MTG Just Now! vol.1 -ゴブリンの群集追い etc.-

晴れる屋メディアチーム

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情報を制す者はマジックを制す。

特にSNSによる情報交換が盛んな現代、口コミがその後のメタゲームに与える影響は計り知れない。
すなわち、バズってる(話題になっている)カードを知ることは、メタゲームの把握と予測の大いなる助けとなることだろう。
当企画では、そんな「今、バズってるカード」を週刊で追っていきたいと思う。



さて、新セット『マジック・オリジン』発売まであと3週間を切った。
【カードプレビューも続々と公開されており】、今こうしている間にも熱心なプレイヤーたちによって盛んな議論が行われている。

先週末には【GPシンガポール】(モダン)と【GPブエノスアイレス】(スタンダード)。
環境大詰めのこの時期にグランプリが2つも開催されたこともあり、新環境を占うためのピースは着実に揃ってきている。


前置きはここまでに、今大きな話題を呼んでいるカードたちを紹介しよう。



1. 光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace

現在、《集合した中隊》がモダン環境で最も注目されている1枚であることはいまさら説明することでもないだろう。
【第4期モダン神挑戦者決定戦】【GPシャーロット】にて《集合した中隊》を軸にした部族デッキ「エルフ・カンパニー」が優勝を収めたことは記憶に新しい。

さらに『マジック・オリジン』では《群れのシャーマン》という黒緑の魅力的なエルフが公開されている。


集合した中隊


ただでさえ話題沸騰中のエルフという種族に、新たにカードが追加されるとあれば、使ってみたいと思うのは人の性(さが)である。


光り葉の宮殿


ローウィンに収録され、当時の「黒緑エルフ」のマナ基盤を支えた《光り葉の宮殿》にスポットが集まっているのはそのためだ。

これまでは緑タッチ白の形で組まれることの多かった「エルフ・カンパニー」だが、今後はアブザンカラーになるのだろうか?動向から目が離せない。



2. ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver

『マジック・オリジン』では、レガシーやヴィンテージの「ゴブリン」デッキで驚異的な打点を上げてきた、あの《ゴブリンの群衆追い》が再録される




似たような強化能力を持つ《ゴブリンの熟練扇動者》にはトークン生成の能力まで備わっていたが、反面自軍のゴブリンに攻撃を強制する能力がネックとなることも多かった。
《ゴブリンの群衆追い》はより部族デッキで扱いやすいカードであり、スタンダード環境に「ゴブリン」デッキの台頭を予感させてくれる。

『タルキール覇王譚』の《軍族童の突発》《マルドゥの隆盛》、『タルキール龍紀伝』の《ドラゴンの餌》のように、「ゴブリン」の頭数を増やす手段も用意されている


軍族童の突発マルドゥの隆盛ドラゴンの餌


《新星追い》並のサイズに膨れ上がった《ゴブリンの群衆追い》が大暴れする未来も想像に難くない。



3. 巣穴の煽動者/Warren Instigator

《ゴブリンの群衆追い》が『マジック・オリジン』に収録されるということはどういうことか?それはつまり、モダン環境でも《ゴブリンの群衆追い》が使用可能になるということだ。

《巣穴の煽動者》モダン環境における《ゴブリンの従僕》と言っても差し支えはあるまい。


巣穴の煽動者


2マナ1/1とサイズは控えめだが、ひとたび攻撃が通れば爆発的にゴブリンを展開できる。
《群衆の親分、クレンコ》《包囲攻撃の司令官》といった強力なゴブリンをマナコストを踏み倒して早々に戦場に送り込めば、一瞬でゲームを掌握できることだろう。


群衆の親分、クレンコ包囲攻撃の司令官

もしもあなたがモダンで「ゴブリン」デッキを組むのであれば、このカードは欠かせない1枚になりそうだ。



4. 急かし/Quicken

『マジック・オリジン』のカードプレビューは日々続々と公開されている。
まだ収録カード全体の半分も公開されていないが、公開されているカードの多くは非常にユニークで想像力を掻き立てられる。

『マジック・オリジン』に収録される《一日のやり直し》は、その最たる例ではないだろうか。




《Timetwister》の後継であるそのカード。オリジナルとの大きな違いは、テキスト欄に印刷された「あなたのターンであるなら、ターンを終了する。」の一文。
一気に手札を7枚まで増やすことができる代わりに、それらを消費できるターンを1ターン先延ばしにすることにより、安全性を保つという方針での調整だと思われる。

しかしそれを相手のターンの終了時に唱えることができれば?
手札を7枚まで補充してターンを迎えることができれば、凄まじいアドバンテージになることだろう。


急かし



《急かし》は、そんな夢いっぱいのムーブメントを可能にする1枚だ。

あるいは《予期の力線》もよいかもしれない。《予期の力線》は性質上設置した時点でカード・アドバンテージを失っているが、それを《一日のやり直し》で回復するというのも戦略上噛み合っているだろう。





いかがだっただろうか?

今週もまた多くのカードがプレイされ、注目され、議論を呼ぶのだろう。

次回の記事もまた楽しみにしてもらえたら幸いである。


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