新セット、そしてプロツアーが待ち受けているとなれば、全国のマジックプレイヤーたちの興味は「新セットのカードの中で、スタンダードで活躍するカードは何か」ということだろう。
合宿参加者であるプロプレイヤーたちも、当然ドラフトだけでなくスタンダードの調整も合間合間に行っている。
しかしその模様を直接お伝えすることは、これからプロツアーに参加する彼らにとって不利益にもなりかねないため、ここでは「注目のカード」という形で、彼らが『マジック・オリジン』の中でどのようなカードを強いと思っているのかをさりげなく聞いてみることにした。
中村 肇
《ピア・ナラーとキラン・ナラー》と《衰滅》。
渡辺 雄也
《ヴリンの神童、ジェイス》と《紅蓮術師のゴーグル》。
プロツアーではこれらの新カードを使ったコントロール寄りのデッキが勝ちそう。
ビートダウンは《衰滅》を乗り越えるのが厳しそう。
市川 ユウキ
《悪魔の契約》。
【1000枚買え!!!】
山本 賢太郎
《巨森の予見者、ニッサ》と《衰滅》。
強化されたアブザンコントロールに期待しています。
三原 槙仁
《衰滅》。
これは環境を定義するカードとなり、今後しばらくは《衰滅》に耐えれるか否かでクリーチャーは評価されることになるでしょう。
行弘 賢
《ヴリンの神童、ジェイス》。
デッキはエスパーコン。環境が遅くなりそう。
津村 健志
《衰滅》。
《衰滅》を使ったデッキが隆盛すると思います。
高橋 優太
《ゴブリンの群衆追い》。
デッキの速さがモダン級になった。赤緑ゴブリン構想中。
瀧村 和幸
《ヴリンの神童、ジェイス》と《衰滅》。
新しいプレインズウォーカーはプロツアーで活躍できるレベルで強いと感じました。
なかでも《ヴリンの神童、ジェイス》は2マナと軽く使いやすいので要注目です。
また、《衰滅》という4マナの全体除去の登場でビートダウンは厳しい環境になると思われます。
素直に考えるのなら、コントロール系のデッキが活躍しそうです。
井川 良彦
《ヴリンの神童、ジェイス》と《カラデシュの火、チャンドラ》。
プロツアーの権利ないから触ってないけど、《ヴリンの神童、ジェイス》は強そう。
あと個人的に《カラデシュの火、チャンドラ》には期待してる。
合宿参加者たちの注目カードとしては、《ヴリンの神童、ジェイス》と《衰滅》が2強のようだ。
しかし新しいプレインズウォーカーはどれも使い方次第で大躍進する可能性を秘めているし、『マジック・オリジン』にはその他にもワクワクさせるカードが盛り沢山だ。
一体プロツアーではどんなデッキが活躍するのか。解答の発表を楽しみに待つとしよう。