日本中のレガシープレイヤーたちがこの日のために練習を積んだ、日本レガシー選手権。
その優勝の栄光に向けて、あと2勝。
カウンターバーンの橋本と、カナディアンスレッショルドの市川が決勝へのチケットをかけて試合を開始する。
Game 1
スイスラウンドの順位で橋本が先攻。《島》を置く静かなスタート。
対して、市川は《霧深い雨林》で《Tropical Island》をサーチしてくると、《敏捷なマングース》を召喚する。
続いて橋本は《山》をプレイ。そして、2枚の基本地形をコントロールする橋本へと市川は《渦まく知識》の後に、《敏捷なマングース》でアタックする。
この《敏捷なマングース》が《瞬唱の魔道士》と相打ちとなり、市川はクロックを失う。そして、橋本はさらに3枚目の土地として《沸騰する小湖》をセットすると、市川のドロー後にフェッチを宣言。明らかに《ヴェンディリオン三人衆》の構え。だが、このフェッチを市川は《もみ消し》する。
しかし、続くターンに《Volcanic Island》から登場した《ヴェンディリオン三人衆》を止めることはできず、市川の手札があらわとなる。
《二股の稲妻》
《稲妻》
《タルモゴイフ》
《呪文貫き》
《渦まく知識》
《敏捷なマングース》
という手札から《タルモゴイフ》を山札下送りにした橋本だったが、しかし、ここで念願のフェッチランドをドローする。
《渦まく知識》を使用した後にフェッチランドで山札をトップをリフレッシュすると、《二股の稲妻》で《ヴェンディリオン三人衆》を除去し、《不毛の大地》で《Volcanic Island》を破壊、そしてスレッショルド状態の《敏捷なマングース》を召喚する。
《師範の占い独楽》をプレイし、なんとか《敏捷なマングース》への対抗策を模索する橋本。そしてなんとか《ヴェンディリオン三人衆》につながり、《敏捷なマングース》のアタックに対応して《ヴェンディリオン三人衆》をキャストする。
しかし、その能力で見せられた市川の手札は、《目くらまし》《呪文貫き》、そして3枚の《稲妻》と言うものだった。
そのうち1枚を山札の下に送り、市川は1枚ドロー。そして、《ヴェンディリオン三人衆》は《稲妻》の犠牲となる。
橋本は、《粗石の魔道士》をプレイ。だが、先ほど《ヴェンディリオン三人衆》の能力で市川がドローしていたのが、なんと《Force of Will》。《目くらまし》が追放され、《粗石の魔道士》がカウンターされる。
そして、橋本の渾身の《ヴェンディリオン三人衆》も対応しての《稲妻》、そして追加で2枚の《敏捷なマングース》の前には無力なのであった。
市川 1-0 橋本
Game 2
先手の橋本がマリガン。
今回も橋本が《島》を置き、続く市川が《霧深い雨林》をフェッチする流れだが黒枠の《Volcanic Island》から登場するクリーチャーは、今度は《秘密を掘り下げる者》。
この《秘密を掘り下げる者》は、《稲妻》で対処されてしまい、市川は後続を用意できない。だが、一方の橋本も土地の後続を用意することができない。
対する市川は《タルモゴイフ》を《Force of Will》同士のカウンター合戦の末に、戦場に出すことに成功し、そして、橋本の《血染めの月》を《呪文貫き》でカウンターする。
これらの攻防の末に《タルモゴイフ》のサイズは、4/5に、そして、スレッショルドはしていないものの、追加のクロックとして《敏捷なマングース》が戦場に送り込まれる。橋本のライフは、9。
市川は《渦まく知識》とフェッチランドでスレッショルドを達成した後に、《硫黄の渦》をプレイ。これを通してしまっては、次のドローを見るまでもなく敗北が確定してしまうため、《青霊破》でカウンターした橋本だったが、しかし、最後のドローを見た後に、土地を片付けたのだった。
市川 2-0 橋本
