトークンを多数生み出す《軍族童の突発》や《急報》、軽い火力スペルのおかげで先ほど解説したMono Red Aggroに強いJeskai Tokens。
Brad Nelsonが制作したリストだそうでシェアされたBBDは9位、Tom Rossも17位と好成績を残していました。新セット発売直後の限られた時間の中で制作されたとは思えないほどの完成度で、彼らのプロツアーでの活躍も期待できそうです。
☆注目ポイント
『タルキール龍紀伝』から加入したライブラリー操作スペルの《予期》は2マナインスタントと軽くデッキの安定性の向上に貢献しており、もちろん《ジェスカイの隆盛》との相性も抜群です。サイドの《龍王オジュタイ》はトークンや《ジェスカイの隆盛》対策をサイドインしてくる相手に対する追加のフィニッシャーとして投入されるようです。
アンタップ状態であることが条件ですが、呪禁持ちで除去耐性があり《ジェスカイの隆盛》と組み合わせれば疑似警戒付きのクリーチャーとして扱うことができ、相手の除去にレスポンスして《予期》などのインスタントスペルをキャストしてアンタップすれば相手の除去をカウンターすることが可能です。
Interview With Jason Coleman
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筆者の友人でアメリカOhio州出身のJason Colemanに今回使用したスタンダードのデッキについてFacebookにてインタビューをすることができました。SCG Invitationalでの入賞は初めてのようです。
2 《平地》 2 《森》 4 《吹きさらしの荒野》 4 《砂草原の城塞》 3 《コイロスの洞窟》 3 《ラノワールの荒原》 3 《疾病の神殿》 2 《静寂の神殿》 2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》 -土地(25)- 4 《羊毛鬣のライオン》 4 《ラクシャーサの死与え》 3 《先頭に立つもの、アナフェンザ》 4 《包囲サイ》 2 《風番いのロック》 1 《囁きの森の精霊》 2 《黄金牙、タシグル》 -クリーチャー(20)- |
4 《思考囲い》 2 《胆汁病》 2 《ドロモカの命令》 3 《英雄の破滅》 2 《アブザンの魔除け》 2 《真面目な訪問者、ソリン》 -呪文(15)- |
3 《悲哀まみれ》 2 《勇敢な姿勢》 2 《異端の輝き》 1 《囁きの森の精霊》 1 《強迫》 1 《胆汁病》 1 《残忍な切断》 1 《自然に帰れ》 1 《ドロモカの命令》 1 《見えざるものの熟達》 1 《太陽の勇者、エルズペス》 -サイドボード(15)- |
■ Abzan Aggroを選択した理由
Jason: 再録された黒い2マナの除去の《究極の価格》が効かない多色のクリーチャーを多数採用したAbzan Aggroはよい位置にあると思った。あと新カードの 《ドロモカの命令》を使いたかった。
--《ドロモカの命令》を使ってみた感想を聞かせてほしいな。
Jason: 《ドロモカの命令》はものすごく強かったね。このカードのおかげで勝つことができたゲームもいくつかあった。たとえばMichael Braverman(Mono Red Aggro)との対戦では《稲妻の一撃》のダメージを軽減して《前哨地の包囲》をサクリファイスさせてアドを取ったりした。Abzan同系では相手の《クルフィックスの狩猟者》をサクリファイスさせながら他のクリーチャーと格闘させたりと用途が広いスペルだ。
■ 2《黄金牙、タシグル》、2《風番いのロック》、1《囁きの森の精霊》というクリーチャー選択について
Jason: コントロールとの対戦で有利を得ようと《囁きの森の精霊》を採用したけど、コントロールとは当たらなくてサイドアウト率も高かったから3枚目の《風番いのロック》の方がよかったかな。《黄金牙、タシグル》は悪くなかったけど3枚目の《ドロモカの命令》に変更することも考えている。
--今大会で当たったデッキは?
Jason: スイスラウンド(スタンダード部門)で当たったデッキはRG Aggro、Abzan Control、Temur Midrange、Jeskai Heroic、RG Aggro、Jeskai Tokens、Mono Red Aggro、Abzan Aggro Mirrorで負けはMono Red AggroとTemur Midrangeで6-2。
--やっぱり新環境でも赤いアグロデッキ(Mono Red Aggro、RG Aggro)は苦手なマッチアップなの?
Jason: キツイマッチだけど《ドロモカの命令》は大きな収穫で3枚目の《風番いのロック》も助けになると思うよ。
--なるほど。
今日はインタビューに付き合ってくれてありがとう!SCGO Cleaveland(4月25-26日)には参加するの?
Jason: 勿論!Clevelandは僕の裏庭みたいなものだからね。
それじゃあClevelandでまた会おう!
《ドロモカの命令》は今大会で命令シリーズの中でも最も使われたスペルで、アドバンテージを稼ぎやすく用途が広くコストパフォーマンスに優れるため今後もよく見かけることになりそうです。
《究極の価格》が効かない多色のクリーチャーを多く採用しており、特に《先頭に立つもの、アナフェンザ》は今大会でも準優勝を収めたSidisi Whipなどに強く3マナ4/4というサイズは依然として強力です。
SCGO Richmond トップ8
~Invitationalと合同で開催されたSCGO Richmond を制したのはJeskai Heroic~
2015年3月29日
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1位 Jeskai Heroic/白青英雄
2位 Abzan Aggro/白黒緑ビートダウン
3位 RG Aggro/赤緑ビートダウン
4位 GR Monsters/赤緑ビートダウン
5位 GW Devotion/緑信心
6位 Jeskai Tokens/ジェスカイの隆盛トークン
7位 Jeskai Aggro/白青赤ビートダウン
8位 RG Aggro/赤単
優勝を飾ったのは前シーズンでもSCGO Columbusで優勝などコンスタントに入賞を続けている強豪プレイヤーのJoe Lossetの操るJeskai Heroic。他にはRG AggroやJeskai Aggroなど赤いアグロデッキの活躍が目立ちます。
SCGO Richmond デッキ解説
「RG Aggro」
6 《森》 5 《山》 4 《樹木茂る山麓》 4 《奔放の神殿》 2 《マナの合流点》 1 《岩だらけの高地》 1 《精霊龍の安息地》 -土地(23)- 4 《エルフの神秘家》 4 《爪鳴らしの神秘家》 3 《荒野の後継者》 4 《ゴブリンの熟練扇動者》 4 《加護のサテュロス》 4 《雷破の執政》 3 《狩猟の統率者、スーラク》 4 《嵐の息吹のドラゴン》 -クリーチャー(30)- |
4 《火口の爪》 2 《龍詞の咆哮》 1 《焙り焼き》 -呪文(7)- |
3 《スズメバチの巣》 3 《乱撃斬》 3 《破壊的な享楽》 3 《歓楽者ゼナゴス》 2 《焙り焼き》 1 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》 -サイドボード(15)- |
《雷破の執政》や《狩猟の統率者、スーラク》、《龍詞の咆哮》といった新戦力を得て強化されたRG Aggro。今大会でトップ8に3人のプレイヤーを輩出する活躍を見せています。1ターン目の《エルフの神秘家》から2ターン目の《ゴブリンの熟練扇動者》はタップインランドを多数採用したミッドレンジ系のデッキにとって脅威となります。
☆注目ポイント
《世界を喰らう者、ポルクラノス》や《灰雲のフェニックス》など以前からRG Aggroは4マナ域のクリーチャーには恵まれている方でしたが、『タルキール龍紀伝』からさらに2種類の優秀な4マナクリーチャーが加入しました。
《雷破の執政》は《灰雲のフェニックス》のように除去されても戦場に戻ってくるという能力はないものの、4マナ4/4飛行とコストパフォーマンスが高く、除去を撃たれても相手に3点のダメージを与える能力はこのデッキの方向性にフィットしています。
《狩猟の統率者、スーラク》はタフネス4で《かき立てる炎》で死んでしまうのが難点ですが、このデッキでは圧倒条件を満たすのも容易で、速攻はソーサリースピードのスイーパーに強いのでメタ次第では今後も《世界を喰らう者、ポルクラノス》よりも優先して採用されそうです。
今後はコントロールが多いメタでは《狩猟の統率者、スーラク》、Jeskai TokensやMono Red Aggroが多いメタでは《世界を喰らう者、ポルクラノス》といったように使い分けられるようになるかもしれませんね。
《龍詞の咆哮》は《雷破の執政》と 《嵐の息吹のドラゴン》の2種類のドラゴンクリーチャーを採用しているこのデッキならば高確率で本体にも追加でダメージを与えることができそうです。
総括
SCG Invitational RichmondとSCGO Richmondは新セットの『タルキール龍紀伝』がリリースされた週末に開催されたのに関わらず新カードを採用したデッキが多く見られました。特にSCG Invitational Richmondで入賞を果たしたReid DukeのSidisi WhipやTodd AndersonのJeskai Tokensは完成度が高く、プロツアー『タルキール龍紀伝』に向けてメタがどのように変化するのか楽しみです。
以上で今回の解説を終わります。次回の記事ではプロツアー『タルキール龍紀伝』の結果を中心にカバーしていく予定です。
それでは次回の記事でまた会いましょう。楽しいスタンダードライフを!
※編注:記事内の画像は、以下のサイトより引用させて頂きました。
『StarCityGames.com』
http://www.starcitygames.com/index.php