2012年、夏。《秘密を掘り下げる者》が我が世を謳歌していた頃。
その隣にはいつもこの装備品がありました。
《思案》、《ギタクシア派の調査》、《思考掃き》といった軽量スペルを搭載していた青白デルバーは、幾度となくこの装備品を用いて相手を薙ぎ倒していたのです。
8 《島》 1 《平地》 4 《金属海の沿岸》 4 《氷河の城砦》 2 《ムーアランドの憑依地》 -土地(19)- 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《瞬唱の魔道士》 4 《聖トラフトの霊》 3 《修復の天使》 -クリーチャー(15)- | 4 《ギタクシア派の調査》 3 《はらわた撃ち》 1 《変異原性の成長》 4 《思案》 4 《思考掃き》 4 《蒸気の絡みつき》 3 《マナ漏出》 3 《ルーン唱えの長槍》 -呪文(26)- | 3 《天界の粛清》 2 《精神的つまづき》 2 《機を見た援軍》 2 《幻影の像》 1 《はらわた撃ち》 1 《変異原性の成長》 1 《マナ漏出》 1 《雲散霧消》 1 《幽体の飛行》 1 《饗宴と飢餓の剣》 -サイドボード(15)- |
時は流れ、2013年、秋。
相棒であった《思案》《ギタクシア派の調査》がスタンダードから姿を消してから約1年、ついにイニストラードブロックである《ルーン唱えの長槍》自身も姿を消す時間が近づいてきました。
ありがとう、《ルーン唱えの長槍》。
君の姿は忘れない……。
と思いきや。
まだまだ時代は終わらない。
《ルーン唱えの長槍》の魂は、クリーチャーとして再び蘇ることになったのです!
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これまで“キマイラ”クリーチャーはビジョンズのアーティファクトクリーチャー4体しか存在しませんでした。
(《キマイラ・コイル》も《キマイラ像》も《キマイラ杖》も、クリーチャー・キマイラではないのです!)
そんなキマイラの歴史を塗り替えるべく、実に16年振りにキマイラ・クリーチャーが登場!!!
かつてのキマイラ達と異なり、3マナ、飛行、トランプルと実用性は十分。
《ルーン唱えの長槍》と比べると先制攻撃はなくなってしまいましたが、その代わりに得たトランプルが相手のチャンプブロックを許しません。
《イゼットの魔除け》《野生の勘》《盗まれた計画》といった相性の良いカードで墓地を増やし、大ダメージを与えましょう。
《心の傷跡》を自分を対象にプレイ→《魔心のキマイラ》がパワー20になって一撃必殺!なんて夢も良いですね。
モダンやレガシーに目を向ければ、青赤のカラーも相まって、《秘密を掘り下げる者》《若き紅蓮術士》と一緒に使うのが良いのではないでしょうか。
特にレガシーでは《渦まく知識》《思案》《ギタクシア派の調査》《思考掃き》といった優秀な軽量ドローが豊富なので、安定した打点をたたき出せるでしょう。
3 《島》 1 《山》 3 《Volcanic Island》 4 《沸騰する小湖》 3 《霧深い雨林》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《若き紅蓮術士》 4 《魔心のキマイラ》 -クリーチャー(12)- | 4 《ギタクシア派の調査》 4 《思案》 4 《渦まく知識》 2 《思考掃き》 3 《もみ消し》 4 《目くらまし》 4 《Force of Will》 4 《稲妻》 1 《二股の稲妻》 -呪文(30)- | 3 《水没》 2 《狼狽の嵐》 2 《呪文貫き》 2 《二股の稲妻》 2 《発展の代価》 1 《外科的摘出》 1 《赤霊破》 1 《粉々》 1 《硫黄の渦》 -サイドボード(15)- |
ここから始まる、『テーロス』の物語。
今回ご紹介しました《魔心のキマイラ》をはじめとした、新たなカードたちの登場と活躍に期待していきましょう!!