皆さんこんにちは!
大型セット「ラヴニカへの回帰」の発売が迫ってきました。今月末にはいよいよ待ちに待った「ラヴニカへの回帰」プレリリースが行われるので大変楽しみです。
さて、今回は9月9日に行われた「StarCityGames.com Open Series(SCGO) Portland」と、9月16日に行われた「SCGO Los Angeles」のトップ8入賞デッキの解説をしていきたいと思います。
SCGO Portland トップ8デッキアーキタイプ
2012年9月9日
1位 Death & Taxes/デス&タックス
2位 WU Mystic/白青石鍛冶
3位 Team Italia/チームイタリア
4位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
5位 Omni-Tell/実物提示教育+全知
6位 Merfolk/マーフォーク
7位 ANT/むかつきストーム
8位 Goblins/ゴブリン
今回のトップ8も、前回の「SCGO Minneapolis」同様に、上位8名がそれぞれ異なるアーキタイプで勝ち残り、多様性のあるレガシーらしい結果となりました。レガシー版白ウイニーである「デス&タックス」が、相性のあまり良くないとされていた「白青石鍛冶コントロール」に勝利し優勝しました。
SCGO Portland デッキ解説
「デス&タックス」「白青石鍛冶コントロール」「ANT」
9 《平地》 2 《地平線の梢》 4 《不毛の大地》 4 《リシャーダの港》 4 《Karakas》 -土地(23)- 4 《ルーンの母》 4 《石鍛冶の神秘家》 4 《セラの報復者》 4 《ちらつき鬼火》 3 《ファイレクシアの破棄者》 4 《スレイベンの守護者、サリア》 3 《コロンドールのマンガラ》 -クリーチャー(26)- |
4 《剣を鍬に》 4 《霊気の薬瓶》 1 《火と氷の剣》 1 《殴打頭蓋》 1 《梅澤の十手》 -呪文(11)- |
2 《ヨツンの兵卒》 3 《エーテル宣誓会の法学者》 1 《悪鬼の狩人》 2 《忘却の輪》 2 《はらわた撃ち》 2 《トーモッドの墓所》 1 《レオニンのボーラ》 1 《万力鎖》 1 《梅澤の十手》 -サイドボード(15)- |
レガシー版の白単ビートダウンデッキ。《不毛の大地》と《リシャーダの港》、《スレイベンの守護者、サリア》で相手の行動を制限し、《コロンドールのマンガラ》と《Karakas》のコンボで相手の反撃を封じ、白の優秀な軽量クリーチャーでビートダウンするのがこのデッキの主な戦略です。
《スレイベンの守護者、サリア》のおかげでこのデッキが苦手としていたコンボデッキとの相性が緩和されています。また《瞬唱の魔道士》を使うデッキに対しても、《瞬唱の魔道士》の能力にレスポンスで《霊気の薬瓶》から《スレイベンの守護者、サリア》を出す事で、その後の行動を著しく制限できます。
《石鍛冶の神秘家》と装備品のパッケージも搭載されているので中盤以降も息切れせずに渡り合えます。《殴打頭蓋》にアタッチしている細菌トークンが除去されても、このデッキでは《ちらつき鬼火》で《殴打頭蓋》を明滅する事で容易にリセット可能です。
2 《平地》 4 《島》 4 《溢れかえる岸辺》 2 《沸騰する小湖》 2 《霧深い雨林》 3 《Tundra》 2 《Underground Sea》 1 《Karakas》 1 《アカデミーの廃墟》 -土地(21)- 3 《石鍛冶の神秘家》 2 《瞬唱の魔道士》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 -クリーチャー(6)- |
4 《剣を鍬に》 1 《謙虚》 3 《終末》 1 《天使への願い》 4 《渦まく知識》 4 《思案》 2 《呪文貫き》 2 《対抗呪文》 4 《Force of Will》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 1 《仕組まれた爆薬》 3 《師範の占い独楽》 1 《殴打頭蓋》 -呪文(33)- |
2 《流刑への道》 1 《解呪》 1 《終末》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 3 《相殺》 3 《外科的摘出》 3 《思考囲い》 1 《梅澤の十手》 -サイドボード(15)- |
「白青石鍛冶」と「白青奇跡」のハイブリッド。「実物提示教育+全知」等のコンボデッキに対して有効な手札破壊《思考囲い》のために黒を足しています。
普通の「白青石鍛冶」とは異なり、《石鍛冶の神秘家》のサーチ先がメインは《殴打頭蓋》のみで、《梅澤の十手》がサイドに落とされています。「白青石鍛冶」にとっては定番の《梅澤の十手》ですが、このデッキは《終末》等メインでクリーチャーを除去する手段が豊富なのと、相手のデッキの正体がはっきりしないメイン戦において《石鍛冶の神秘家》を出した場合はクロックになる《殴打頭蓋》を優先する事が多いので、サイドでも特に問題は無いと思います。
メインでクリーチャーデッキを大きくメタっている分、サイドは《相殺》や《思考囲い》等コンボデッキを強く意識して構築しています。
1 《汚染された三角州》 1 《血染めのぬかるみ》 1 《沸騰する小湖》 2 《Underground Sea》 1 《Volcanic Island》 2 《真鍮の都》 4 《宝石鉱山》 -土地(12)- -クリーチャー(0)- |
4 《沈黙》 4 《渦まく知識》 3 《思案》 4 《ギタクシア派の調査》 4 《暗黒の儀式》 3 《強迫》 4 《冥府の教示者》 1 《むかつき》 4 《炎の儀式》 4 《燃え立つ願い》 1 《巣穴からの総出》 4 《ライオンの瞳のダイアモンド》 4 《水蓮の花びら》 4 《金属モックス》 -呪文(48)- |
2 《残響する真実》 1 《拭い捨て》 1 《先細りの収益》 3 《陰謀団式療法》 1 《コジレックの審問》 1 《苦悶の触手》 1 《破壊放題》 1 《ぶどう弾》 1 《巣穴からの総出》 1 《炎の中の過去》 2 《ザンティッドの大群》 -サイドボード(15)- |
レガシーを代表する高速コンボデッキ。最近流行の《燃え立つ願い》型で《沈黙》をメインに4枚採用しています。
《沈黙》は、カウンターが主な妨害手段の青いデッキにとって致命的なカードです。通してしまえばそのターンはカウンターでの妨害を気にせずコンボを発動することができ、通らなくてもカウンター呪文を消耗させることでコンボを決め易くなります。
青いデッキ以外に対しても相手のアップキープにキャストして展開を遅らせたり、同系に対してもコンボを妨害したりと、役に立ちます。
SCGO Los Angeles トップ8デッキアーキタイプ
2012年9月16日
1位 WU Miracle/白青奇跡
2位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
3位 Mono Red/赤単
4位 Merfolk/マーフォーク
5位 WU Miracle/白青奇跡
6位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
7位 Maverick/マーベリック
8位 Goblins/ゴブリン
「白青奇跡」の優勝で幕を閉じた「SCGO Los Angeles」。
上位8名の内5名が青いデッキだった影響か、今回のトップ8にコンボデッキは残りませんでした。やはりこれだけ青が多いとコンボデッキにとっては勝ち抜くのは難しいようです。他には「赤単バーン」が久々にトップ8に入賞する等、非常に見ごたえのある大会でした。
SCGO Los Angeles デッキ解説
「白青奇跡」「カナディアン・スレッショルド」「赤単バーン」「ゴブリン」
2 《平地》 5 《島》 4 《溢れかえる岸辺》 4 《汚染された三角州》 2 《乾燥台地》 2 《Tundra》 2 《Volcanic Island》 1 《氷河の城砦》 1 《Karakas》 -土地(23)- 2 《瞬唱の魔道士》 2 《ヴェンディリオン三人衆》 -クリーチャー(4)- |
4 《剣を鍬に》 1 《忘却の輪》 3 《終末》 2 《天使への願い》 4 《渦まく知識》 2 《呪文貫き》 2 《対抗呪文》 4 《Force of Will》 3 《相殺》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 4 《師範の占い独楽》 1 《ヴィダルケンの枷》 -呪文(33)- |
1 《悟りの教示者》 1 《土地税》 1 《解呪》 1 《Moat》 1 《終末》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 1 《呪文貫き》 1 《相殺》 1 《外科的摘出》 1 《赤霊破》 3 《紅蓮破》 1 《トーモッドの墓所》 1 《墓掘りの檻》 -サイドボード(15)- |
今年Indianapolisで行われた「StarCity Invitational」での準優勝も記憶に新しい強豪プレイヤーMichael Hetrickは、今回「白青奇跡」を使って見事に優勝を果たしました。
メインに「マーフォーク」や「カナディアン・スレッショルド」に有効な《ヴィダルケンの枷》を採用しています。この「白青奇跡」は《赤霊破》と《紅蓮破》にアクセスするために赤を足していて、メインの《忘却の輪》と合わせて流行の「実物提示教育+全知」に対して耐性を付けています。
また、サイドは《悟りの教示者》を利用したシルバーバレット戦略がとられています。《Moat》や《墓掘りの檻》等を状況に応じてサーチできます。
1 《溢れかえる岸辺》 4 《沸騰する小湖》 3 《霧深い雨林》 3 《Volcanic Island》 3 《Tropical Island》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《敏捷なマングース》 4 《タルモゴイフ》 -クリーチャー(12)- |
4 《渦まく知識》 2 《思考掃き》 4 《思案》 2 《呪文嵌め》 4 《呪文貫き》 4 《目くらまし》 4 《Force of Will》 4 《稲妻》 1 《二股の稲妻》 1 《Fire+Ice》 -呪文(30)- |
4 《水没》 3 《外科的摘出》 1 《渋面の溶岩使い》 2 《紅蓮破》 1 《古えの遺恨》 2 《乱暴+転落》 1 《漁る軟泥》 1 《帰化》 -サイドボード(15)- |
4 《汚染された三角州》 4 《樹木茂る山麓》 3 《Volcanic Island》 3 《Tropical Island》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 2 《渋面の溶岩使い》 4 《敏捷なマングース》 3 《タルモゴイフ》 1 《漁る軟泥》 -クリーチャー(14)- |
4 《渦まく知識》 2 《思考掃き》 4 《思案》 4 《もみ消し》 3 《呪文貫き》 3 《目くらまし》 4 《Force of Will》 4 《稲妻》 -呪文(28)- |
1 《金粉のドレイク》 1 《狼狽の嵐》 4 《水没》 2 《赤霊破》 2 《古えの遺恨》 1 《乱暴+転落》 1 《壌土からの生命》 2 《トーモッドの墓所》 1 《墓掘りの檻》 -サイドボード(15)- |
「SCGO」等アメリカの大きなレガシー大会では高い人気を誇る「カナディアン・スレッショルド」。成績も非常に安定しています。
今回上位入賞した両名はサイドに《乱暴+転落》を採用しています。「マーベリック」や「ゴブリン」等に有効で、《紅蓮地獄》とは異なり自軍の《Insectile Aberration》を巻き込まないのでこのデッキとの相性は抜群です。
準優勝したBenjamin Brueseke氏はメインに《呪文嵌め》を採用しています。厄介な《石鍛冶の神秘家》、《スレイベンの守護者、サリア》、《相殺》、《漁る軟泥》、ミラーマッチで重要なカードの《タルモゴイフ》等を1マナでカウンターできる優秀なスペルです。
「アヴァシンの帰還」リリース後に2マナのスペルを多用しない「スニーク・ショー」が流行しメインから不採用になった時期もありましたが、現在の《実物提示教育》デッキは《燃え立つ願い》を搭載した「Omni-Tell」が主流です。《相殺》や《瞬唱の魔道士》等2マナのスペルを多数搭載している「白青奇跡」がトップメタに加わった現在はメインに採用しても問題ありません。
Jason Abong氏のリストは《もみ消し》をメインにフル搭載しています。《グリセルブランド》が大量にカードを引くことを妨害したり、奇跡の誘発を止めたりと、現在のレガシーでは役に立つ状況が増えたのでメインの採用率も上がってきています。また、《ゴブリンの首謀者》等の誘発能力によってアドバンテージを得る「ゴブリン」に対しても有効なカードです。
新セット「ラヴニカへの回帰」の参入によって、「カナディアン・スレッショルド」の構成がどのように変化するのか楽しみです。
9 《山》 3 《血染めのぬかるみ》 3 《樹木茂る山麓》 3 《沸騰する小湖》 3 《乾燥台地》 -土地(21)- 4 《渋面の溶岩使い》 4 《ゴブリンの先達》 -クリーチャー(8)- |
4 《稲妻》 4 《Chain Lightning》 4 《溶岩の撃ち込み》 4 《発展の代価》 4 《火炎の裂け目》 4 《裂け目の稲妻》 3 《硫黄の渦》 4 《火炎破》 -呪文(31)- |
4 《精神壊しの罠》 4 《難問の鎮め屋》 4 《焼尽の猛火》 3 《罠の橋》 -サイドボード(15)- |
久々に上位入賞の「赤単バーン」。使用者はベテランプレイヤーのPatrick Sullivan氏。
最近は「SCGO」のコメンテーターとしての活動が多かった氏ですが今回はプレイヤーとして参加。準々決勝では「マーベリック」を使ったRoss Merriam氏を相手に、絶望的な状況から、デッキを良く理解したプレイングで《発展の代価》+《火炎破》によって逆転を果たしました。個人的に今大会最高の名試合だったので、再放送の動画が上がっているようでしたら、観戦してみることをお勧めします。
「赤単バーン」は比較的安価で組めますが決して弱いデッキではなく、妨害手段を持たないデッキに対しては4ターンほどでゲームを終わらせます。このデッキに4枚搭載されている《発展の代価》は、デュアルランドを多用するデッキに対しては2マナで6点以上のライフを奪う事もあります。《殴打頭蓋》等のライフゲイン対策としてメインから《硫黄の渦》が3枚採用されています。
サイドボードも極めてシンプルで《相殺》対策の《難問の鎮め屋》、クリーチャー対策に《罠の橋》、コンボ対策に《精神壊しの罠》と非常に綺麗にまとまっています。追加の火力の《焼尽の猛火》は面白いチョイスです。カバレージを見る限りでは《スレイベンの守護者、サリア》の入ったデッキに対してサイドインしていました。
14 《山》 4 《魂の洞窟》 4 《不毛の大地》 -土地(22)- 4 《ゴブリンの従僕》 3 《ゴブリンの群衆追い》 2 《棘鞭使い》 4 《巣穴の煽動者》 4 《ゴブリンの女看守》 4 《宝石の手の焼却者》 4 《ゴブリンの戦長》 2 《ゴブリンの酋長》 4 《ゴブリンの首謀者》 1 《タクタクの潰し屋》 1 《群衆の親分、クレンコ》 1 《包囲攻撃の司令官》 -クリーチャー(34)- |
4 《霊気の薬瓶》 -呪文(4)- |
3 《フェアリーの忌み者》 3 《赤霊破》 2 《紅蓮破》 3 《紅蓮操作》 4 《アメジストのとげ》 -サイドボード(15)- |
この所ほぼ毎回入賞している「ゴブリン」。やはり《魂の洞窟》によってカウンターされずに展開できるのは大きいようです。今回トップ8に入賞したリストは赤単色で、メインに《巣穴の煽動者》を4枚採用しているのが特徴です。
すっかりゴブリンのレギュラーとなった《群衆の親分、クレンコ》と相性の良い《ゴブリンの酋長》がメインから2枚採用されている辺り、爆発力が重視されている事が分かります。《実物提示教育》デッキに対しても、デカブツ対策の《棘鞭使い》がメインに2枚採用されていて好感の持てる調整です。
現在コンスタントに結果を残している「白青奇跡」との相性も、《ゴブリンの首謀者》からのカードアドバンテージがあるのでそれほど悪くありません。これからも結果を残し続けるデッキだと思います。
ボーナスデッキリスト
6 《島》 1 《溢れかえる岸辺》 3 《沸騰する小湖》 3 《霧深い雨林》 1 《Tundra》 3 《Underground Sea》 4 《古えの墳墓》 1 《アカデミーの廃墟》 -土地(22)- 4 《ナルコメーバ》 2 《引き裂かれし永劫、エムラクール》 1 《覇者シャルム》 -クリーチャー(7)- |
4 《渦まく知識》 4 《思案》 1 《直観》 4 《Force of Will》 4 《陰謀団式療法》 1 《戦慄の復活》 4 《リム=ドゥールの櫃》 4 《催眠の宝珠》 4 《玄武岩のモノリス》 1 《爆破基地》 -呪文(31)- |
2 《引き裂かれし永劫、エムラクール》 4 《実物提示教育》 1 《絶望の天使》 4 《絵描きの召使い》 4 《丸砥石》 -サイドボード(15)- |
《催眠の宝珠》を使ったコンボデッキ。デッキテクでも紹介されています。
《玄武岩のモノリス》と《催眠の宝珠》を使ってデッキを掘り進んでいき、《ナルコメーバ》を出し、《戦慄の復活》から《覇者シャルム》をリアニメイトして墓地に落ちた《爆破基地》を回収します。《ナルコメーバ》を《爆破基地》でサクリファイスして、《玄武岩のモノリス》と《催眠の宝珠》を使って《引き裂かれし永劫、エムラクール》を落とし、デッキを元に戻してそこからループするという独特の勝ち手段のコンボです。
サイドには追加の《引き裂かれし永劫、エムラクール》や、相手がサイドインして来るであろう墓地対策を見越しての変形サイドボードになっています。《丸砥石》+《絵描きの召使い》での瞬殺ルートや、《実物提示教育》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》のルート等、メインと合わせて3種類のコンボを搭載したデッキとなっています。
総括
「SCGO Portland」は、前週の「SCGO Minneapolis」に引き続き、多様なアーキタイプが入賞しました。「Portland」の翌週の「SCGO Los Angeles」では、多数の青いデッキが入賞して久々にコンボ不在のトップ8になりました。しかし「赤単バーン」が入賞する等、中々面白いトピックもありました。
さて、「ラヴニカへの回帰」のカードギャラリーも埋まってきて、カウンターされないスイーパーの《至高の評決》や、同様にカウンターされない除去の《突然の衰微》、「マーベリック」等でコンボ対策に使われそうな《裁判官の使い魔/Judge’s Familiar》等、環境に影響を与えそうなカードが確認できます。
来週はいよいよ、現環境で行われる最後の大規模な大会である「StarCity Invitational Atlanta」と「SCGO Atlanta」です。残念ながら筆者はつい最近「Invitational」の権利を得たばかりで、タイミングが合わず参加できません。とは言え、レガシーで行われる「Invitational」のプレイオフはレベルの高いゲームを期待できるので今から楽しみです。
以上、「 SCGO Portland」と「SCGO Los Angeles」の解説でした。
次回の記事では「StarCity Invitational Atlanta」と「SCGO Atlanta」の解説をしていきたいと思います。それでは楽しいレガシーを!