前置きは省いて、早速本題に入ろう。
第7ラウンド開始時点での、上位卓の分布はこちら。
青赤を含むデッキが圧倒的に多い。《宝船の巡航》を得てタッチ青をしているバーンも含めると、上位8卓16名のうち、《蒸気孔》をセットランドしているのは実に10人。
これまでにも散々言及されてきた《僧院の速槍》《宝船の巡航》に加えて《時を越えた探索》もあり、まさに『タルキール覇王譚』で強化されたデッキが上位に勝ち進んでいるのを如実に表しているといえるだろう。
これからのモダンを青赤カラーが制圧するのか。
その答えの一端は、このモダン神挑戦者決定戦の結果にあるのかもしれない。
そして第4ラウンド開始時点では好調だった黒緑系だが、残念ながらこの時点ですでに姿を消してしまったようだ。
《闇の腹心》を排して《台所の嫌がらせ屋》《クルフィックスの狩猟者》を多めに採用したり、《未練ある魂》と相性の良い『タルキール覇王譚』からの新戦力《真面目な訪問者、ソリン》を使用したりと、バーン系に対抗するため様々なアプローチをとっていたプレイヤーも見られたので、次回以降のイベントに期待しよう。