こんにちは!
先週末はMagic Onlineで行われた『MOCSシーズン9ファイナル』に参加してきました。
『MOCS』とは、Magic Online Championship Seriesの略で、各シーズンファイナルの優勝者には『Magic Online Championship』本戦の参加権利と直近のプロツアーの参加権利が与えられます。
なんと昨年の『Magic Online Championship』本戦の優勝賞金は25000ドル!
賞金額、大会規模ともにMagic Onlineの世界選手権ともいえる大会です。
(編注:MOCSについてもっと詳しく知りたい方は【こちら※英語サイト】をご覧ください。
昨年はシーズンファイナルを2度準優勝と悲しい結果に終わったので、「今年こそは優勝したい」とかなり気合入ってます。
3没。バーンに一瞬でいかれた。
— Kentaro Yamamoto (@syrup19) 2013, 11月 17
MOCS2期連続3没したけど何か質問ある?
— Kentaro Yamamoto (@syrup19) 2013, 12月 15
http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6456651
シーズン9のフォーマットはレガシー!
普段は全くプレイしないレガシーですが、個人的な経験から《渦まく知識》と《Force of Will》だけは使うと決めて、それらが入ったデッキを探すことに。
happymtgで連載しているKenta HirokiさんのUSA Legacy Expressを参考に色々なデッキを見ていたところ、1つ気に入ったデッキが見つかりました。
それは「青緑感染」です。
最速2ターンキルも可能で、各種カウンターもあるのでコンボデッキに有利なデッキです。
現在のレガシー界で一大勢力を築いている「青白奇跡」にも《師範の占い独楽》さえ出なければ、相手のリアクションが大振りになりがちなので比較的有利といっていいでしょう。
その反面、苦手なデッキはといいますと《秘密を掘り下げる者》で攻め《稲妻》や《不毛の大地》で妨害してくる「青赤白Delver」ですね。なんといっても《墨蛾の生息地》を破壊してくる《不毛の大地》が厳しく、かなり不利です。
しかし、Magic Onlineでは《不毛の大地》が非常に高価なため、これらのデッキの参加者は少ないと判断し、一種のギャンブルで「青緑感染」を使用することに。
リストは先日の『SCG Invitational』で優勝したTom Rossのリストを微調整しました。
4《Tropical Island》 1《Tundra》 4《霧深い雨林》 4《汚染された三角州》 2《ペンデルヘイヴン》 4《墨蛾の生息地》 -土地(19)- 4《貴族の教主》 4《ぎらつかせのエルフ》 4《荒廃の工作員》 -クリーチャー(12)- |
4《渦まく知識》 4《思案》 4《巨森の蔦》 3《ギタクシア派の調査》 2《古きクローサの力》 2《呪文貫き》 3《目くらまし》 4《激励》 3《Force of Will》 -呪文(29)- |
4《安らかなる眠り》 3《剣を鍬に》 2《狼狽の嵐》 2《真髄の針》 1《呪文滑り》 1《古きクローサの力》 1《自然の要求》 1《森の知恵》 -サイドボード(15)- |
Round 1 vs 赤単バーン ×○○
Round 2 vs アド・ストーム ×○×
Round 3 vs 赤単ストンピィ ××
Round 4 vs 青緑感染 ×○○
Round 5 vs 12Post ○○
Round 6 vs 青白奇跡 ○××
Round 7 vs 青緑黒続唱 ××
結果は3-4でした。
敗因の1つは、Tom Rossのリストでは2枚入っていた《Berserk》を《古きクローサの力》に変更してしまったことです。
《Berserk》は《激励》や《巨森の蔦》と合わせると1回の攻撃で勝つことができるのですが、単体で使用した場合は《巨大化》にも劣るので安定性を重視した《古きクローサの力》にしたのですが、レガシーは1ターンの差でゲームが決まることが多く、コンボパーツと割り切ってキルターンを早める構築の方が良かったですね。
微調整といいながら改悪をしてしまいました。Tom Rossごめんなさい。
今週末は日曜日に『WMCQ大阪予選』に参加し、同日23時からの『MOCSシーズン2』にも参加する予定です。
タイトなスケジュールですが、どちらも優勝目指して頑張りますよ!
ではまた!
やまけん