突然ですが問題です。
マジックの歴史上において、「黒単色のアバター・クリーチャー」は一体何枚あるでしょう?(“多相”を除く)
この質問に、カードサーチを使わずに答えることができる方は、相当なマジックマニアと言えると思います。
(正解は【こちら】)
古くは『Fallen Empire』の《Ebon Praetor》に始まり、《闇の嘆願者》による最速降臨が懐かしい《闇の末裔》、マナレシオだけなら超一流な《死の影》などなど。最近だと『ギルド門侵犯』の《陰鬱の始源体》が仲間入りしており、少ないながらも実に魅力的なラインナップですね。
そのなかでも、特にトーナメントシーンで活躍したのは《悲哀の化身》ではないでしょうか。
“Benzo”と呼ばれたリアニメイトデッキでは、この死神を開幕2-3ターン目に吊り上げることにより、数多のクリーチャーデッキを葬り去りました。
その優秀な能力だけでなく、rk postによる秀麗かつ残忍なそのイラストも合いまって人気が高く、プロツアーのプロモカードや『Premium Deck Series: Graveborn』など、何度も再版されています。
このような魅力的なカードだらけの「黒単色のアバター・クリーチャー」に、『マジック:ザ・ギャザリング 統率者2013』で新たな仲間が加わることになりました!
今回、happymtgが先行公開するのはこちら!!
こちらが、記念すべき10種類目の黒単色の「アバター・クリーチャー」です!
迫力のあるその御姿。
赤く染まった長い指。
某国民的RPGにでも出てきそうな禍々しい杖。
《堕ちし番人》という名にふさわしい、非常に迫力のある、魅力的なイラストに仕上がっています!
また、その戦闘能力や除去能力も、由緒正しき「アバター・クリーチャー」の名に恥じないものになっています。
特に除去能力は、非常に強力です。《陰謀団の総帥》の起動コストと比べると、その優秀さは一目瞭然。
他のプレイヤーの《海の占術師》や《トレストの密偵長、エドリック》、《エイヴンの思考検閲者》といった優秀な小型生物を一掃するのには十分過ぎるほどのインパクトがありますね。
除去能力を使って盤面を整理してしまえば、その能力により資源を回収、新たに展開することも可能です!
完全に除去しきることは難しくても、クリーチャー数が少ないプレイヤーに攻撃を仕掛けることで、除去→アタック→展開→除去のループを成立させることができるでしょう。
《腐れ肺の再生術師》や《ザスリッドの屍術師》、《湿地の飛び回り》や《苦花》といったトークンを生み出せるカードや、《墓所這い》のように何度も場に戻ってくるカードを駆使して、敵陣を壊滅させましょう!
『マジック:ザ・ギャザリング 統率者2013』は2013年11月1日発売予定です。
新規で登場するカードは全51種類ということで、今回紹介したカードはまだその中のほんの一部に過ぎません。
今後続々と明らかになっていくであろう『マジック:ザ・ギャザリング 統率者2013』から、目を離せませんね!!