スーパーサンデーシリーズ、第8回戦。
トップ４を賭けたいわゆるバブルマッチから、黒単信心の瀬合と赤白信心を選択した石野の試合をお届けする。
瀬合「フィーチャー呼ばれたかったんですよね！……できれば、昨日」
石野「ですよねー。昨日は散々だったので、デッキを変えましたよ！」
瀬合「マジですか」
和やかなムードで、試合開始。
Game 1
先手の石野による《灰の盲信者》が瀬合のライフを削るが、
瀬合は環境最強の2マナクリーチャーと言われる《群れネズミ》を戦場へ。
しかし《群れネズミ》は石野による《炎樹族の使者》経由の《ミジウムの迫撃砲》で除去されてしまう。
ここからの黒単信心は耐えるターン。
《英雄の破滅》で除去をしつつ、《冒涜の悪魔》へと繋げる。
しかし、これにも石野は《岩への繋ぎ止め》という解答を用意していた。
瀬合も《冒涜の悪魔》の2体目を用意するのだが、
石野は《炎樹族の使者》を生け贄に捧げつつ、ビートダウンを続ける。
更なる脅威として《ボロスの反攻者》を呼び出し、
セット《ニクスの祭殿、ニクソス》からの《嵐の息吹のドラゴン》！
赤単信心。それは、美しき爆発力。
瀬合 0-1 石野
黒単信心の瀬合は、置く暇のない《地下世界の人脈》を減らして、除去を追加。
相手の除去を抜いて《群れネズミ》ゲームへと繋げたい。
石野は長期戦に耐えられるように、黒単では触れない《軍勢の集結》を追加。
《群れネズミ》対策となる《神々の憤怒》も投入して、一瞬の爆発力に賭ける。
抜かれたのはどうせ生き延びることのない、《炎樹族の使者》
Game 2
先手を取った瀬合は《思考囲い》。
石野の手から《凍結燃焼の奇魔》が落ち、
《山》
《山》
《凱旋の神殿》
《ニクスの祭殿、ニクソス》
《嵐の息吹のドラゴン》
《紅蓮の達人チャンドラ》
という除去の無い手札が明らかになる。
ということは……つまり。
《群れネズミ》が生き延びるということ！
もちろん、2ターン目には《群れネズミ》が着地し、石野は解決策を用意できない。
あとはこの環境名物の《群れネズミ》増殖ゲーム。
石野も引き込んできたブロッカーを並べては見るのだが……。
増えるネズミに対処しきれず。
瀬合 1-1 石野
第2ゲームをプラン通りに進めた瀬合。
後手番となるため《群れネズミ》を減らして《強迫》を追加する。
石野に変更はなし。
ここまでは互いのデッキの得意分野を見せ合ったが、さあ、第3ゲームはどうなるか。
Game 3
先手をとった石野だが……。
石野「ここにきて、ノーランド……」
天を仰ぎつつのマリガン。6枚に減った手札にも嘆息しつつ……キープ。
石野は第1ゲームと同様の《灰の盲信者》。
これは《肉貪り》されるものの、ちゃんと後続となる《凍結燃焼の奇魔》を用意。
瀬合の《群れネズミ》にも《神々の憤怒》を合わせ、戦線の崩壊を防ぐ。
瀬合は《生命散らしのゾンビ》で石野の手札を除くが、公開された手札に白いカードはない。
ほっと一息の石野。
2枚目の《凍結燃焼の奇魔》を並べて瀬合にプレッシャーをかける。
瀬合は《破滅の刃》でブロッカーを除去しつつ、ダメージレースへ移行。
石野は《ニクスの祭殿、ニクソス》よりマナをひねり出し、
《紅蓮の達人チャンドラ》の+1能力で《生命散らしのゾンビ》を除去。
しかし、瀬合はこれに《英雄の破滅》で対処する。
さらなる後続《灰の盲信者》も《ファリカの療法》して抑え込むと、
ついに降臨する《冒涜の悪魔》！
仕方なく自らのクリーチャーを盾にライフを守る石野だったが、
瀬合の送り出した2体目の《冒涜の悪魔》の前に崩れ落ちた。
瀬合 2-1 石野
