USA Legacy Express vol.14 -SCGO St.Louis, SCGO Dallas-

Kenta Hiroki


皆さんこんにちは!

来月12月8日~9日に開催される「グランプリ名古屋2012」は、本戦のほかに「併催イベント」も充実していますね。レガシー好きの皆さんの注目は、なんと言っても「エターナルパーティ2012」ではないでしょうか。「エターナルパーティ」に向けた練習をされている方も多いかと思います。

さて、今回の記事では「StarCityGames.com Open Series(SCGO) St.Louis」と「SCGO Dallas」の上位入賞デッキの解説をしていきたいと思います。


SCGO St.Louis トップ8デッキアーキタイプ

2012年11月4日
1位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
2位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
3位 Helm Peace/ヘルムピース
4位 Tempo Bant/バント
5位 High Tide/ハイタイド
6位 Deadguy Ale/デッドガイ・エイル
7位 Reanimate/リアニメイト
8位 Esper Stoneblade/白青石鍛冶+黒


SCGO St.Louis」決勝では「カナディアン・スレッショルド」のミラーマッチが行われました。新環境に入ってからも変わらずトップメタの一角として常に上位入賞しています。

優勝こそ「カナディアン・スレッショルド」でしたが、新カード《安らかなる眠り》を使った新たな「青白コントロール」のバリエーションである「ヘルムピース」や、《死儀礼のシャーマン》を採用した「デッドガイ・エイル」が入賞する等、非常に興味深い大会結果でした。



SCGO St.Louis デッキ解説

「ヘルムピース」「デッドガイ・エイル」「バント」


Caleb Durward 「ヘルムピース」 SCGO St.Louis (3位)

3 《平地》
5 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
1 《沸騰する小湖》
2 《乾燥台地》
1 《霧深い雨林》
3 《Tundra》
1 《氷河の城砦》
1 《黄塵地帯》
1 《Karakas》

-土地(22)-


-クリーチャー(0)-
4 《剣を鍬に》
1 《悟りの教示者》
3 《安らかなる眠り》
4 《終末》
1 《天使への願い》
4 《渦まく知識》
2 《対抗呪文》
4 《Force of Will》
2 《エネルギー・フィールド》
3 《相殺》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《拘留の宝球》
4 《師範の占い独楽》
1 《Helm of Obedience》

-呪文(38)-
3 《ヴェンディリオン三人衆》
1 《流刑への道》
1 《光輝王の昇天》
1 《沈黙のオーラ》
2 《呪文嵌め》
1 《対抗呪文》
2 《ジェイス・ベレレン》
1 《至高の評決》
1 《真髄の針》
1 《墓掘りの檻》
1 《Helm of Obedience》

-サイドボード(15)-
hareruya


「白青奇跡」をベースにしたデッキで、《Helm of Obedience》《安らかなる眠り》のコンボを新たな勝ち手段として採用しています。

《安らかなる眠り》がメインにあるため「発掘」や「リアニメイト」等、墓地を利用したデッキに対して有利です。「カナディアン・スレッショルド」の主力である《敏捷なマングース》《タルモゴイフ》を弱体化させることもでき、レガシーの様々なデッキに採用されている《聖遺の騎士》《瞬唱の魔道士》《死儀礼のシャーマン》等にも有効です。

サイドにはコンボに対する追加の妨害手段の《ヴェンディリオン三人衆》、ミラーマッチでの追加のプレインズウォーカーの《ジェイス・ベレレン》等、メインがビートダウンメタな分、サイドはコンボとコントロール戦で有効なカードが多く採用されています。

Helm of Obedience安らかなる眠り終末






Josh Hendricks 「デッドガイ・エイル」 SCGO St.Louis (6位)

1 《平地》
1 《沼》
4 《湿地の干潟》
2 《新緑の地下墓地》
2 《乾燥台地》
4 《Scrubland》
1 《Bayou》
1 《神無き祭殿》
3 《孤立した礼拝堂》

-土地(19)-

2 《石鍛冶の神秘家》
2 《エイヴンの思考検閲者》
2 《ミラディンの十字軍》
2 《刃砦の英雄》
4 《闇の腹心》
2 《潮の虚ろの漕ぎ手》
3 《死儀礼のシャーマン》

-クリーチャー(17)-
4 《剣を鍬に》
4 《未練ある魂》
2 《忘却の輪》
1 《陰謀団式療法》
3 《思考囲い》
1 《コジレックの審問》
4 《ヴェールのリリアナ》
1 《金属モックス》
1 《師範の占い独楽》
1 《殴打頭蓋》
2 《梅澤の十手》

-呪文(24)-
1 《エーテル宣誓会の法学者》
1 《マラキールの門番》
1 《悟りの教示者》
1 《安らかなる眠り》
1 《暗黒破》
1 《コジレックの審問》
2 《非業の死》
1 《仕組まれた疫病》
2 《盲信的迫害》
1 《真髄の針》
1 《大祖始の遺産》
1 《饗宴と飢餓の剣》
1 《戦争と平和の剣》

-サイドボード(15)-
hareruya


「デッドガイ・エイル」は手札破壊と除去を多く積んだ中速ビートダウンです。新戦力である《死儀礼のシャーマン》は、墓地を利用するデッキが多数存在するレガシーではスタンダード以上の活躍が期待できます。《敏捷なマングース》《聖トラフトの霊》等、通常の除去ではさわりにくいクリーチャー対策も《ヴェールのリリアナ》が4枚採用されているので万全です。

クリーチャー陣を見ると打点の高さを意識しているようで《ミラディンの十字軍》《刃砦の英雄》を採用しています。3-4マナのスペルが多目に採用されているので土地をある程度並べる必要があり、その為《不毛の大地》は採用していません。《実物提示教育》対策の《忘却の輪》もしっかりメインボードにあり、隙の無い構成です。

サイドには、追加の装備品に《饗宴と飢餓の剣》《戦争と平和の剣》、除去に《盲信的迫害》《非業の死》、他にも《悟りの教示者》でのシルバーバレット戦略が取られています。

余談ですが、このデッキも先程3位の「ヘルムピース」で紹介したCaleb Durward作です。Caleb Durwardは直前までこのデッキを使う予定でしたが、レガシーのデッキが必要だったJosh Hendricksに「デッドガイ・エイル」を丸ごと貸したそうです。

死儀礼のシャーマン刃砦の英雄ヴェールのリリアナ






Steven Schlepphorst 「バント」 SCGO St.Louis (4位)

1 《島》
1 《森》
3 《吹きさらしの荒野》
4 《霧深い雨林》
2 《Tundra》
1 《Savannah》
4 《Tropical Island》
1 《地平線の梢》
1 《ドライアドの東屋》
1 《Maze of Ith》
3 《不毛の大地》
1 《Karakas》

-土地(23)-

4 《貴族の教主》
1 《漁る軟泥》
2 《クァーサルの群れ魔道士》
4 《聖遺の騎士》
3 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(14)-
4 《剣を鍬に》
4 《渦まく知識》
1 《呪文貫き》
3 《目くらまし》
4 《Force of Will》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
4 《緑の太陽の頂点》

-呪文(23)-
1 《ボジューカの沼》
1 《エーテル宣誓会の法学者》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《大祖始》
1 《悟りの教示者》
2 《被覆》
1 《呪文貫き》
1 《輪作》
3 《自然の秩序》
1 《果たし合いの場》
1 《墓掘りの檻》
1 《仕組まれた爆薬》

-サイドボード(15)-
hareruya


久々に上位入賞の「Tempo Bant/バント」。《貴族の教主》を採用している為、他の青いデッキよりも1ターン早く《精神を刻む者、ジェイス》に到達する事が可能です。また、自身の展開を極端に遅らせることなく《不毛の大地》《目くらまし》を有効に使うことが出来ます。

サイドには《自然の秩序》+《大祖始》パッケージが積まれておりサイド後は「NO Bant」に変形する選択もあるようです。《実物提示教育》《終末》のような致命的なソーサリースペル対策に《被覆》、珍しいカードですが「ゴブリン」等に有効な《果たし合いの場》を採用している等、現在のメタに合わせた構成になっています。

貴族の教主精神を刻む者、ジェイス果たし合いの場





SCGO Dallas トップ8デッキアーキタイプ

2012年11月11日
1位 WU Miracle/白青奇跡
2位 WU Miracle/白青奇跡
3位 Merfolk/マーフォーク
4位 U/W Stoneblade/白青石鍛冶
5位 BUG Delver/青黒緑アグロ
6位 High Tide/ハイタイド
7位 Goblins/ゴブリン
8位 High Tide/ハイタイド


先々週の「SCGO New Orleans」、先週の「SCGO St.Louis」に続いて決勝はミラーマッチでした。そして今回も上位に青が多い週末でした。青が多かったのもあり、青に強い「マーフォーク」が久々に上位に入賞していました。

「ハイタイド」も「SCGO Indianapolis」で優勝して以来コンスタントに結果を残しています。また、珍しく「カナディアン・スレッショルド」がトップ8に残らなかった大会でもありました。《実物提示教育》系のデッキも入賞を逃している事から、メタが変化してきているのを感じます。



SCGO Dallas デッキ解説

「白青奇跡」「白青石鍛冶」「マーフォーク」「青黒緑アグロ」


Joe Bass 「白青奇跡」 SCGO Dallas (1位)

2 《平地》
5 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《沸騰する小湖》
2 《乾燥台地》
3 《Tundra》
1 《Volcanic Island》
1 《Karakas》
1 《アカデミーの廃墟》

-土地(22)-

3 《石鍛冶の神秘家》
1 《瞬唱の魔道士》
1 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(5)-
4 《剣を鍬に》
3 《終末》
1 《天使への願い》
4 《渦まく知識》
2 《呪文貫き》
2 《対抗呪文》
4 《Force of Will》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
3 《相殺》
1 《拘留の宝球》
1 《至高の評決》
1 《仕組まれた爆薬》
3 《師範の占い独楽》
1 《殴打頭蓋》

-呪文(33)-
1 《山》
1 《ヴェンディリオン三人衆》
2 《造物の学者、ヴェンセール》
1 《流刑への道》
1 《解呪》
1 《安らかなる眠り》
1 《終末》
1 《呪文貫き》
3 《赤霊破》
1 《トーモッドの墓所》
1 《墓掘りの檻》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


先々週の「SCGO New Orleans」でも決勝まで勝ち残ったJoe Bass。「New Orleans」では決勝でのミラーマッチに惜しくも敗れましたが、今大会、再び「白青奇跡」のミラーマッチとなった決勝を制して優勝しました。

今回Joe Bassが使用したリストは先週の「SCGO St.Louis」で結果を出した「ヘルムピース」ではなく、《石鍛冶の神秘家》を採用した中速型でした。サイドには《造物の学者、ヴェンセール》が採用されています。パーマネント対策だけでなく呪文をバウンスする受けの広い能力が魅力です。呪文をバウンスする能力は、相手の“打ち消されない”スペルに対しても有効です。

石鍛冶の神秘家天使への願い造物の学者、ヴェンセール






Darin Minard 「白青石鍛冶」 SCGO Dallas (4位)

1 《平地》
3 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《汚染された三角州》
1 《霧深い雨林》
4 《Tundra》
4 《ミシュラの工廠》
3 《不毛の大地》
1 《Karakas》

-土地(24)-

4 《石鍛冶の神秘家》
4 《瞬唱の魔道士》
3 《ヴェンディリオン三人衆》
1 《造物の学者、ヴェンセール》

-クリーチャー(12)-
4 《剣を鍬に》
4 《渦まく知識》
1 《撹乱》
2 《呪文貫き》
2 《対抗呪文》
4 《Force of Will》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《至高の評決》
1 《饗宴と飢餓の剣》
1 《殴打頭蓋》

-呪文(24)-
1 《金粉のドレイク》
3 《聖トラフトの霊》
2 《流刑への道》
2 《解呪》
1 《青霊破》
1 《呪文貫き》
3 《外科的摘出》
1 《世界のるつぼ》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


最近では珍しい純正「白青石鍛冶」。《至高の評決》がメインに採用されている等コントロール寄りに調整されています。スイーパーがメインに搭載されているため、装備品では《梅澤の十手》がサイドに落とされていて、メインは定番の《殴打頭蓋》と中速デッキに対して強さを発揮する《饗宴と飢餓の剣》になっています。このデッキも《造物の学者、ヴェンセール》を採用しています。

サイドにはコントロールに対する追加のクロック《聖トラフトの霊》、追加の除去《流刑への道》等の他に、「白青」のサイドボードにはあまり見かけない《金粉のドレイク》が採用されています。《造物の学者、ヴェンセール》《金粉のドレイク》をバウンスして相手のクリーチャーだけ奪う事も可能です。

至高の評決饗宴と飢餓の剣聖トラフトの霊






Christopher Walker 「マーフォーク」 SCGO Dallas (3位)

12 《島》
4 《変わり谷》
4 《不毛の大地》

-土地(20)-

4 《呪い捕らえ》
4 《銀エラの達人》
2 《幻影の像》
4 《アトランティスの王》
4 《真珠三叉矛の達人》
4 《メロウの騎兵》

-クリーチャー(22)-
2 《呪文貫き》
3 《目くらまし》
4 《Force of Will》
3 《行き詰まり》
2 《四肢切断》
4 《霊気の薬瓶》

-呪文(18)-
2 《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅》
1 《セファリッドの女帝ラワン》
1 《青霊破》
1 《水流破》
1 《呪文貫き》
1 《狼狽の嵐》
4 《水没》
1 《トーモッドの墓所》
2 《大祖始の遺産》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


上位に残るのは久々な「マーフォーク」。比較的オーソドックスなリストで1ターン目《霊気の薬瓶》、2ターン目《行き詰まり》の動きも健在です。

《珊瑚兜の司令官》が抜けて《幻影の像》が採用されています。《幻影の像》は場にある自軍のロードをコピーするだけでなく、相手の《グリセルブランド》等をコピーして対消滅させることも可能です。今後も青いデッキが多くなるメタでは活躍が期待できそうなアーキタイプです。

霊気の薬瓶行き詰まり真珠三叉矛の達人






Kyle Edwards 「青黒緑アグロ」 SCGO Dallas (5位)

3 《汚染された三角州》
2 《新緑の地下墓地》
3 《霧深い雨林》
3 《Underground Sea》
1 《Bayou》
3 《Tropical Island》
4 《不毛の大地》

-土地(19)-

4 《秘密を掘り下げる者》
2 《ヴェンディリオン三人衆》
4 《敏捷なマングース》
4 《タルモゴイフ》

-クリーチャー(14)-
4 《渦まく知識》
1 《思考掃き》
4 《思案》
4 《もみ消し》
2 《呪文貫き》
3 《目くらまし》
4 《Force of Will》
1 《恐ろしい死》
4 《突然の衰微》

-呪文(27)-
2 《死儀礼のシャーマン》
1 《呪文貫き》
3 《水没》
1 《恐ろしい死》
2 《根絶》
2 《思考囲い》
2 《悪魔の布告》
1 《壌土からの生命》
1 《仕組まれた爆薬》

-サイドボード(15)-
hareruya


今回入賞の「BUG Delver/青黒緑アグロ」は、「チームアメリカ」のような構成のリストとは異なり、「RUG Delver/カナディアン・スレッショルド」から赤と黒を入れ替えた構成のようです。《ヴェンディリオン三人衆》がメインに採用されている等「カナディアン・スレッショルド」よりも重めに調整されています。

メインに4枚の《突然の衰微》がある為、《相殺》を搭載している「白青奇跡」とも戦えるようになっています。サイドには最近レガシーのレギュラー化してきている《死儀礼のシャーマン》や、手札破壊の《思考囲い》、墓地対策に《根絶》、追加の除去に《悪魔の布告》等、黒の特徴をしっかり活かした構成になっています。

ヴェンディリオン三人衆突然の衰微思考囲い





ボーナスデッキリスト


Brandon Large 「Deathrite Jund」 SCGO Dallas (24位)

1 《沼》
1 《山》
1 《森》
4 《血染めのぬかるみ》
2 《樹木茂る山麓》
2 《新緑の地下墓地》
2 《Badlands》
2 《Taiga》
2 《Bayou》
1 《溶岩爪の辺境》
3 《不毛の大地》
1 《ヴォルラスの要塞》

-土地(22)-

4 《闇の腹心》
4 《タルモゴイフ》
1 《漁る軟泥》
1 《永遠の証人》
4 《血編み髪のエルフ》
4 《死儀礼のシャーマン》

-クリーチャー(18)-
2 《思考囲い》
3 《コジレックの審問》
3 《Hymn to Tourach》
3 《ヴェールのリリアナ》
4 《稲妻》
1 《森の知恵》
3 《突然の衰微》
1 《大渦の脈動》

-呪文(20)-
2 《台所の嫌がらせ屋》
1 《コジレックの審問》
1 《赤霊破》
1 《紅蓮破》
2 《古えの遺恨》
1 《紅蓮地獄》
1 《爆裂+破綻》
1 《壌土からの生命》
1 《窒息》
1 《破滅的な行為》
1 《墓掘りの檻》
2 《アメジストのとげ》

-サイドボード(15)-
hareruya


レガシー版の「Jund」で、デッキテクでも紹介されています。

モダンの「Jund」をベースにマナ基盤をアップデートし、《漁る軟泥》《森の知恵》《Hymn to Tourach》等レガシーの強力なカードを追加したようです。このデッキにも《死儀礼のシャーマン》が4枚採用されています。

デッキテクのインタビューでも「最高の《極楽鳥》」と評価されていて、今後もよく見かけるカードになるでしょう。サイドの《爆裂+破綻》は続唱とかみ合う面白いチョイスです。

血編み髪のエルフHymn to Tourach爆裂+破綻





総括

SCGO St.Louis」は「カナディアン・スレッショルド」のミラーマッチで、「SCGO Dallas」は「白青奇跡」のミラーマッチでそれぞれ幕を閉じました。

「カナディアン・スレッショルド」と「白青奇跡」の二つのデッキの活躍が目立っていますが、《死儀礼のシャーマン》を使った青黒緑のアグロデッキもコンスタントに上位入賞しています。「青黒緑アグロ」は今後も良く見ることになりそうです。爆発的に流行した《実物提示教育》系のデッキは今回トップ16にも入賞者0と不調が続いています。

以上、「SCGO St.Louis」と「SCGO Dallas」の解説でした。

それでは次回の記事でお会いしましょう。楽しいレガシーを!