皆さんこんにちは。
今週末にはマジック基本セット2014のプレリリースがありますが皆さんの注目のカードはありましたか?
さて、今回の記事ではStarCityGames.com Open Series(SCGO)Worcesterの入賞デッキの解説をしていきます。
またおまけとして、筆者が参加した賞金制のレガシーの大会「BC Comix & Games 1K Legacy」の上位入賞デッキの解説及び参戦レポートをお届けします。
SCGO Worcester トップ8 デッキアーキタイプ
2013年7月7日
1位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
2位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
3位 UWR Stoneblade/白青石鍛冶+赤
4位 UWR Delver/トリコトラフト
5位 TES/むかつきストーム
6位 Shardless BUG/続唱青黒緑
7位 Goblins/ゴブリン
8位 Elves/エルフ
SCGO Worcesterの優勝はRUG Delverでした。今大会のトップ8には最近のSCGOでは必ずといって良い程入賞していたOmni-tellやEsper Deathbladeが存在せず、優勝したRUG DelverやUWR Delver等テンポデッキが勝ち組だったようです。
コンボデッキも5位入賞のTESと8位入賞のElvesとコンボが少な目のメタです。
SCGO Worcester デッキ解説
「RUG Delver」「UWR Stoneblade」「Goblins」「Elves」
3 《Tropical Island》 3 《Volcanic Island》 4 《霧深い雨林》 4 《沸騰する小湖》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《敏捷なマングース》 4 《タルモゴイフ》 1 《瞬唱の魔道士》 -クリーチャー(13)- |
3 《ギタクシア派の調査》 4 《渦まく知識》 4 《思案》 2 《呪文貫き》 4 《もみ消し》 4 《目くらまし》 4 《Force of Will》 4 《稲妻》 -呪文(29)- |
3 《水没》 2 《紅蓮破》 2 《乱暴+転落》 1 《狼狽の嵐》 1 《古えの遺恨》 1 《壌土からの生命》 1 《Zuran Orb》 1 《墓掘りの檻》 1 《硫黄の精霊》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 1 《精神を刻む者、ジェイス》 -サイドボード(15)- |
Jacob WilsonはGP等でも結果を残しているアメリカの若手プロで、今回優勝した彼のリストはメイン、サイド共に他のRUG Delverとは異なるアプローチをしています。メインでは《二股の稲妻》や《Chain Lightning》等追加の火力の代わりに《ギタクシア派の調査》が3枚採用されています。妨害手段を増やす事よりも安定した回りを優先しているようです。
サイドも個性的なチョイスが見られます。《Zuran Orb》はRUG Delverのサイドではあまり見かけないカードですが、《発展の代価》等を使う赤バーンやUR Delverとの相性の改善に役立ちます。《精神を刻む者、ジェイス》は実験的な採用だったようで、大会後のショートインタビューによるとRUG Delverの土地構成では重くて役に立たなかったそうです。
2 《島》 1 《平地》 3 《Tundra》 2 《Volcanic Island》 1 《Plateau》 4 《溢れかえる岸辺》 3 《沸騰する小湖》 1 《乾燥台地》 1 《氷河の城砦》 1 《Karakas》 3 《不毛の大地》 1 《アカデミーの廃墟》 -土地(23)- 4 《石鍛冶の神秘家》 2 《瞬唱の魔道士》 2 《ヴェンディリオン三人衆》 1 《造物の学者、ヴェンセール》 -クリーチャー(9)- |
4 《渦まく知識》 2 《呪文貫き》 2 《呪文嵌め》 1 《対抗呪文》 4 《Force of Will》 4 《剣を鍬に》 2 《イゼットの魔除け》 2 《至高の評決》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 1 《遍歴の騎士、エルズペス》 1 《世界のるつぼ》 1 《火と氷の剣》 1 《殴打頭蓋》 -呪文(28)- |
3 《外科的摘出》 2 《狼狽の嵐》 2 《紅蓮破》 1 《悟りの教示者》 1 《天界の粛清》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《真髄の針》 1 《エーテル宣誓会の法学者》 1 《拘留の宝球》 1 《謙虚》 1 《Moat》 -サイドボード(15)- |
UWR StonebladeはSCGO Columbusでも入賞していましたが、今回入賞したリストは「クリーチャーが少なめ」「PWが多め」「《世界のるつぼ》の採用」とコントロール寄りになっているのが特徴です。
赤もメインの《イゼットの魔除け》とサイドの《紅蓮破》《仕組まれた爆薬》のみとなっており、少し前のStonebladeのような構成です。
3 《山》 1 《Taiga》 1 《Plateau》 4 《樹木茂る山麓》 1 《血染めのぬかるみ》 1 《沸騰する小湖》 4 《魂の洞窟》 4 《リシャーダの港》 4 《不毛の大地》 -土地(23)- 4 《ゴブリンの従僕》 1 《スカークの探鉱者》 4 《ゴブリンの群衆追い》 3 《モグの戦争司令官》 1 《棘鞭使い》 1 《ブリキ通りの悪党》 4 《ゴブリンの戦長》 4 《ゴブリンの女看守》 4 《宝石の手の焼却者》 1 《ゴブリンの名手》 4 《ゴブリンの首謀者》 2 《包囲攻撃の司令官》 -クリーチャー(33)- |
4 《霊気の薬瓶》 -呪文(4)- |
4 《スレイベンの守護者、サリア》 3 《大祖始の遺産》 3 《紅蓮操作》 2 《クローサの掌握》 1 《赤霊破》 1 《ブリキ通りの悪党》 1 《絶望の天使》 1 《エメリアの盾、イオナ》 -サイドボード(16)- |
※編集より※
サイドボードが16枚ありますが、掲載元のリストが16枚になっているため、そのまま掲載してあります。ご了承下さい。
部族デッキの代表各のGoblins。青いデッキに対して相性が良く、今大会のように苦手なコンボが少なめのメタではよく見かけるデッキです。その苦手なコンボデッキに対しても《スレイベンの守護者、サリア》を採用するなど調整の跡が見られます。
このリストの特徴はサイドボードのカードチョイスです。《エメリアの盾、イオナ》は最近よく見かけるようになった《無限への突入》を使ったOmni-tellに対して有効な対抗手段になり得ます。Omni-tellは基本的に青単色なので、相手の《実物提示教育》で《エメリアの盾、イオナ》を出して「青」を指定すればOmni-tell側はゲームに勝つことが困難になります。
2 《森》 2 《Bayou》 1 《Scrubland》 2 《霧深い雨林》 2 《新緑の地下墓地》 2 《吹きさらしの荒野》 2 《樹木茂る山麓》 4 《ガイアの揺籃の地》 1 《ドライアドの東屋》 -土地(18)- 4 《イラクサの歩哨》 4 《遺産のドルイド》 4 《ワイアウッドの共生虫》 4 《死儀礼のシャーマン》 3 《クウィリーオン・レインジャー》 1 《Fyndhorn Elves》 1 《ラノワールのエルフ》 1 《樺の知識のレインジャー》 1 《ジョラーガの戦呼び》 4 《エルフの幻想家》 1 《ヴィリジアンのシャーマン》 1 《威厳の魔力》 1 《孔蹄のビヒモス》 -クリーチャー(30)- |
1 《輪作》 4 《垣間見る自然》 4 《緑の太陽の頂点》 3 《自然の秩序》 -呪文(12)- |
3 《陰謀団式療法》 2 《真髄の針》 2 《突然の衰微》 2 《クァーサルの群れ魔道士》 1 《ジョラーガの戦呼び》 1 《漁る軟泥》 1 《ガドック・ティーグ》 1 《ヴィリジアンのシャーマン》 1 《自然の秩序》 1 《ハルマゲドン》 -サイドボード(15)- |
コンスタントに入賞しているElves。《ガイアの揺籃の地》が4枚採用されており爆発力が重視されています。他のElvesのリストではあまり見かけない《ジョラーガの戦呼び》がメインとサイドに1枚ずつ採用されており、全体強化能力によって部族ビートダウンとしても充分戦えるように工夫されています。
《ガイアの揺籃の地》の値段が高騰したものの、他のレガシーのデッキと比較すると《Bayou》以外のデュアルランドを使用しないので値段的にも組み易いデッキです。《ガイアの揺籃の地》も1-2枚程度なら追加の《輪作》を採用するなどすれば充分にデッキとして機能するので、これからレガシーをトライしてみようという方にもお勧めです。
■BC Comix & Games 1K Legacy
6月30日に、筆者の住むアメリカ、ミシガン州にあるカードショップ「BC Comix & Games」で賞金総額$1000のレガシーのトーナメントが開催されました。50人以上の参加者が集まり、筆者もプレイヤーとして参加しトップ8に入賞する事ができました。
末尾に参加レポートも挙げましたので、よろしければご覧ください。
BC Comix & Games 1K Legacy トップ8 アーキタイプ
2013年6月30日
1位 Death and Taxes/デス&タックス+黒
2位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
3位 Dark Maverick/マーベリック+黒
4位 Dark Maverick/マーベリック+黒
5位 Esper Deathblade/デスブレード
6位 Mono Blue Nivmagus/青単ニヴメイガス
7位 Esper Deathblade/デスブレード
8位 Esper Deathblade/デスブレード
トップ8にコンボデッキが存在せず、Esper Deathblade等の青いデッキとそれらと相性の良いMaverick等が中心でした。その中優勝したのはDeath and Taxesでした。
トップメタの一角のEsper Deathbladeは今大会の入賞アーキタイプの中で最大勢力だったもののトップ4には一人も残れませんでした。
BC Comix & Games 1K Legacy デッキ解説
「Death and Taxes」「Dark Maverick」「Dark Maverick」「Mono Blue Nivmagus」
3 《平地》 4 《Scrubland》 4 《湿地の干潟》 3 《Karakas》 1 《魂の洞窟》 4 《リシャーダの港》 4 《不毛の大地》 -土地(23)- 4 《ルーンの母》 4 《石鍛冶の神秘家》 4 《スレイベンの守護者、サリア》 4 《闇の腹心》 3 《ファイレクシアの破棄者》 3 《ちらつき鬼火》 3 《コロンドールのマンガラ》 2 《ミラディンの十字軍》 -クリーチャー(27)- |
4 《霊気の薬瓶》 4 《剣を鍬に》 1 《梅澤の十手》 1 《光と影の剣》 1 《殴打頭蓋》 -呪文(11)- |
2 《安らかなる眠り》 2 《非業の死》 2 《エーテル宣誓会の法学者》 2 《エイヴンの思考検閲者》 2 《萎れ葉のしもべ》 1 《流刑への道》 1 《大祖始の遺産》 1 《盲信的迫害》 1 《梅澤の十手》 1 《忘却の輪》 -サイドボード(15)- |
今大会の優勝者のChristopher WaltonはDeath and Taxesにメインの《闇の腹心》とサイドの《盲信的迫害》《非業の死》の為に黒を足しています。《非業の死》はBUG, RUG DelverやElvesに対して有効な対抗策となります。《不毛の大地》と《リシャーダの港》で相手のマナを縛り相手の行動を著しく制限させる能力を持つ《スレイベンの守護者、サリア》や《ファイレクシアの破棄者》を展開していきビートダウンしていくデッキです。
《コロンドールのマンガラ》+《Karakas》や《石鍛冶の神秘家》パッケージを採用している事から中盤以降も強く、《霊気の薬瓶》からクリーチャーを展開できるので打ち消しにも耐性がありコンボ以外のデッキに対して有利で今大会のようにコンボが少ないメタでは有効な選択の一つです。
2 《森》 1 《平地》 3 《Savannah》 2 《Bayou》 4 《吹きさらしの荒野》 3 《新緑の地下墓地》 1 《地平線の梢》 1 《ドライアドの東屋》 1 《ガイアの揺籃の地》 1 《Karakas》 4 《不毛の大地》 -土地(23)- 4 《ルーンの母》 3 《死儀礼のシャーマン》 2 《貴族の教主》 4 《スレイベンの守護者、サリア》 3 《クァーサルの群れ魔道士》 2 《石鍛冶の神秘家》 1 《漁る軟泥》 1 《ガドック・ティーグ》 4 《聖遺の騎士》 -クリーチャー(24)- |
4 《剣を鍬に》 4 《緑の太陽の頂点》 2 《森の知恵》 1 《梅澤の十手》 1 《光と影の剣》 1 《火と氷の剣》 -呪文(13)- |
3 《思考囲い》 3 《忘却の輪》 2 《流刑への道》 2 《ガドック・ティーグ》 1 《突然の衰微》 1 《梅澤の十手》 1 《漁る軟泥》 1 《クァーサルの群れ魔道士》 1 《ボジューカの沼》 -サイドボード(15)- |
Maverickに《死儀礼のシャーマン》と《思考囲い》、《突然の衰微》の為に黒を足した現在主流のDark Maverick。メインは《森の知恵》と装備品が多目に取られている以外ではオーソドックスな構成です。
コンボ対策にサイドボードに追加の《ガドック・ティーグ》2枚採用されています。置物対策、主に流行のomni-tell対策に《忘却の輪》が3枚と多目に採用されています。
2 《森》 1 《平地》 1 《沼》 2 《Bayou》 1 《Savannah》 1 《Scrubland》 4 《新緑の地下墓地》 3 《吹きさらしの荒野》 1 《湿地の干潟》 1 《地平線の梢》 1 《Karakas》 1 《ドライアドの東屋》 4 《不毛の大地》 1 《Maze of Ith》 -土地(24)- 3 《死儀礼のシャーマン》 2 《貴族の教主》 3 《石鍛冶の神秘家》 2 《漁る軟泥》 1 《スクリブのレインジャー》 1 《クァーサルの群れ魔道士》 1 《復活の声》 1 《ガドック・ティーグ》 3 《聖遺の騎士》 -クリーチャー(17)- |
4 《剣を鍬に》 1 《未練ある魂》 2 《思考囲い》 2 《コジレックの審問》 3 《緑の太陽の頂点》 2 《突然の衰微》 2 《森の知恵》 1 《遍歴の騎士、エルズペス》 1 《梅澤の十手》 1 《殴打頭蓋》 -呪文(19)- |
3 《Hymn to Tourach》 2 《苦花》 2 《破滅的な行為》 2 《スレイベンの守護者、サリア》 1 《思考囲い》 1 《突然の衰微》 1 《クローサの掌握》 1 《火と氷の剣》 1 《ボジューカの沼》 1 《市長の塔》 -サイドボード(15)- |
Michael Antrimのリストと異なり、Kevin Fonsのリストはメインに《思考囲い》等の手札破壊スペルが採用されている黒が濃い構成です。スタンダードでも活躍している、「ドラゴンの迷路」で得た新戦力《復活の声》が1枚採用されています。PWの《遍歴の騎士、エルズペス》も採用されており、中速デッキとの中盤以降のゲームを意識している事が伺えます。
サイドボードも特徴がある構成です。《市長の塔》は最近は見かける事が少なくなったカードですが、これだけ《石鍛冶の神秘家》を使った戦略が流行しているメタでは有効な選択です。コントロール対策の《苦花》も面白いチョイスです。毎ターントークンを出すので装備品の対象に困る事も無くなります。《破滅的な行為》は自軍のクリーチャーや置物も流してしまうのでこのデッキで強いカードなのか疑問が残るところですが、部族デッキ対策として《仕組まれた疫病》よりも受けが広い選択です。
6 《島》 4 《沸騰する小湖》 3 《霧深い雨林》 1 《溢れかえる岸辺》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《ニヴメイガスの精霊》 4 《瞬唱の魔道士》 -クリーチャー(12)- |
4 《ギタクシア派の調査》 4 《渦まく知識》 3 《思案》 4 《もみ消し》 4 《狼狽の嵐》 4 《目くらまし》 4 《Force of Will》 2 《はらわた撃ち》 1 《四肢切断》 -呪文(30)- |
3 《天主の勢力》 3 《真髄の針》 2 《大祖始の遺産》 2 《冬眠》 2 《基本に帰れ》 2 《ヴェンディリオン三人衆》 1 《残響する真実》 -サイドボード(15)- |
《秘密を掘り下げる者》を使ったテンポデッキはRUG DelverやUWR Delverがポピュラーですが、今回入賞したReese Gunnのリストは何と青単色です。単色のメリットとして相手の《不毛の大地》に高い耐性を持つ事と、基本地形を多く採っている構成から《発展の代価》等の影響をあまり受けない事が挙げられます。
コンボを強く意識した構成でメインから《狼狽の嵐》を4枚採用しています。《ニヴメイガスの精霊》や《瞬唱の魔道士》を活かす為に軽いスペルが中心に構築されているのに加え、単色なのでデッキの動きも安定しています。
サイドに採られている《基本に帰れ》は特殊地形に大きく依存したRUG Delver,、Esper Deathblade等に刺さる、単色デッキならではのチョイスです。《冬眠》は緑の優秀なクリーチャーを多数搭載しているRUG Delver, BUG, Maverickに対して有効な対抗策になります。《天主の勢力》はレガシーではあまり見かけないカードですが、全体除去がほとんど存在しないコモン限定構築のPauperで使われているカードです。現在のレガシーのメタでは全体除去が採用されているデッキは少ないので、単体除去に強い[被覆/Shroud]は強力です。
ボーナストピック -Kenta HirokiのBC Comix & Games 1K Legacy 参加レポート-
6月30日にBC Comix & Games 1K Legacyに参加してきました。BC Comix & Gamesは筆者の住むミシガン州にあるカードショップで40-50人以上の参加者の大型FNMや週末にはGPT, PTQ, SCGO Invitational 予選等も開催するプレミアショップです。
今回使用したデッキはEsper Deathblade。調整の時間があまり取れなかったのでメインはSCGOで結果を残しているリストとほぼ同様でサイドは現地のメタに合わせました。
3 《Tundra》 3 《Underground Sea》 1 《Tropical Island》 1 《Scrubland》 1 《Bayou》 4 《汚染された三角州》 4 《溢れかえる岸辺》 2 《湿地の干潟》 1 《忍び寄るタール坑》 1 《Karakas》 3 《不毛の大地》 -土地(24)- 4 《死儀礼のシャーマン》 4 《石鍛冶の神秘家》 1 《瞬唱の魔道士》 3 《聖トラフトの霊》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 -クリーチャー(13)- |
4 《渦まく知識》 1 《思案》 3 《Force of Will》 4 《剣を鍬に》 3 《思考囲い》 2 《突然の衰微》 1 《拘留の宝球》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 1 《梅澤の十手》 1 《殴打頭蓋》 -呪文(23)- |
2 《狼狽の嵐》 2 《至高の評決》 2 《大祖始の遺産》 2 《翻弄する魔道士》 1 《解呪》 1 《ゴルガリの魔除け》 1 《対抗呪文》 1 《Force of Will》 1 《幻影の像》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 1 《概念泥棒》 -サイドボード(15)- |
メインのコンボとの相性に不安があったのでサイドに追加の《狼狽の嵐》と同系で《聖トラフトの霊》を対消滅させたり相手の《石鍛冶の神秘家》をコピーしたりと活躍できそうな《幻影の像》を採用する事にしました。
サイドの《ヴェンディリオン三人衆》については、本来《思考囲い》の予定でしたがカードが見つからず、代わりに採用しました。しかし、実際の大会ではこの追加の《ヴェンディリオン三人衆》が活躍したので、今後は正式採用となりそうです。
対戦結果
R1 Grisel Storm 2-0
R2 Punishing Jund 2-1
R3 Mono Blue Nivmagus 1-2
R4 MUD 2-1
R5 Omni-tell 2-1
R6 ID
トップ8
Death and Taxes 0-2
最終戦は無事IDでトップ8に残る事ができましたが、 Death and Taxes にデッキの相性もあり良いところ無しで負けてしまいました。
優勝できなかったのは残念でしたが、賞金も入り一日中強いプレイヤーとのレガシーの対戦を楽しみ、こうして記事にする事もできたので非常に有意義な週末でした。
Esper Deathbladeは筆者のスタイルにもマッチしているので今後も同様のデッキを使うと思います。
総括
SCGO WorcesterはRUG Delverのワンツーフィニッシュで幕を閉じ、テンポデッキの活躍が目立ちました。
BC Comix & Games 1K Legacyの結果を見てもコンボ以外のデッキの活躍が目立ちます。次回のSCGOはマジック基本セット2014ルール変更後になりますが、レガシーの環境にどのような影響を与えるのか楽しみです。
以上、SCGO WorcesterとBC Comix & Games 1K Legacyのデッキ解説でした。
それでは次回の記事でまた会いましょう。楽しいレガシーを!