GPTもround3が終了し、佳境にさしかかる時間、フューチャーテーブルにそろそろ呼ぼうかと思っていた石井“マンモス”泰介(以下マンモス)が、何故かドラフトをしている。
マンモス 「え?0-2ドロップですよ。じゃないとドラフトしてないですよ。」
リミテッドマスターかと思いきや、金沢で開催されたPTQでサンファンの権利を獲得しているマンモス。
エクステンデッドにも造詣が深いであろうマンモスにインタビューを行った。
-今日はどんなデッキでGPTに参加されたんですか?
マンモス 「ドレッジで出ようと思ってたんですが、寝坊しちゃったんで適当なデッキで出ました。ドレッジは、単純にデッキパワーが高いですよね。それに最近目立った勝ち方してないし、墓地対策が甘くなってきてるので、候補の一つです。」
-なるほど。そうすると、明日GPがあったらドレッジで参加しそうな感じでしょうか?
マンモス 「いや、実際明日出るとしたらZOOかフェアリーで出そうです。後は上陸ボロスもありですね。レシピが洗練されていてキレイなんですよ。ただ、自分でデッキを作る時間が取れないので、よさそうなレシピを引っ張ってくると思います。」
-あまりフェアリーを使っているような印象が無いんですが、プレイングは難しくないですか?
マンモス 「確かに難しい部分はあると思いますが、やってる事って普通なんですよね。百点満点のプレイは無理でも、70点のプレイは出来ると思います。」
マンモス「そこがフェアリーのいいところだと思います。むしろZOOとかボロスの方がよっぽど難しいですよ。土地の運用からして難しいですし。ただ、赤白っていうカラーは好きですね。なんか引っけそうじゃないですか?」
-なるほど。ありがとうございました。
渡辺と同じようにドレッジを推すマンモス。やはりデッキパワーとメインでの勝率が魅力なのだろうか。だが、メタゲームは水ものであり、墓地対策が豊富にとられている状態であれば結果は目も当てられないものとなってしまう。
その分ZOOやボロスのようなライフをシンプルに攻めるデッキはどんなデッキともある程度平均的に戦える強さがある。
GP横浜が開催されるまで後3週間。どのようにメタゲームが動き、その時点での最善は何なのかが、勝利への近道となることは間違いなさそうだ。