皆さんこんにちは。
今月末にリリースされる新セット、テーロスのスポイラーが公開され始めました。その中にはなんと歴代でも最高クラスのハンデススペルで、レガシーでも多くのデッキに採用されている《思考囲い》も含まれています。フルスポイラーの公開が待ち遠しいですね。
さて、今回はStarCityGames.com Open Series(SCGO) BaltimoreとSCGO Cincinnatiの入賞デッキの解説をしていきたいと思います。SCGO Cincinnatiではプレイヤーとして参加したので、筆者の参加レポートも合わせてお届けします。
SCGO Baltimore トップ8 デッキアーキタイプ
2013年8月24日
1位 Painted Stone/ペインター
2位 Punishing Jund/ジャンド
3位 Death and Taxes/デス&タックス
4位 Shardless BUG/続唱青黒緑
5位 Death and Taxes/デス&タックス
6位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
7位 UW Miracle/白青奇跡
8位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
優勝は多様なデッキが存在するレガシーでも珍しいPainted Stoneでした。
今回のトップ8はDeath and TaxesやRUG Delver等が多く、コンボデッキは優勝したPainted Stone以外は見当たりません。
SCGO Baltimore デッキ解説
「Painted Stone」「UW Miracle」「RUG Delver」
10 《山》 4 《古えの墳墓》 4 《裏切り者の都》 3 《沸騰する小湖》 -土地(21)- 1 《ゴブリンの溶接工》 4 《絵描きの召使い》 2 《ファイレクシアの破棄者》 1 《呪文滑り》 4 《帝国の徴募兵》 4 《猿人の指導霊》 2 《月の大魔術師》 1 《特務魔道士ヤヤ・バラード》 -クリーチャー(19)- |
3 《稲妻》 3 《紅蓮破》 3 《赤霊破》 4 《血染めの月》 3 《師範の占い独楽》 4 《丸砥石》 -呪文(20)- |
4 《アメジストのとげ》 4 《罠の橋》 2 《漸増爆弾》 1 《紅蓮破》 1 《ゴブリンの溶接工》 1 《難問の鎮め屋》 1 《躁の蛮人》 1 《月の大魔術師》 -サイドボード(15)- |
多用なデッキが存在するレガシーでも赤単色のPainted Stoneは《帝国の徴募兵》の入手が困難な事もあり比較的珍しいデッキになります。《絵描きの召使い》で色を指定し《丸砥石》を出して起動して相手のライブラリーアウトを狙うコンボデッキです。《引き裂かれし永劫、エムラクール》を採用したデッキが少ないのも今回の勝因の一つでしょう。
カウンターを採用した青いデッキ相手にコンボを無理やり決める為に《紅蓮破》と《赤霊破》をメインに採用されていますが、《絵描きの召使い》で青を指定すれば青以外のデッキに対してもプレイすることが可能です。メインに《血染めの月》を採用しているので基本地形を採用していないRUG DelverやShardless BUGに対して有利です。
サイドにはビートダウン対策に《罠の橋》、《真髄の針》等の厄介な置物対策にもなる《漸増爆弾》、このデッキよりも速いコンボ対策に《アメジストのとげ》等でまとまっており、2枚カードコンボデッキに在りがちな極端に軸を変更したアグレッシブな戦略は採られていません。安定してコンボを決めにいく戦略に特化しています。
3 《島》 2 《平地》 3 《Tundra》 2 《Volcanic Island》 4 《溢れかえる岸辺》 3 《沸騰する小湖》 2 《乾燥台地》 1 《秘教の門》 1 《教議会の座席》 1 《Karakas》 -土地(22)- -クリーチャー(0)- |
4 《渦まく知識》 2 《呪文貫き》 1 《対抗呪文》 3 《Force of Will》 3 《剣を鍬に》 2 《悟りの教示者》 4 《終末》 1 《天使への願い》 3 《相殺》 1 《エネルギー・フィールド》 3 《安らかなる眠り》 1 《拘留の宝球》 4 《師範の占い独楽》 1 《真髄の針》 1 《ヴィダルケンの枷》 1 《Helm of Obedience》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 -呪文(38)- |
2 《狼狽の嵐》 2 《赤霊破》 2 《誤った指図》 2 《血染めの月》 2 《エーテル宣誓会の法学者》 1 《剣を鍬に》 1 《摩耗+損耗》 1 《ボロスの魔除け》 1 《エネルギー・フィールド》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 -サイドボード(15)- |
UW Miracleに《Helm of Obedience》+《安らかなる眠り》のコンボを搭載した型。メインは青白2色ですがサイド後はタッチ赤になります。
サイドの《血染めの月》は基本地形を全く採用していないShardless BUG等に対して有効です。《赤霊破》は同系や《精神を刻む者、ジェイス》を使うデッキの他にもこのデッキが苦手とするOmni-tellやSneak and Showに対してもサイドインされます。
また、《ボロスの魔除け》は非常に興味深いチョイスです。デッキの戦略上2段攻撃のモードは使う事は無さそうですが、4点ダメージはPW対策になりますし、破壊されなくなるモードは《突然の衰微》等に対する数少ない回答になります。2マナスペルというのもデッキの戦略にマッチしています。
3 《Tropical Island》 3 《Volcanic Island》 3 《溢れかえる岸辺》 3 《沸騰する小湖》 2 《汚染された三角州》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《敏捷なマングース》 4 《タルモゴイフ》 -クリーチャー(12)- |
3 《ギタクシア派の調査》 4 《思案》 4 《渦まく知識》 3 《呪文貫き》 3 《もみ消し》 4 《目くらまし》 4 《Force of Will》 4 《稲妻》 1 《二股の稲妻》 -呪文(30)- |
3 《水没》 2 《狼狽の嵐》 2 《紅蓮破》 2 《乱暴+転落》 1 《古えの遺恨》 1 《トーモッドの墓所》 1 《Zuran Orb》 1 《墓掘りの檻》 1 《若き紅蓮術士》 1 《硫黄の精霊》 -サイドボード(15)- |
アメリカでは比較的多い《ギタクシア派の調査》をメインに採用された型です。相手の手札を見ることで相手の状況を確認する事ができ《もみ消し》や《不毛の大地》をより有効に使う事ができます。ライフを支払えばマナを支払わずにドローができるのでデッキの回りも安定します。
今回入賞したChris PikulaはRUG Delverをよく使っていますが、今回はサイドに新カードの《若き紅蓮術士》を採用しています。低マナコストのスペルを多数搭載したこのデッキに合ったクリーチャーで、先に紹介した《ギタクシア派の調査》との相性も抜群です。
SCGO Cincinnati トップ8 デッキアーキタイプ
2013年9月1日
1位 Grixis Delver/青黒赤ジャンク
2位 Painted Stone/ペインター
3位 Belcher/ベルチャー
4位 Shardless BUG/続唱青黒緑
5位 Elves/エルフ
6位 Dredge/発掘
7位 BWR Stoneblade/チームイタリア
8位 4C Loam/アグロローム
コンボのBelcher、Elves, Dredge, 中速デッキのShardless BUG、BWR Stoneblade等レガシーらしく多様なデッキが結果を残したトップ8でした。
コンボ、中速デッキ、テンポデッキと混沌とした中、優勝はM14の新鋭《若き紅蓮術士》を軸にしたテンポデッキのGrixis Delverでした。
SCGO Cincinnati デッキ解説
「Grixis Delver」「Painted Stone」「Belcher」「4C Loam」
3 《Underground Sea》 3 《Volcanic Island》 4 《溢れかえる岸辺》 3 《沸騰する小湖》 1 《霧深い雨林》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《秘密を掘り下げる者》 1 《渋面の溶岩使い》 4 《闇の腹心》 4 《若き紅蓮術士》 -クリーチャー(13)- |
4 《ギタクシア派の調査》 4 《思案》 4 《渦まく知識》 4 《もみ消し》 4 《目くらまし》 3 《Force of Will》 4 《稲妻》 2 《四肢切断》 -呪文(29)- |
3 《狼狽の嵐》 3 《陰謀団式療法》 2 《水没》 2 《悪意の大梟》 1 《赤霊破》 1 《非業の死》 1 《忌むべき者のかがり火》 1 《渋面の溶岩使い》 1 《造物の学者、ヴェンセール》 -サイドボード(15)- |
StarCityGamesのプレミアライターであるDrew Levinが記事にしていたGrixis Delver と同タイプのデッキで、M14で加入した《若き紅蓮術士》を軸に構成された新しいタイプの《秘密を掘り下げる者》デッキです。軽いスペルを多く採用したこのデッキの《若き紅蓮術士》は攻守に渡って活躍します。
通常このタイプのデッキはアドバンテージを取る手段に貧しい印象がありますが、このGrixis Delverは《闇の腹心》というアドバンテージ獲得手段を搭載しています。また、《闇の腹心》は相手にとっても真っ先に除去を打ちたくなるクリーチャーなのでこのデッキのキーカードである《若き紅蓮術士》が場に残り易くなります。
このデッキにメイン、サイド共に一枚ずつ採用されている《渋面の溶岩使い》はこのデッキにとって厄介な《死儀礼のシャーマン》や《石鍛冶の神秘家》を除去する事ができ、墓地のカードを取り除くことで《タルモゴイフ》のサイズを縮める、再利用可能な火力としても使えるなど用途の広いカードです。0マナのキャントリップとして使え《若き紅蓮術士》と相性が良い《ギタクシア派の調査》もしっかり4枚採用されています。《四肢切断》は《タルモゴイフ》や《漁る軟泥》等厄介なクリーチャー対策です。
サイドの《悪意の大梟》はRUG Delver等このデッキにとって対策が困難な《タルモゴイフ》や《敏捷なマングース》を使ったデッキに対してサイドインされます。《陰謀団式療法》は《若き紅蓮術士》《ギタクシア派の調査》との相性が抜群のスペルで特にコンボデッキに対して効果を発揮します。
1枚刺しの《忌むべき者のかがり火》はレガシーでは採用されているデッキはほとんど見られませんが同系対策だと思われます。ElvesやDeath and Taxesといった小型のクリーチャーが並ぶデッキに対しても使えそうです。
9 《山》 4 《古えの墳墓》 3 《乾燥台地》 4 《裏切り者の都》 -土地(20)- 1 《ゴブリンの溶接工》 4 《絵描きの召使い》 1 《ファイレクシアの破棄者》 1 《呪文滑り》 4 《帝国の徴募兵》 4 《猿人の指導霊》 2 《月の大魔術師》 1 《特務魔道士ヤヤ・バラード》 -クリーチャー(18)- |
3 《稲妻》 3 《紅蓮破》 3 《赤霊破》 3 《師範の占い独楽》 4 《丸砥石》 4 《血染めの月》 2 《紅蓮の達人チャンドラ》 -呪文(22)- |
4 《アメジストのとげ》 4 《罠の橋》 2 《漸増爆弾》 1 《紅蓮破》 1 《赤霊破》 1 《躁の蛮人》 1 《ファイレクシアの破棄者》 1 《月の大魔術師》 -サイドボード(15)- |
先週に引き続いて入賞したPainted Stone。今回入賞したReuben Breslerは普段はSCGOのカバレージのコメンテーターとして活動していますが、今回は休暇を利用してプレイヤー参加し、自身の好きなデッキであるPainted Stoneで見事に入賞しました。
前回優勝したリストと異なる点はM14で新たに加入したPW《紅蓮の達人チャンドラ》を採用している所です。本人に直接聞いて見た所、《闇の腹心》や《若き紅蓮術士》等のレガシーを代表するタフネス1クリーチャーを除去でき、カードアドバンテージ源でもある優良カードだったとのことです。
1 《Taiga》 -土地(1)- 4 《ほくちの壁》 4 《猿人の指導霊》 4 《Elvish Spirit Guide》 -クリーチャー(12)- |
4 《ギタクシア派の調査》 4 《炎の儀式》 4 《捨て身の儀式》 4 《魔力変》 1 《発熱の儀式》 4 《燃え立つ願い》 4 《土地譲渡》 4 《煮えたぎる歌》 3 《巣穴からの総出》 4 《ライオンの瞳のダイアモンド》 4 《水蓮の花びら》 3 《金属モックス》 4 《ゴブリンの放火砲》 -呪文(47)- |
4 《ザンティッドの大群》 3 《耳障りな反応》 1 《破壊放題》 1 《冥府の教示者》 1 《紅蓮地獄》 1 《外殻貫通》 1 《先細りの収益》 1 《巣穴からの総出》 1 《恭しき沈黙》 1 《森》 -サイドボード(15)- |
環境最速のコンボデッキ。今回入賞したBen PerryはBelcherを使い続けているエキスパートです。トップ8こそ青が少なかった今大会ですがスイスラウンドではShardless BUGが多く、Ben Perryもスイスラウンドで青いデッキと多く当たったようですが、巧く立ち回り見事に入賞しました。
サイドに青青が必要な《先細りの収益》が採られている関係で《魔力変》が《発熱の儀式》よりも優先されて採用されています。サイドの追加の《森》は興味深い選択です。《ゴブリンの放火砲》で土地が捲られるリスクが高くなりますが、恐らくサイドの《ザンティッドの大群》等をキャストし易くする為だと思います。
1 《森》 2 《Taiga》 1 《Badlands》 1 《Bayou》 1 《Plateau》 1 《Savannah》 1 《ドライアドの東屋》 4 《樹木茂る山麓》 2 《燃え柳の木立ち》 2 《忘れられた洞窟》 2 《平穏な茂み》 1 《Karakas》 1 《ボジューカの沼》 4 《不毛の大地》 1 《Maze of Ith》 1 《ナントゥーコの僧院》 -土地(26)- 2 《闇の腹心》 1 《タルモゴイフ》 1 《ガドック・ティーグ》 4 《聖遺の騎士》 -クリーチャー(8)- |
4 《燃え立つ願い》 3 《突然の衰微》 3 《罰する火》 3 《壌土からの生命》 2 《壊滅的な夢》 1 《緑の太陽の頂点》 2 《森の知恵》 4 《虚空の杯》 4 《モックス・ダイアモンド》 -呪文(26)- |
3 《スレイベンの守護者、サリア》 2 《エーテル宣誓会の法学者》 1 《思考囲い》 1 《破壊放題》 1 《チェイナーの布告》 1 《壊滅的な夢》 1 《壌土からの生命》 1 《戦慄掘り》 1 《非業の死》 1 《大渦の脈動》 1 《虐殺》 1 《殺戮遊戯》 -サイドボード(15)- |
《罰する火》エンジンを搭載した4色の《壌土からの生命》を使ったデッキ。《壌土からの生命》を使って毎ターン《不毛の大地》で相手の土地を縛り《罰する火》で相手の場の脅威を捌いてコントロールしていくデッキです。クリーチャーを多数並べられても《壊滅的な夢》で一掃する事ができますし、《虚空の杯》X=1はRUG Delver等のデッキにとって致命的になります。
デッキの構成上コンボ以外のデッキに対して有利です。コンボデッキに対してはメインでは《虚空の杯》と《ガドック・ティーグ》のみと不安が残るのでサイドには《スレイベンの守護者、サリア》、《エーテル宣誓会の法学者》、《思考囲い》が採られています。それでもBelcher等の高速コンボは厳しいゲームになります。
ボーナストピック -Kenta HirokiのSCGO Cincinnati 参加レポート-
SCGO Cincinnatiのレガシーオープンに参加してきました。
デッキは前回の記事でも紹介したUWR Delver。
4 《Tundra》 3 《Volcanic Island》 4 《溢れかえる岸辺》 4 《沸騰する小湖》 4 《不毛の大地》 1 《Karakas》 -土地(20)- 4 《秘密を掘り下げる者》 2 《渋面の溶岩使い》 3 《石鍛冶の神秘家》 2 《聖トラフトの霊》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 -クリーチャー(12)- |
4 《渦まく知識》 3 《思案》 4 《もみ消し》 2 《呪文貫き》 3 《目くらまし》 3 《Force of Will》 4 《稲妻》 3 《剣を鍬に》 1 《梅澤の十手》 1 《殴打頭蓋》 -呪文(28)- |
2 《狼狽の嵐》 2 《翻弄する魔道士》 1 《剣を鍬に》 1 《赤霊破》 1 《紅蓮破》 1 《摩耗+損耗》 1 《Force of Will》 1 《安らかなる眠り》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《大祖始の遺産》 1 《饗宴と飢餓の剣》 1 《遍歴の騎士、エルズペス》 1 《硫黄の精霊》 -サイドボード(15)- |
UWR DelverはRUG Delver等と同様のテンポデッキですがクロックに3マナの《聖トラフトの霊》を採用しているので、一般的なリストの土地19枚では少な目に感じました。なので同カードと相性が良い《Karakas》を20枚目の土地として採用しました。
サイドボードには、Death and Taxesや《未練ある魂》対策になる《硫黄の精霊》と、Shardless BUG等の中速デッキに対しての追加の脅威となる《遍歴の騎士、エルズペス》を投入しました。
対戦結果
R1 Punishing Maverick 2-1
R2 Elves 2-1
R3 UWR Delver(同系)2-1
R4 Dark Maverick 2-0
R5 Elves 0-2
R6 Reanimator 2-1
R7 ANT 2-1
R8 Dredge 0-2
R9 ID
4-0スタート後、R5のElvesに先手を取られ妨害が間に合わず1ゲーム目を落とし、2ゲーム目は相手の土地1枚キープの《緑の太陽の頂点》に《Force of Will》を合わせる事ができ相手の動きを制限させる事に成功したものの、2枚の《秘密を掘り下げる者》が中々変身せず、その間に相手に展開する猶予を与えてしまい負けてしまいました。
その後のR6、R7を勝利して1敗ラインに留まりまりましたが、R8のDredgeで墓地対策をサイドに僅か2枚しか採っていなかった事が仇となり敗北。トップ8の目がなくなってしまったので、最終ラウンドでは9位から32位までの賞金が同じなのもありIDを選択しトップ32を確定させました。
あと少しでトップ8だったので残念な気持ちではありましたが、久々にレガシーの大きな大会に参加した上で好成績を残し、こうして記事にする事ができたので満足しています。
総括
SCGO Baltimoreは比較的マイナーなデッキであるPainter Stoneの優勝で幕を閉じました。Painter Stoneはその翌週のSCGO Cincinnatiでも決勝まで勝ち残る活躍を見せました。環境的に《血染めの月》が強いのもこのデッキの勝因だと思います。
SCGO Cincinnatiは多様なアーキタイプが入賞する中《若き紅蓮術士》を中心に構築されたGrixis Delverが優勝しました。この新しいタイプの《秘密を掘り下げる者》デッキが今後どのように進化していくのか楽しみです。
以上、SCGO BaltimoreとSCGO Cincinnatiの解説及び参加レポートでした。
次回の記事ではSCGO PhiladelphiaとAtlantaの解説を予定しています。
それでは次回の記事で会いましょう。楽しいレガシーを!