【やり得ハッピーテク紹介001】カードは右見せがハッピー

齋藤 友晴



突然だけど、今日からこのブログ上で新コーナーをはじめる!不定期更新!

その名は「やり得ハッピーテク紹介」!!

ど直球なタイトルですんまへん^^

一応解説すると、マジックをやってく上で知っておくとプラスになるようなテクニックを片っ端から紹介していこうというコーナー。
ベテランならあたりまえー♪な小ワザから、晴仙流の奥義継承まで出し惜しみなく、幅広くおこなっていく予定。
もし役に立ってチップをやろうと思うようなことがあれば、是非そのぶん晴れる屋を沢山利用していただきたい(笑)

1回目となる今回は、皆さんが普段から行う動作に潜む闇に迫りたいと思う。




■やり得ハッピーテク001「カードは右見せがハッピー」


質問その1。手札を持つときあなたはどちら?







質問その2。カード束を手にもって順番に見ていくときあなたはどちら?














Aのあなたは残念、損してる!

Bのあなたは勝ち組!!




■回答編


カードを持つ時は右見せ圧倒的にベター





上記は初心者ガイドの最初にあるようなカードの見取り図だけど、今一度確認して欲しい。


整理すると、

◇カードの左側にある情報

・カード名
・カードタイプ
・イラストレーター名
・発行年

◇カードの右側にある情報

・マナコスト
・エキスパンションシンボル
・パワー/タフネスorプレインズウォーカー初期忠誠値



こうして見ればわかるように、カードの右側にある情報のほうが圧倒的に価値が高い。



まず、ゲーム中に重要なのはカード名、カードタイプよりもマナコスト、パワー/タフネスのほう。
マナ効率良く進めていくことが重要なゲームだから、マナ数の足し算や確認は常時おこなうものだし、
マナコストを間違えてカードの見せ損になってしまった経験などはおそらく誰にでもあると思う。
盤面によるカードの強さ変動に大きく影響があるパワー/タフネスや忠誠値にも同様のことが言える。

逆に、左側はどうだろう?まず、自分のカード名がゲーム中必要になることはほとんどなく、無価値に近い。
(呪文を唱える時にカード名を毎回言うのが好きな人は別。)
イラストレーター名もゲーム中は使わない。カードタイプにはそれなりに価値がある。


カード整理やカード捜索などで手に持って順番に見ていくときに関しても、
左列、右列の中で一番使う情報はエキスパンションシンボルだと思う。
そして通常その次はマナコストかカード名だが、エキスパンションシンボルと比べたら重要性は低い。


つまり右見せで持ったほうが、ゲーム中は確認の時間が減る上に勘違いしにくいし、カード整理のときも早い。


以上の理由から、カードは右側が見えるように持ったほうがハッピーだと言える。




しかし実際は、今まで多くのプレイヤーにヒアリングした結果、左見せ持ちの人のほうがかなり多く、
左見せ:右見せの比率で言うとだいたい4:1ぐらいで左見せが多数派だった。

そして、

「なんでそう持つの?(上記のような理由で)損してない?」

と多数派の左見せプレイヤーに聞くと、だいたいこういう答えが帰ってきた。

「言われてみれば確かに損してるね、でも最初からの癖になってるし持ちやすいから」

とのことだ。

自分の利き手は右で、最初から右見せで持ってたから直感的には理解しにくいけど、

推測するに、要は多数派の右利きの人が何も意図せず自然にカードを持つと、左見せになりやすいんだと考えてる。




けれど僕たちはこれからも何千回、何万回と手札を持ってゲームをしていくし、大量のカード整理もするだろう。
ひとつひとつのゲームを大切に、時間を大切にするために。


左見せ持ちの人は右見せ持ちを練習してみてはどうだろうか?


細かい差が、大会の勝敗を分けていく。

細かい差が、人生のハッピーさを変えていく。

大袈裟だけど大真面目(笑)


トモハル

PS:なおカード名ソートの際は左見せ持ちが有利。1番良いのは両方出来ること。
PS2:「どうしてもそれだと持ちにくい」という場合はデメリットのほうが大きいと思う。
PS3:左見せ持ちでもカードを上下逆さに持ってやればエキスパンションソートは問題ない。