津村健志オススメの『統率者2014』注目カード20選

津村 健志



 みなさん、こんにちは!『Hareruya Pros』の津村 健志です!

 明日11月7日に満を持して登場する『統率者2014』!このシリーズは「統率者戦」のみならず、レガシーやヴィンテージフォーマットでも使用できるということで、注目されているプレイヤーも多いのではないかと思います。

 これまでにも《漁る軟泥》《真の名の宿敵》《ダク・フェイデン》を筆頭に、「エターナル・フォーマット」に決して少なくはない影響を与えてきました。


真の名の宿敵ダク・フェイデン



 この度はそんな『統率者2014』の注目カード【20選】をご紹介させていただきます!

 大変申し訳ございませんが、僕は「統率者戦」や「エターナル・フォーマット」に関してはほとんど実戦経験がありませんので、いつもより物足りない内容になるかもしれませんが、温かい目で見守ってもらえると幸いです。

 それでは、本編をご覧ください!


1. 封じ込める僧侶/Containment Priest

封じ込める僧侶


 トップバッターを飾るのは《封じ込める僧侶》です。レガシー界期待の新鋭に触れないわけにはいかないでしょう!



すべてを1枚で完封!



 マナを踏み倒そうとするこんな不条理は、私《封じ込める僧侶》が許しません!《漁る軟泥》《真の名の宿敵》に続くことができるのか!?今セット1番の注目株です。



2. 天使の元帥/Angelic Field Marshal

天使の元帥


 「統率者」が《今田家の猟犬、勇丸》のプレイヤーはご注目!惜しむらくは「警戒」以外の何かを付随してほしかったところですが、贅沢は言えませんね。《今田家の猟犬、勇丸》からの流れるようなビートダウンの頂点はこいつで決まり!



3. 強者破り/Fell the Mighty

強者破り


 フィズる《神の怒り》!と思うなかれ!《森の女人像》と併用したり、はたまた《聖トラフトの霊》と合わせれば、ある程度戦場に残るクリーチャーを操作することが可能です。他のプレイヤーがコントロールするクリーチャーだけ残して、そのプレイヤーと共闘するのも多人数戦ならではの楽しみ方と言えます。用途は実に様々!《神の怒り》との違いを見せつけられるかどうかが腕の見せどころです!



4. 神聖なる魂の守り手/Hallowed Spiritkeeper

神聖なる魂の守り手


 全体除去耐性はもちろんのこと、もしもあなたが「発掘/ドレッジ」デッキなんかを使っているならば……。《陰謀団式療法》をフラッシュバックすればあら不思議。一瞬でトークンの群れが爆☆誕☆

 フィニッシュはもちろん《戦慄の復活》からの《炎の血族の盲信者》で!



5. 浅瀬蟲/Reef Worm

浅瀬蟲


 《よりよい品物》との組み合わせが楽しそうだと、すでにあちこちで話題の《浅瀬蟲》さん。こんなおっかない化け物が浅瀬にいたらたまったもんじゃありません……。《よりよい品物》以外でも、各種全体除去や各種「生け贄に捧げる」能力を持つクリーチャーとは相性が良さそうですね。




 トークンカードも非常にお洒落なので、《浅瀬蟲》を使う予定のみなさんはぜひそちらもご覧ください。



6. 時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage

時間の大魔道士、テフェリー


 《ザルファーの魔道士、テフェリー》は僕が大好きなカードのひとつでした。ルールを大幅に捻じ曲げるその強力な効果は、双頭巨人戦リミテッドやスタンダードで大変お世話になりました。では、今回の「プレインズウォーカー」バージョンはどうでしょうか?

 「+1」能力は地味ながら堅実な仕事をしてくれますし、「-1」能力はマナ加速カードの使用率が高い「統率者戦」にもってこいではないかと思います。「奥義」も一見地味な印象を受けるものの、一度起動してしまえば《時間の大魔道士、テフェリー》の「+1」能力が使いたい放題!各対戦相手のターンに使用できるので、4人で卓を囲んでいるなら自分のターンを含めると驚異の4回起動!こんなの起動しちゃったら他の3人に一瞬で葬られてしまいそうですが、その辺りは後述の《発想の井戸》などでお伺いをたてておきましょう。



7. 発想の井戸/Well of Ideas

発想の井戸


 《吠えたける鉱山》系統のカードの弱点は、「対戦相手から追加ドローが始まる」点でしたが、このカードは戦場に出た時点で2枚引けるので、その弱点は解消されていると言っていいでしょう。もちろん、自分だけドローが1枚ではなく2枚追加される点も見逃せません。
 全員に影響を及ぼすカードということで、なんといっても非常に盛り上がりそうなのがいいですね。



8. 肉裂き魔/Flesh Carver

肉裂き魔


 【呼んだ?】



9. 黒き誓約、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis of the Black Oath

黒き誓約、オブ・ニクシリス


 毎ターンチビチビとライフを増減させる憎たらしいやつ。基本的には「5/5」デーモンを出した後に、ミニ《吸心》し続ける感じになるでしょうか。「奥義」は《肉裂き魔》と相性が良いので、せっかくなので《復活の声》《神聖なる魂の守り手》のような「死亡したとき」にボーナスのあるクリーチャーを大量投入したデッキや、墓地を活用できるデッキで使用したいですね。



10. 屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant

屑鉄の学者、ダレッティ


 《ダク・フェイデン》と同様に、「アーティファクト」の扱いになれた様子の《屑鉄の学者、ダレッティ》さん。その《ダク・フェイデン》さんはヴィンテージフォーマットでブイブイ言わせているともっぱらの評判ですが、《ダレッティ》さんにも十分にその素質があるのではないかと思います。「+2」能力は墓地を肥やしながらドローを加速できるので、《ヨーグモスの意志》と相性が良いですし、「-2」と「-10」能力は、ぜひとも《Black Lotus》《精神隷属器》と組み合わせたいところ。

 レガシーやヴィンテージまでいくと、「アーティファクト」は危険極まりないものが多いので、ぜひともあなたなりの手法で悪用してみてください!



11. 二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage

二重詠唱の魔道士


 《宝船の巡航》《天使への願い》《Time Walk》。レガシーやヴィンテージには危険とされる「ソーサリー」や「インスタント」が山ほどあります。それらのフォーマットでは、3マナという重さがネックとなるかもしれませんが、そこは《霊気の薬瓶》なんかでカバーしましょう。

双つ身の炎熱の陽炎


 《双つ身の炎》《熱の陽炎》がスタックに乗っている際にキャストすれば、あっという間に無限トークンが生み出せたりもするようです。



12. 第三の道のフェルドン/Feldon of the Third Path

第三の道のフェルドン


 新型の《御霊の復讐》系カードの登場です。こいつの長所は、なんといっても墓地からコピー元を追放しないのがすごい!例えば《グリセルブランド》が無双している間は、ひたすらそいつをコピーし続けていればいいんです。
 釣ったクリーチャーが「アーティファクト」になるのを生かして、《ゴブリンの溶接工》《屑鉄の学者、ダレッティ》と組み合わせてもいいですね。キャストから起動まで若干のラグがあるものの、その分効果は強力に仕上がっています。



13. 屑鉄の熟達/Scrap Mastery

屑鉄の熟達


 「アーティファクト」版の《生ける屍》!これだけでも相当数のファンを獲得できそうなカードではありますが、一緒に登場した《屑鉄の学者、ダレッティ》さんとの組み合わせには胸が高まります。

 余談ですがプレイバーテキストも相当にかっこいいです。《最後の言葉》ほどではありませんが、みなさんもたまにはフレーバーテキストにも目を配ってみてください!




14. 忍び寄る大蔦/Creeperhulk

忍び寄る大蔦


 【ゴレメンタル!】
 《稲妻》でも《突然の衰微》でも死なないので、実は「エルフ」デッキのサイドボードに入ると噂されているとかいないとか。



15. ラノワールの憤激、フレイアリーズ/Freyalise, Llanowar’s Fury

ラノワールの憤激、フレイアリーズ


 正直「+2」と「-2」はどちらも半端じゃなく地味です。地味of地味です。しかーし、「-6」能力は《威厳の魔力》を彷彿とさせる強力なもの。《ラノワールの憤激、フレイアリーズ》は「統率者」にできるので、《威厳の魔力》とは違って「任意のタイミングですぐさまキャストできる」点がミソですね。

 その重さに関しても、【緑にはマナクリーチャーがいるから、緑の5マナは実質4マナみたいなものだ。】という格言があるくらいなので、問題になることはないでしょう。



16. 生命線のハイドラ/Lifeblood Hydra

生命線のハイドラ


 《スフィンクスの啓示》付きの生物だなんて最高です。X=5くらいで出して、《黒き誓約、オブ・ニクシリス》の「-8」能力で10枚ドローしたいもんです。《オブ・ニクシリス》様のお手を煩わせたくないという謙虚なあなたには、《生命の遺産》《よりよい品物》もオススメです♪



17. 各種大メダル/Medallion




 絵が超絶きれいな今回の《大メダル/Medallion》シリーズ。その昔「メダリオンブルー」と呼ばれる《サファイアの大メダル》を駆使したデッキがありました。端的に言ってしまうと、《サファイアの大メダル》《ミューズの囁き》《転覆》を連打するデッキなんですが、《サファイアの大メダル》はデッキの軸になれる証明と言って差支えないと思います。

 他にも憧れのKai Buddeが「プロツアーニューオリンズ2001」を制した「Illusion-Donate」にも採用されたことがあり、《サファイアの大メダル》《直観》《蓄積した知識》という流れに感銘を受けたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

 「統率者戦」であれば、自身の呪文全てが1マナ軽くなるのと同義でしょうし、みなさんもぜひご自身の色の《大メダル/Medallion》にご注目ください。



18. 伝承探求者の石/Loreseeker’s Stone

伝承探求者の石


 《金属細工師》と抜群の相性を誇るのがこちらのカード。起動には使用できませんが、《Mishra's Workshop》なんかもキャストに大きく貢献してくれますし、設置から動き始めるまでにそう長くはかからないでしょう。「茶単」の明日はこのカードにお任せ!



19. 創意工夫の傑作/Masterwork of Ingenuity

創意工夫の傑作


 《石鍛冶の神秘家》で持ってこれる!そして出せる!普通に考えると《梅澤の十手》《殴打頭蓋》などを増量した方が良さそうですが、1マナという軽さには可能性を感じます。《殴打頭蓋》をコピーすると、合計わずか4マナで戻して出してと繰り返せるので、その動きはかなり強そうですよね。



20. 炎族の村/Flamekin Village

炎族の村


 何でも「速攻」!「速攻」ハッピー!私としましては、ぜひとも《引き裂かれし永劫、エムラクール》さんに「速攻」を与えて「滅殺」ハッピーしたいところ。1対1の試合で使っても良いですが、「統率者戦」で他のプレイヤーのクリーチャーに「速攻」を付けても面白いと思います。



おまけ

 本編は以上となりますが、個人的な『統率者2014』トップ5を決めるならば、こんな感じです。


1位: 封じ込める僧侶/Containment Priest
2位: 屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant
3位: 創意工夫の傑作/Masterwork of Ingenuity
4位: 時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage
5位: 浅瀬蟲/Reef Worm






 『統率者2014』は「アーティファクト」が熱いはず!早く《ダク・フェイデン》《屑鉄の学者、ダレッティ》の共演が見たいですね。



 さてさて、この企画もこの度で無事に3回目を迎えることができました。それもこれも読者の方々のおかげです!いつもご愛読いただき、本当にありがとうございます!

 次回は来年の1月掲載の予定なので、少し間が空いてしまいますが、そちらの方もよろしくお願いいたします!

 それでは、また次回の記事で!