Round 6: 池上 彰(東京) vs. Anthony Welsh(東京)

晴れる屋

By Shiro Wakayama


  ここまで3勝1敗1分の池上と3勝2敗のAnthony。池上は勝ってTOP8。Anthonyは勝ったうえでオポーネントウィンマッチパーセンテージ次第という厳しい戦い。
 池上はWGRの《壌土からの生命》《突撃の地鳴り》デッキ。対するAnthonyは《Candelabra of Tawnos》が入っていない形の《High Tide》デッキ。相性は《High Tide》の圧倒的有利だが、《壊滅的な夢》がうまく刺されば、池上にもチャンスはあるか!?という所。
 最終戦に勝利して、TOP8に名乗りを上げるのはどちらか?


Game 1

 池上先手。マリガン無し。《不毛の大地》セット、《モックス・ダイアモンド》から、《タルモゴイフ》プレイと、《High Tide》を相手にするには、ベストともいえる初動。
 対するanthonyは《ギタクシア派の調査》で相手の手札を窺いながら、ライブラリを掘り進める。
 池上も、サイクリングランドでライブラリを掘り進めながら、《壌土からの生命》で一気にアドバンテージを稼ぐ。
 《High Tide》デッキのanthonyは《渦まく知識》からの《定業》でひたすらにライブラリを掘り進め、数ターン後のビッグイニングへの仕込みを続ける。
 《タルモゴイフ》が淡々とダメージを刻み続け、anthonyのライフは14まで落ち込むが、サイクリングランドを挟んでも、池上は追加の脅威を展開することが出来ない。Anthonyはターンが変わってもやることは変わらない。さらに《思案》で手札を整理。着々と手札を強力にしていく。
 池上は《タルモゴイフ》に辿り着くのだが、これは《対抗呪文》で処理。クロックを増やさせない。
 池上がもたついている間に、4ターン目、Anthonyは《狡猾な願い》から《転換》をサーチ。恐らく準備を終えたであろうAnthony。
 5ターン目、セットランドをしてから、少し考える。並ぶ土地は5枚。まずは《High Tide》。4マナ残しで《転換》をプレイ。さらに、10マナだして、8マナ残しで《時のらせん》をプレイ。ストームカウントは3。
 手札と墓地がシャッフルされ、新たな7枚がAnthonyにもたらされる。ここで、マナを出しつつ《転換》をプレイ。
 膨大なマナから2度の《狡猾な願い》を経由して、余力を残しつつ、《思考停止》をストーム8で。既にほぼ死に体の池上は、デッキの構成が知られてしまうことを良しとせず、投了。

池上 0-1 Anthony



Game 2
 先手は池上。まさかのトリプルマリガンをしてしまう。
 Anthonyは土地1枚なのは不安要素だが、後手であることに加え、《思案》が1枚あったので、プレイすることを決定。
 トリプルマリガンながらも、2ターン目に《タルモゴイフ》を展開する池上。
 Anthonyはサイドボード後もやることは変わらない。《思案》《渦まく知識》《思案》と強力にライブラリを掘り進め、土地を何とか引き当てながら3ターン目には《狡猾な願い》《High Tide》をサーチしてくる。
 少しでも動きが遅れればと、苦し紛れに《壊滅的な夢》をプレイする池上だが、これは潤沢な、完璧な手札から《Force of Will》でカウンター。
 やってきたanthonyの第4ターン。何と3枚の《High Tide》から、《転換》。さらにマナを増やしつつ、10マナを残して《時のらせん》をプレイ。ほぼ盤石の状態。新たにやってきた7枚の手札から《渦まく知識》《思案》とつづけ、ストームは15を超え、増えに増えたマナは40を超える。3枚目の《時のらせん》をプレイしようとしたところで、池上が動く。《外科的摘出》を対象《商人の巻物》。だがこれは、有り余るマナから《Force of Will》を5マナ払ってカウンター。しかし、池上は更に動く。《天使の嗜み》をプレイ。
 これで、このターンに何枚カードを引けと言われても、何枚ライブラリに落とされても池上は負けない。
 しかし、Anthonyは動じない。ストームが20を超えた《思考停止》をプレイして、落ち着いて、日本語で、「ターンシュウリョウ。」と宣言。
 池上は、にこやかにAnthonyの勝利を祝福した。

池上 0-2 Anthony