アミュレットタイタン サンプルリスト
デッキの動き
1ターンでいきなり勝利したり、土地の能力で化学反応が起こすのが好きならこのデッキがオススメです。
《精力の護符》と《シミックの成長室》などバウンスランドとのシナジーを活かし、大量のマナを出して早いターンに《原始のタイタン》を戦場に出すデッキです。《原始のタイタン》は6マナですが、このデッキではおおむね3ターン目に着地させることが1つの目安となります。
メインの勝ち筋としては《イリーシア木立のドライアド》が戦場にいる状態で《原始のタイタン》の場に出たときの能力、および攻撃したときの誘発型能力によりライブラリーから《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を出すことで 大ダメージを与えるルートがあります。《原始のタイタン》は能力で《ハンウィアーの要塞》を戦場に出し、自らに速攻を付与することができるため、実質的に速攻を持っているようなものです。
デッキの型によっては《処刑者の要塞》と《軍の要塞、サンホーム》で《原始のタイタン》を10/6・二段攻撃・トランプルという最強生物に変え、殴って終わらせるパターンもあります。
序盤
とにかく、《精力の護符》がないとなにも起きないデッキですので、なにがなんでも《精力の護符》を戦場に出すことを目標とします。なおかつ《樹上の草食獣》の能力で1ターンに土地を2つまでプレイできることが理想です。
《樹上の草食獣》と《精力の護符》の2枚がキーカードとなるため、これらが手札にくるまで2-3回マリガンを繰り返すことも視野に入ります。
《精力の護符》に関しては《ウルザの物語》からサーチできるため、《ウルザの物語》を妥協してキープすることもあります。
中盤
3ターン目の決着を狙うこのデッキにとって中盤、終盤の区別はほとんどありませんが、まずは《原始のタイタン》の着地を最優先に考えます。
このとき、ライブラリーからサーチする土地は《ハンウィアーの要塞》と《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》が理想です。《原始のタイタン》に速攻を付与しつつ、攻撃時にさらに2枚の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》or《ヴェズーヴァ》を戦場に出すことができるため、もっとも大ダメージが狙える組み合わせとなります。
ちなみに《召喚士の契約》のデメリット(マナが払えないと敗北)は完全に無視してかまいません。《召喚士の契約》=《イリーシア木立のドライアド》or《原始のタイタン》です。
終盤
対戦相手による妨害や、そもそも事故でデッキが思うように回らず、終盤までもつれた場合は《一つの指輪》で生きながらえてコンボ成立のチャンスを伺います。
また、仮に《原始のタイタン》を封殺されたとしても地道に土地をプレイすることで《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》で勝つチャンスがあるデッキです。
苦手なカード
土地コンボデッキの宿命ですが、《血染めの月》と《月の大魔術師》は残酷なまでに刺さってしまいます。特に《月の大魔術師》はまともに除去できる手段がなく、アミュレットタイタンにとって天敵といえるカードです。
一応、《血染めの月》は《耐え抜くもの、母聖樹》、《月の大魔術師》は《天上都市、大田原》で対処できないこともありません。《トレイリア西部》は「変成」でそれら「魂力」土地をサーチできます。ただし、マナベースに《島》を採用していない場合は青マナが出せず、《血染めの月》や《月の大魔術師》が戦場に出るに際し青マナを浮かせておくことが求められ、タイミング的にかなりシビアです。
また、サーチやETBを多用するデッキであるため、それらを封じるカードは苦手です。サーチ能力を封じるカードはあまり見かけませんが、《激しい叱責》など場に出たときの能力を封じるカードはよく見かけるため注意が必要です。
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