シミック眼魔 サンプルリスト
デッキの動き
2マナクリーチャーを生け贄に捧げ、《新生化》によって《忌まわしき眼魔》をライブラリーから戦場に出すことがデッキの狙いです。
《忌まわしき眼魔》は飛行5/5というスタッツに加え、相手のターンのアップキープ開始時に「戦慄予示」を行う能力を持ち、戦場に出てしまえば盤面を制圧できるほど強力なクリーチャーです。
戦場に出た《忌まわしき眼魔》は軽量のサポート呪文で死守します。《忌まわしき眼魔》が戦場に残れば、ターンが経過につれて、どんどん有利になることでしょう。
序盤
1ターン目、初手にある土地が少ないようであれば、基本土地を探しにいきましょう。
このデッキは採用している土地が18枚と非常に少ないですが、《ウルヴェンワルド横断》や《薮打ち》があれば土地が探せるため、見た目の印象ほど土地に困りません。
さらに、これらは土地が十分にあるのであれば、土地を探す以外の使い方ができるカードです。将来的に《ウルヴェンワルド横断》はクリーチャーサーチ、《薮打ち》は格闘除去として使える展望があります。
2ターン目はこれら2マナの《新生化》を探せるクリーチャーたちをプレイしていきます。手札に《新生化》があるのであれば、打ち消しなどを手札に加えると良いでしょう。
中盤
2ターン目に出したクリーチャーを生け贄にし、《新生化》をプレイして《忌まわしき眼魔》を戦場に出します。
できれば3枚目の土地を置いた状態で、せっかく出した《忌まわしき眼魔》を除去から守れるように、1マナの呪文をしっかりと構えてたいところです。
《頑固な否認》は打ち消し、《タイヴァーの抵抗》は呪禁と破壊不能を付与、《本質の変転》はクリーチャーを追放して再び戦場に出すことができます。それぞれ用途は違いますが、《忌まわしき眼魔》を守ることできます。
3ターン目にこの動きができれば理想的です。
終盤
《忌まわしき眼魔》の圧倒的な支配力を活かし、盤面を有利にしながら対戦相手のライフを削りましょう。ターンが経過すれば経過するほど、《忌まわしき眼魔》の能力によって戦場にクリーチャーを追加することができます。
ちなみに、「戦慄予示」によって出たクリーチャーをマナ・コストを支払って表向きにしても、戦場に出たときの能力は誘発しませんので注意しましょう。
一方、裏向きのままのクリーチャーを《本質の変転》で追放した場合、表向きのクリーチャーとして戦場に出ることになり、これは能力が誘発します。
また、《タイヴァーの抵抗》はただの防御カードではなく、終盤はパワーを急増させる一撃必殺のカードとしても使えます。パイオニアではよく見かける飛行6/6のデーモンなど、《忌まわしき眼魔》でも乗り越えられないクリーチャーと相対した時に、打開策となりえるカードです。