メタゲームブレイクダウン
『霊気走破』発売後、すべてのフォーマットは新環境へと突入した。そして、新環境になって最初に迎える神決定戦はレガシーとなった。
つい先日は『プレイヤーズコンベンション千葉2025 日本レガシー選手権・冬』が開催されたが、その結果もメタゲームになんらかの影響を及ぼしていることだろう。
参加者206名と非常に多くのプレイヤーが集結した『第28期レガシー神挑戦者決定戦』のメタゲームブレイクダウンをお届けしよう。
デッキ | 使用者数 | 使用率 |
---|---|---|
ディミーアリアニメイト | 32 | 15.53% |
The Spy | 16 | 7.77% |
エルドラージ | 13 | 6.31% |
ティムールデルバー | 12 | 5.83% |
セファリッドナドゥ | 11 | 5.34% |
スニーク・ショー | 10 | 4.85% |
ANT | 9 | 4.37% |
赤単プリズン | 8 | 3.88% |
デス&タックス | 7 | 3.40% |
カーンフォージ | 6 | 2.91% |
ドゥームズデイ | 6 | 2.91% |
バントナドゥ | 5 | 2.43% |
ペインター | 4 | 1.94% |
ディミーアテンポ | 4 | 1.94% |
バントコントロール | 4 | 1.94% |
忍者 | 3 | 1.46% |
土地単 | 3 | 1.46% |
グリクシスデルバー | 3 | 1.46% |
エルドラージポスト | 3 | 1.46% |
黒単 | 2 | 0.97% |
TES | 2 | 0.97% |
8-Cast | 2 | 0.97% |
オムニテル | 2 | 0.97% |
サイクリング | 2 | 0.97% |
マーベリック | 2 | 0.97% |
イゼットデルバー | 2 | 0.97% |
パラダイムシフト | 2 | 0.97% |
黒単リアニメイト | 2 | 0.97% |
エスパーマークタイド | 2 | 0.97% |
ドレッジ | 1 | 0.49% |
ゴブリン | 1 | 0.49% |
ホロウワン | 1 | 0.49% |
ベルチャー | 1 | 0.49% |
黒単ネクロ | 1 | 0.49% |
青単デルバー | 1 | 0.49% |
赤単スニーク | 1 | 0.49% |
ヘルムコンボ | 1 | 0.49% |
ネクロストーム | 1 | 0.49% |
白単スタックス | 1 | 0.49% |
ディミーア親和 | 1 | 0.49% |
グリクシステンポ | 1 | 0.49% |
オムニテルノート | 1 | 0.49% |
ウィザードナドゥ | 1 | 0.49% |
スタイフルノート | 1 | 0.49% |
ディミーア御霊 | 1 | 0.49% |
ペインターデプス | 1 | 0.49% |
ラクドスストンピィ | 1 | 0.49% |
ボロスイニシアチブ | 1 | 0.49% |
ディミーアホガーク | 1 | 0.49% |
カスケードクラッシュ | 1 | 0.49% |
ジェスカイエネルギー | 1 | 0.49% |
ジェスカイウィザード | 1 | 0.49% |
エスパーケトラモーズ | 1 | 0.49% |
オルゾフリアニメイト | 1 | 0.49% |
グリクシスリアニメイト | 1 | 0.49% |
スゥルタイリアニメイト | 1 | 0.49% |
合計 | 206 | 100% |
『霊気走破』新カードを採用したデッキも登場
今大会もやはり、ディミーアリアニメイトがシェア率15.53%と圧倒的なトップメタとなった。
以下、「The Spy」「エルドラージ」「ティムールデルバー」「セファリッドナドゥ」「スニーク・ショー」とおなじみの有力デッキが名を連ねる。
意外にも、日本レガシー選手権・冬で活躍していた「赤単プリズン」「カーンフォージ」といった2マナ土地から高速展開するデッキが数を減らしている。ディミーア系のデッキにおいて、《海の先駆け》の採用率が高くなっていることが影響しているのかもしれない。
新デッキに目を向けると、《波動機》をフル採用したサイクリングデッキの使用者を2名ほど確認した。《忍耐の記念碑》とのシナジーは最高だろう。
《新たな夜明け、ケトラモーズ》を軸としたコントロールデッキでは、《剣を鍬に》《残忍な切断》《濁浪の執政》の採用が見られる。レガシーでは《新たな夜明け、ケトラモーズ》の能力を誘発させることはそう難しくないだろう。
「8-Cast」など親和系のデッキには《記録の守護者》と《悪魔の破砕機》の採用が目立っている。《記録の守護者》は《秘密を掘り下げる者》と《ドラゴンの怒りの媒介者》を受け止めるのにピッタリのスタッツだ。
はたして、新カードの使い心地はいかなるものだろうか。『第28期レガシー神挑戦者決定戦』の展開に注目したい。