これもう買った?
晴れる屋メディアのいってつです。
『機械兵団の進軍』環境が始まり、一週間。新環境、楽しんでいますか?
あらたなカードタイプ、「バトル」が登場したこと、トークンのルール変更、たくさんの統率者の追加と統率者戦にも影響の大きいセットですね。
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今回はそんな『機械兵団の進軍』のカードの中から、主に統率者戦の目線で「今のうち(かもしれない)」カードをピックアップ!
注目のカード
白
各プレイヤー、ファイレクシアンでない呪文は1ターンに1回まで。各プレイヤー、ファイレクシアンでないクリーチャーはタップイン。
白に多い、呪文の連打を制限するスタックスクリーチャーが追加されました。ファイレクシアンデッキで使えば自分には影響が少なく、一方的に行動できます!
ファイレクシアンデッキでなくても、《弁論の幻霊》相当の働きを期待できそうです。
【再録】《大修道士、エリシュ・ノーン》
再録カードから《大修道士、エリシュ・ノーン》。
自分のクリーチャーは+2/+2修正、相手のクリーチャーは-2/-2修正と圧倒的な非対称戦を強いるカードです。エルフやリスなどのデッキはこれ一枚が除去できず負けてしまうことも。
かつては2~3000円ほどで販売されていましたが、執筆時点で晴れる屋では日本語版が800円!「まだ持っていない、いつか使いたいと思っていた」という人にとってはまさに「今のうちだぞ!」
青
マジックのプロプレイヤー、高橋優太選手のインビテーショナルカードがついに登場!
対戦相手の2枚目のドローにタダ乗りが可能です。
《リスティックの研究》や《織り手のティムナ》といったカードで継続的に多くのカードをドローできるプレイヤーに《フェアリーの黒幕》をコントロールするプレイヤーがタダ乗りすることで、そのドローしている2人のゲームになってしまいます。逆に、全員が継続的にドローできる盤面では《フェアリーの黒幕》が大量のカードを獲得します。
こうした状況は《企業秘密》に似ているとの指摘もあります。特定の2人だけのゲームにしてしまうという点で問題視されたカードでした。
今後、ハイレベルな統率者戦ではよく見かけるカードになるはずです。すでにそれなりな金額で取引されているので「今のうち」かはさておき、青いデッキではぜひほしい一枚になっていくでしょう。
《セゴビアへの侵攻》
《セゴビアへの侵攻》は戦場に出たときに1/1のトークンを2体生成。第2面ではクリーチャーでない呪文が召集を持ち、自分のターンの終わりにクリーチャー4体をアンタップするクリーチャーになります。
クリーチャーを横並びさせやすいデッキではバトルを突破するのもそう難しくなく、かつ第2面ではクリーチャーに疑似警戒を持たせつつ呪文を構えやすくなります。
「実質マナ加速」「《不屈の独創力》デッキでワンチャン」と、構築フォーマットでも注目され始めている《セゴビアへの侵攻》。執筆時点で晴れる屋では英語版が200円!
《アルケヴィオスへの侵攻》
5マナと重いのがネックですが、ライブラリー、墓地からインスタントやソーサリーであるカードを獲得できます。
このカードはパーマネントなので、ブリンクして再び能力を誘発させることが可能です。例えば《永遠王、ブレイゴ》なら毎ターン《アルケヴィオスへの侵攻》をブリンクして追加ターンを唱え続けて勝利できます。墓地からも拾えるのが本当にすごい。執筆時点で晴れる屋では50円!
黒
《堕落した確信》
《村の儀式》の同型再版です。《村の儀式》は現在スタンダードになく、仮にスタンダードで使われるようになれば100円くらいにはなるかも?
《全軍突撃》
《全軍突撃》は召集を持った除去。フルタップからとんでくる除去という意味では《致命的なはしゃぎ回り》2枚目?
地味ながら諜報2もついているのがうれしい。今なら英語が150円!
【再録】《囁く者、シェオルドレッド》
毎ターン対戦相手にはクリーチャーの生け贄を強いながら、自分はリアニメイト。初代のシェオルドレッドです。
こちらも《大修道士、エリシュ・ノーン》同様、1500円ほどで取引されていましたが、執筆時点で晴れる屋では600円!
赤
《燃える都市》
召集をもった《焦熱の解放》!
大量のトークンを並べるゴブリン系デッキや《鍛冶の神、パーフォロス》などで非常に強力。
緑
《世界樹への貢納》
パワー3以上のクリーチャーが戦場に出るたびにドロー。2枚目《ガラクの蜂起》のようにも使えますし、後引きしたマナエルフもそこそこの打点となります。
「改善」など+1/+1カウンターが乗っている事で恩恵を得るカードとも相性がいいですね。クリーチャー・トークンにも反応するので、トークンをたくさん作る統率者やカードとも組み合わせたいですね。
無色
《精霊信者の剣》
《精霊信者の剣》が生体武器になってしまった!
そのぶん装備コストも自身のコストも重くなってしまいましたが、装備クリーチャーのロードである統率者との相性は抜群。すでに1000円ほどで取引されているのでやや「手遅れ感」はあるものの、伝説のアーティファクトであるため、しばらく再録もないでしょう。
展望
みなさんのデッキにはどんなカードが入りましたか?
『機械兵団の進軍』には、まだまだ隠れた名カードが潜んでいるかもしれません!
「今のうちだ!」と思うカードはぜひ晴れる屋各店舗や通販サイトでお買い求めください!
それではみなさん、統率者戦のテーブルでお会いしましょう!