近年モダンに取って代わられてしまったエクステンデッド、終わってしまったことに一抹の寂しさを覚える諸氏もいることかと思う。
かくいう私もその一人で、PTQからグランプリ、プロツアー本戦までこのフォーマットにはかなり思い入れが深い。
かつてのタイプ1、ヴィンテージほど敷居が高く無く、またスタンダードから消えてしまったカードたちと邂逅することが出来るのがエクステンデッドだった。
初期にはデュアルランドや《Force of Will》《不毛の大地》が使われており、ちょうど今のレガシーのような趣きがあったことも感慨深く思う。
では当時を懐古しつつエクステンデッド16年(実質は13年)の歴史をカード的な観点で振り返ってみよう。
・ネクロポーテンス/Necropotence
・・・・マジック黎明期は闇に支配されていた。
ある部分ではこれが誇張表現で無いくらい《ネクロポーテンス》は各フォーマットを跳梁跋扈していた。
何しろスタンダードで《ネクロポーテンス》《Hymn to Tourach》《露天鉱床》という時代もあったし、ある時期では《ヨーグモスの意志》も使われていたくらいだ。
もちろんエクステンデッドも例外ではなく、エクステンデッドというフォーマットが始まって以降禁止されるまで、この黒いエンチャントは環境をリードしてきたと言ってもいい。
ライフという軽視されやすいリソースを重要なハンドアドバンテージへと変換する。
ある意味非常にシンプルなこの能力、十分なライフがあれば3マナと《ネクロポーテンス》はいとも簡単にゲームを破壊してしまう。
もちろんドローが止まる、ライフを磨り減らすといった反動があるため専用のデッキ構築が必要になるわけだが。
ネクロデッキが《ネクロポーテンス》を運用する手法は、大別するとおよそ三つに分かれる。
1. 攻撃性を継続させる燃料
まずはプロツアー・シカゴ97を優勝したRandy Buehlerのデッキから。
やりたいことは非常に簡単。
《稲妻》を撃ちながら騎士で殴り続ける、そのコンセプトを強力に後押しする材料として《ネクロポーテンス》の存在がある。
2. 彼我のリソース差を拡大させるエンジン
プロツアー・シカゴ99準優勝のBrian Davisのデッキを見ると分かりやすいと思う。
これは《強迫》《暴露》《迫害》《不毛の大地》で徹底的に対戦相手の消耗を狙い、自身は《ネクロポーテンス》から《生命吸収》《堕落》でドレインし続ける。
18 《沼》 4 《不毛の大地》 -土地(22)- 2 《走り回るスカージ》 -クリーチャー(2)- |
4 《暗黒の儀式》 4 《強迫》 3 《Demonic Consultation》 4 《生命吸収》 4 《ネクロポーテンス》 2 《ネビニラルの円盤》 4 《暴露》 4 《堕落》 4 《Contagion》 3 《闇の旋動》 -呪文(36)- |
3 《火薬樽》 3 《迫害》 3 《次元の狭間》 2 《非業の死》 2 《Dystopia》 2 《ネビニラルの円盤》 -サイドボード(15)- |
3. 一枚コンボ(セットネクロ=勝利)
このパターンが最悪だった。
発端はプロツアー・シカゴ99ベスト8のココアペブルス(《永劫の輪廻》《ゴブリンの砲撃》《Shield Sphere》の無限ダメージコンボ)から始まった流れなのだが、コンボデッキに必要なドロー操作を《ネクロポーテンス》によるアドバンテージで補ってしまおうという暴力的な構想である。
事実上《ネクロポーテンス》を置いてしまえば勝利確定ということにも成り得たため、一枚コンボという見方も出来る。
《Illusions of Grandeur》《寄付》のトリックスコンボに使われたものが最も極悪で、《ネクロポーテンス》からの《Illusions of Grandeur》→ペイ20ライフで複数の《Force of Will》を握られて負け、という経験を思い出す人も多いだろう。
思えば《ネクロポーテンス》は相棒にも恵まれていた。
《暗黒の儀式》は分かりやすい相方だったし、《Demonic Consultation》は《吸血の教示者》(レガシーで禁止)以上に凶悪な存在だった。
黎明期には《露天鉱床》が、はたまた《強迫》《暴露》という支援も受けており、今思えばよくこんな壊れたデッキが環境に存在していたものだなと思わざるを得ない。
なおあまりに暴れすぎたせいか現在ほとんどのフォーマットから締め出されている《ネクロポーテンス》だが、今でも使ってみようという方がいるのなら少々のアドバイスを。
この動画を見よう。
端的に説明するなら、ぬまをだいじに。
・ドルイドの誓い/Oath of Druids
《ネクロポーテンス》が一枚で勝利しうるカードだとしたら、《ドルイドの誓い》はその逆だった。
つまり、一枚で負けなくなるカード。
それもそうだろう。たった2マナで無限に防御網を敷けるんだから、クリーチャーを使う気も無くすというものだ。
伝統的にこのオースというアーキタイプは重コントロールの形をとることが多い。
クリーチャーに対しては《ドルイドの誓い》がほとんどシャットアウトしてくれるため、存分にアドバンテージを稼ぐことに専念することが出来る。
また《ドルイドの誓い》が他と一線を画している要素としては、他に挙げているカードたちと違い専用デッキを構築しなくてもいいという点がある。
例えば《ネクロポーテンス》なら最低限(黒)(黒)(黒)を出せるマナベースが必要になるし、ライフを犠牲にしても良いデッキ構築-刹那的なリソースで相手を倒すか、ライフ回復手段を併用しなければならない。《適者生存》はそれを活かせるシルバーバレット戦略が最善となり、必然としてクリーチャー過多のデッキ構築が要求される。
一方《ドルイドの誓い》に必要なスロットはカード5枚程度。《ドルイドの誓い》から調達したいクリーチャー(通常《変異種》と《スパイクの飼育係》《スパイクの織り手》)とライブラリー修復手段(《ガイアの祝福》もしくは《クローサ流再利用》)があれば事足りるわけだ。この点はデッキ構築においては強みになる。
例えばターボランド。
《踏査》《どん欲の角笛》によるリソース獲得から《時間のねじれ》連打に繋げるある種のコンボデッキだが、元々《ガイアの祝福》による循環エンジンを必要とするデッキだったため《ドルイドの誓い》は絶好の防御手段として採用されている。
12 《島》 6 《森》 4 《Tropical Island》 1 《樹上の村》 -土地(23)- 1 《スパイクの飼育係》 1 《スパイクの織り手》 1 《変異種》 -クリーチャー(3)- |
4 《踏査》 4 《どん欲の角笛》 4 《衝動》 4 《ドルイドの誓い》 3 《対抗呪文》 2 《巻物棚》 2 《ガイアの祝福》 1 《妨害》 4 《噴出》 4 《Force of Will》 2 《時間のねじれ》 -呪文(34)- |
4 《エメラルドの魔除け》 3 《火薬樽》 2 《スパイクの飼育係》 2 《スパイクの織り手》 2 《基本に帰れ》 1 《変異種》 1 《妨害》 -サイドボード(15)- |
またニッチなデッキとしては、黒緑リアニメイトコントロールが変形サイドボードとして採用している場合や(BGオースというデッキもある)、トリックスの青緑バージョンがサイドボードからの奇襲戦略として使っているケースもあった。
いずれも知らなければ対応が難しく、使うサイド枠枚数に比べてリターンの大きい手法だったと思う。
なお私見だが、オースを好むプレイヤーにはいくつかの特徴が見られた。
・とにかくシャッフルが好き
・ドロー(操作)が好き
・相手が根を上げるまで待てる
往々にして顔を見たらデッキが分かる、というくらい特定のデッキを愛好する人も多いものだが、気長なデッキということもあってオースはそれが顕著だった。
特にターボランドは。
・適者生存/Survival of the Fittest
可能性が広いカードはある種の悪である。
何故なら後のカードデザインにも影響を与えてしまうから。
《適者生存》は登場した時から世界選手権を優勝し(’98)、《ゴブリンの太守スクイー》によってエクステンデッドでも実績を残し続けた。
(プロツアー・シカゴ99のRaphael Levy-プリズン型、のWilliam Jensen-トレードウィンド・サバイバル(TS)-)。
サバイバルデッキはボードコントロールにカテゴライズされる。
《ゴブリンの太守スクイー》(場合によって《Krovikan Horror》)エンジンによって燃料切れが起こらないので、マナを伸ばしつつ解答を探していればいつかは勝利する。
《適者生存》さえあれば盤面に必要な回答は適時探してこれるわけだし、ボードコントロールが苦手とするデッドリーなカードに対しても(例えば《ネクロポーテンス》《基本に帰れ》等)青いカード―《貿易風ライダー》や《金粉のドレイク》を探しながら《Force of Will》を使うことも出来るので思った以上に粘り強い。
またクリーチャーベースでデッキを作らなければならないという制約はあるものの、その中でも意外と自由度が高いところも構築的には魅力的なところだ。
TSは《知恵の蛇》や《対抗呪文》を採用したパーミッション然とした動きを強調したものだし、マナクリーチャーを活かしたプリズンタイプも面白い。
4 《Savannah》 4 《Tropical Island》 2 《Taiga》 4 《真鍮の都》 2 《知られざる楽園》 -土地(16)- 4 《極楽鳥》 2 《ラノワールのエルフ》 2 《クウィリーオン・レインジャー》 4 《根の壁》 2 《マーフォークの物あさり》 1 《金粉のドレイク》 1 《現実主義の修道士》 2 《ゴブリンの太守スクイー》 1 《ギトゥの投石戦士》 1 《平和の番人》 1 《ウークタビー・オランウータン》 2 《貿易風ライダー》 1 《レイディアントの竜騎兵》 1 《スリヴァーの女王》 -クリーチャー(25)- |
1 《吸血の教示者》 4 《秘儀の否定》 2 《Force of Will》 4 《適者生存》 2 《炎の鞭》 3 《対立》 3 《冬の宝珠》 -呪文(19)- |
3 《無のロッド》 2 《剣を鍬に》 2 《Force of Will》 1 《現実主義の修道士》 1 《誠実な証人》 1 《ウークタビー・オランウータン》 1 《水流破》 1 《解呪》 1 《一掃》 1 《対立》 1 《冬の宝珠》 -サイドボード(15)- |
エクステンデッドで禁止になった後の《適者生存》はレガシー初期においてATS-《憤怒》入りのTS-として使われてはいたのだが、すぐ《真髄の針》が登場してしまいしばらく息をしていなかった。
しかし2010年、《復讐蔦》の収録によって復活。
さらには《壊死のウーズ》によるコンボ(《トリスケリオン》+《Phyrexian Devourer》)がサバイバルをトップメタに押し上げることになる。
・・・・なるのだがあまりに安易過ぎた。
元々サーチ系のカードはカードプールが広がる毎に可能性が高まるため、いつでも危険になりすぎる。
といった事情により《適者生存》はレガシーからも追放されてしまうのだった。
なおモダンの《緑の太陽の頂点》も後を追った模様。
・隠遁ドルイド/Hermit Druid
マジックの歴史はコンボの歴史である。
それもそうだろう、カードとカードの組み合わせでシナジーを生み、場合によってはそれだけでゲームに勝てる。
リミテッドにおいても大なり小なりコンボは使われるのが当然だ。
コンボが嫌いなマジックプレイヤーはいない。
そしてクリーチャーでの戦闘が面倒なプレイヤーがコンボを使う・・・かどうかはさておき、コンボデッキというカテゴリーは常に追求されていた。
前述の《ネクロポーテンス》がある種の一枚コンボであるということは記した通りであるが、その禁止後も一枚コンボを達成できるカードがあった。
それがこの2マナ1/1である。
《隠遁ドルイド》は元々スタンダードの《適者生存》《生ける屍》デッキのエンジンとして運用され、エクステンデッドではワイルドゾンビ-《灰燼のグール》《Krovikan Horror》の墓地肥やしエンジンとして使われていた。
これらのデッキにおける《隠遁ドルイド》の使われ方は、基本地形を最小限度に抑えることによって自身の墓地を大量に肥やすもの。
そしてそれは基本地形を入れないことによって全てのカードを墓地に送り込むことも出来る。
ライブラリーのカードを全て墓地に叩き込み《クローサ流再利用》で《再活性》か《死体発掘》を用意。
巨大な《縫合グール》を《憤怒》によって走らせる、これがカード一枚からの即死デッキとしてプロツアー・ヒューストン02で登場したアングリーハーミット2だ。
この後《生き埋め》《死体のダンス》による別ルートも用意したバージョンもプロツアー・ニューオーリンズ03で登場し、いよいよ《隠遁ドルイド》も先達たち同様禁止カードに指定されることとなった。
4 《ラノワールの荒原》 4 《地底の大河》 1 《ヤヴィマヤの沿岸》 4 《囁きの大霊堂》 4 《真鍮の都》 4 《裏切り者の都》 2 《古えの墳墓》 -土地(23)- 4 《隠遁ドルイド》 2 《縫合グール》 3 《クローサの雲掻き獣》 -クリーチャー(9)- |
4 《吸血の教示者》 4 《強迫》 2 《神秘の教示者》 1 《陰謀団式療法》 1 《再活性》 1 《ドラゴンの息》 1 《クローサ流再利用》 2 《死体発掘》 4 《生き埋め》 4 《死体のダンス》 4 《モックス・ダイアモンド》 -呪文(28)- |
4 《プロパガンダ》 3 《防御の光網》 1 《陰謀団式療法》 1 《棺の追放》 1 《クローサ流再利用》 1 《帰化》 1 《天啓の光》 1 《ひどい憔悴》 1 《秘儀の研究室》 1 《木裂獣》 -サイドボード(15)- |
《隠遁ドルイド》の面白いところは本人亡き後にも同様の手法が模索され、それが環境に影響を与え続けたところにある。
《隠遁ドルイド》を《コーの遊牧民》《セファリッドの幻術師》で代用したセファリッドブレックファースト、また《ダールの降霊者》《星明りの聖域》による無限ライフエンジンも兼ね備えたセファリッドライフ。
禁止カードによって咎められても追及される、それがコンボデッキの魅力ということだろう。
・納墓/Entomb
今ではMOのPE&DEやSCGトーナメントの結果から、俗に言うTier1デッキの普及は当たり前のものになっている。
だからこそメタゲーム、仮想敵の情報は知っているのが当たり前だし、そういう前提からメタゲームが始まっていることが多い。
しかしMO以前の環境はそうではなかった。
ましてエクステンデッドや限定構築のように、常時遊ばれていたわけではないフォーマットにおいてはそれが顕著で、そのため知られざるデッキを構築するアドバンテージは大きいものになっていた。
YMGの総帥Robert Dougherty(2006年に殿堂入りしている)が製作したBenzoもその最たるもので、プロツアー・ニューオーリンズ01においては白眉の活躍を見せている。
ここで唐突に当時の光景をフラッシュバック。
まず1ラウンド終わってからは何かリアニするデッキがちらほらいるみたい、という話題から。
《悲哀の化身》とか冗談のような話。
他には《生き埋め》で《灰燼のグール》や《死の火花》使うらしいよという情報。(これはYMGとは違うチームが持ち込んだ墓地活用系デッキだった)
実際2ラウンド目でBenzoに遭遇し、青緑赤の《貿易風ライダー》デッキを使っていた私は件の《悲哀の化身》に為す術もなく敗北。
《対立》《火+氷》でタップしても焼け石に水なんで・・・
19 《沼》 3 《リシャーダの港》 -土地(22)- 1 《ゴブリンの太守スクイー》 1 《冥界のスピリット》 2 《Krovikan Horror》 1 《マローの魔術師ムルタニ》 1 《悲哀の化身》 1 《新緑の魔力》 -クリーチャー(7)- |
4 《強迫》 4 《納墓》 4 《再活性》 4 《吸血の教示者》 4 《死体発掘》 3 《生き埋め》 1 《虐殺》 1 《汚染》 4 《ゾンビの横行》 2 《動く死体》 -呪文(31)- |
3 《棺の追放》 2 《ファイレクシアの抹殺者》 2 《虐殺》 2 《汚染》 1 《骨砕き》 1 《隆盛なるエヴィンカー》 1 《悲哀の化身》 1 《恐怖》 1 《非業の死》 1 《無のロッド》 -サイドボード(15)- |
まあこんな素人はともかく。
《生き埋め》から《ゴブリンの太守スクイー》《Krovikan Horror》&《ゾンビの横行》によるゾンビわらわらパターン、はたまたゾンビトークンor《冥界のスピリット》によって《汚染》を維持するパターンと単調なリアニメイトとは一線を画するBenzoに翻弄されたプレイヤーはかなり多かったように思う。
例えば《悲哀の化身》は《ドルイドの誓い》《スパイクの織り手》による防御を食い破ることが出来るし、《納墓》も《棺の追放》のようなフラッシュバックスペルをサーチすることが出来る。
かくのごとくBenzoはプロツアーシーンにおけるインパクトだったわけだが、Robert Doughertyの凄いところは翌年もアップデート版で結果を残したことにあった。
青黒リアニの人気を想定した《顔なしの解体者》の採用と、《悪魔の布告》を前提とした《共生のワーム》は効果的だったし、《汚染》ロックで活躍した《冥界のスピリット》は《陰謀団式療法》によって再びいやらしい動きを見せた。
そしてそれからも《納墓》の活躍は続いている。
エクステンデッドとレガシーで禁止カードに指定されつつもヴィンテージでは《世界喰らいのドラゴン》コンボで活躍していたし(《動く死体》による無限マナ生成、一時《納墓》制限の原因となっていた)、2009年にはレガシーで禁止解除。
《核の占い師、ジン=ギタクシアス》と《グリセルブランド》が多くのプレイヤーを絶望させた。
やんちゃが過ぎたのか現在は《死儀礼のシャーマン》《安らかなる眠り》によって抑制されているのだが、《実物提示教育》《騙し討ち》が暴れている現状ではあまり変わっていないのかもしれない。
ここまでがデュアルランドの存在した環境である。
青いデッキといえば《Force of Will》が定番で、そういう感覚も含めて現在のレガシーに通じるところがあったと思う。
デッキにしてもスレッショルドの原型になったミラクルグロウがあったり、ミラージュフェッチランドと《渦まく知識》という組み合わせも使われたりしていた(タップインという制約のためオース等一部のデッキにおいて)。
さて当時エクステンデッドで活躍してきたカードとデッキを紹介してきたわけだが、これらのカードは活躍してきた一方、その後全て禁止になっているという事実がある。
逆に言えば禁止カードが跳梁跋扈していたパワフルな環境というわけで、当時のエクステンデッドを知る者として言わせてもらえれば『かなり楽しかった』。
禁止カードを使われたならこちらも禁止カードを使えばいい。
そんな冗談のような環境、それが初期のエクステンデッド。
さて次はデュアルランド以降のカードについて紹介する予定だ。
デュアルランドから一転、フェッチランドとダメージランドがメインの環境になる。
最近のスタンダードより脆弱なマナベース、禁止カードによる環境コントロール。
一見すると牙を抜かれてしまったように感じるエクステンデッドだが、実際はそうならなかった・・・・というところで次回に続く。