USA Legacy Express vol.13 -SCGO Indianapolis, SCGO New Orleans-

Kenta Hiroki


皆さんこんにちは!

10月19日~21日にプロツアー「ラヴニカへの回帰」が行われましたが、皆さんご覧になりましたか?プロツアーのフォーマットの一つであったモダンは、レガシーとはまた違った面白さがあるようなので、機会があったらトライしてみたいと思っています。

さて、「ラヴニカへの回帰(RTR)」がリリースされて約1箇月が経ち、アメリカの「StarCityGames.com Open Series(SCGO)」も既に4つ終了しています。今回は「SCGO Indianapolis」と「SCGO New Orleans」の上位入賞デッキを解説していきます。「SCGO Indianapolis」には筆者もプレイヤーとして参加しました。末尾に参加レポートを挙げましたので、よろしければご覧ください。


SCGO Indianapolis トップ8デッキアーキタイプ

2012年10月21日
1位 High Tide/ハイタイド
2位 Esper Stoneblade/白青石鍛冶+黒
3位 Omni-Tell/実物提示教育+全知
4位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
5位 Maverick/マーベリック
6位 Goblins/ゴブリン
7位 Enchantress/エンチャントレス
8位 WU Miracle/白青奇跡


今大会の優勝は「ハイタイド」でした。「ハイタイド」は時々入賞していましたが優勝は久しぶりです。今回の上位入賞アーキタイプは、コンボの「ハイタイド」「実物提示教育+全知」「エンチャントレス」、コントロールの「白青奇跡」、アグロの「マーベリック」等と、バラエティに富んでいました。



SCGO Indianapolis デッキ解説

「ハイタイド」「白青石鍛冶+黒」「実物提示教育+全知」「エンチャントレス」


Michael Bernat 「ハイタイド」 SCGO Indianapolis (1位)

12 《島》
2 《溢れかえる岸辺》
2 《汚染された三角州》
2 《沸騰する小湖》

-土地(18)-


-クリーチャー(0)-
4 《渦まく知識》
4 《思案》
2 《定業》
2 《ギタクシア派の調査》
2 《瞑想》
4 《時のらせん》
1 《青の太陽の頂点》
2 《狡猾な願い》
4 《商人の巻物》
1 《否定の契約》
2 《狼狽の嵐》
4 《Force of Will》
3 《転換》
4 《High Tide》
3 《Candelabra of Tawnos》

-呪文(42)-
1 《青の太陽の頂点》
1 《狼狽の嵐》
1 《否定の契約》
1 《転換》
1 《水流破》
1 《万の眠り》
1 《思考停止》
1 《拭い捨て》
2 《撤廃》
3 《外科的摘出》
1 《殺戮の契約》
1 《貪欲な罠》

-サイドボード(15)-
hareruya


久々の優勝の「ハイタイド」。メインは《ギタクシア派の調査》を含むキャントリップ8枚採用でコンボ発動時の爆発力よりも安定性を重視しています。《ギタクシア派の調査》は安全確認をしながら追加のドローもできるのでコンボデッキによく採用されています。

メインの2枚の《狼狽の嵐》は興味深いチョイスです。他のコンボを相手にしたときに有効なカードで、実際にトップ8で「エンチャントレス」と、トップ4で「実物提示教育+全知」と当たって勝利していた事からも今回役に立っていたようです。青いデッキとのカウンター合戦でも優位に立つ事ができ、決勝戦で「白青石鍛冶+黒」に対してキーカードを通す事に成功しています。

High Tideギタクシア派の調査Candelabra of Tawnos






Lauren Nolen 「白青石鍛冶+黒」 SCGO Indianapolis (2位)

1 《平地》
3 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《汚染された三角州》
4 《Tundra》
3 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
3 《ミシュラの工廠》
1 《Karakas》

-土地(24)-

4 《石鍛冶の神秘家》
4 《瞬唱の魔道士》
3 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(11)-
4 《剣を鍬に》
4 《渦まく知識》
2 《呪文貫き》
1 《対抗呪文》
4 《Force of Will》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
1 《思考囲い》
2 《コジレックの審問》
2 《仕組まれた爆薬》
1 《殴打頭蓋》
1 《梅澤の十手》

-呪文(25)-
2 《流刑への道》
3 《未練ある魂》
2 《外科的摘出》
2 《陰謀団式療法》
1 《思考囲い》
1 《暗黒破》
1 《拘留の宝球》
2 《至高の評決》
1 《トーモッドの墓所》

-サイドボード(15)-
hareruya


「SCG Invitational」での優勝経験のある強豪プレイヤーLauren Nolenは、普段からレガシーをプレイしているわけでなく、どちらかと言うとスタンダード部門での活躍が目立ちました。しかし今回、レガシーで見事に決勝まで勝ち残りました。

デッキの構成は他の「白青石鍛冶+黒」と比較して特徴があり《ヴェンディリオン三人衆》がメインに3枚と多目に採用されています。《ミシュラの工廠》が3枚採用されておりアグレッシブな構成になっています。

メインがアグレッシブな分、サイドには除去が多く取られています。カウンターされないスイーパーである新カード《至高の評決》をはじめ、《拘留の宝球》《流刑への道》等々。サイド後は、クリーチャー主体のデッキに対してはコントロール寄りに変形するようです。

ヴェンディリオン三人衆至高の評決拘留の宝球






Sam Krohlow 「実物提示教育+全知」 SCGO Indianapolis (3位)

2 《島》
2 《溢れかえる岸辺》
3 《汚染された三角州》
2 《沸騰する小湖》
2 《Underground Sea》
3 《Volcanic Island》
3 《古えの墳墓》
1 《裏切り者の都》

-土地(18)-

2 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
2 《グリセルブランド》

-クリーチャー(4)-
4 《渦まく知識》
4 《思案》
4 《定業》
1 《直観》
3 《目くらまし》
4 《Force of Will》
2 《精神を刻む者、ジェイス》
3 《実物提示教育》
4 《全知》
3 《思考囲い》
4 《燃え立つ願い》
2 《水蓮の花びら》

-呪文(38)-
1 《実物提示教育》
1 《洞察力の花弁》
1 《思考囲い》
1 《美徳の喪失》
3 《赤霊破》
1 《破壊放題》
1 《ぶどう弾》
1 《紅蓮地獄》
1 《緊急時》
2 《墓掘りの檻》
2 《防御の光網》

-サイドボード(15)-
hareruya


対策されながらも上位に入賞する「実物提示教育+全知」のデッキパワーは脅威です。このバージョンは手札破壊の為に黒をタッチしています。《思考囲い》は青いデッキや他のコンボに対して有効な妨害手段になるだけでなく、安全確認をする手段にもなります。

前回の記事で紹介したDeshaun Baylockの軽めに調整されたバージョンと異なり、《精神を刻む者、ジェイス》がカードアドバンテージを稼ぐ手段と追加の勝ち手段として採用されています。

実物提示教育全知思考囲い






Drew Idoux 「エンチャントレス」 SCGO Indianapolis (7位)

2 《島》
7 《森》
3 《新緑の地下墓地》
4 《霧深い雨林》
1 《Savannah》
2 《Tropical Island》
1 《ドライアドの東屋》

-土地(20)-

4 《フェアリーの大群》
4 《アルゴスの女魔術師》
2 《永遠の証人》

-クリーチャー(10)-
4 《退去の印章》
2 《気流の言葉》
2 《花の絨毯》
4 《エレファント・グラス》
4 《楽園の拡散》
4 《繁茂》
1 《原基の印章》
4 《女魔術師の存在》
1 《生ける願い》
4 《緑の太陽の頂点》

-呪文(30)-
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
1 《新緑の女魔術師》
1 《調和スリヴァー》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《安全の領域》
2 《寒け》
4 《Force of Will》
1 《花の絨毯》
2 《原基の印章》
1 《クローサの掌握》

-サイドボード(15)-
hareruya


《気流の言葉》を軸にした「エンチャントレス」。「SCGO Cincinnati」でChristoffer Andersenが使用して上位入賞した影響により、アメリカでは流行の兆しを見せています。

他のコンボデッキと比べて爆発力では劣りますが、エンチャントレスを1枚でも通してしまえばカードを大量に引けるので、キーカードまでたどり着く事が容易なのがデッキの強みです。苦手な高速コンボ対策として、青いカードの枚数に不安はありますが、《Force of Will》を積める事がこのバージョンの魅力です。

アルゴスの女魔術師気流の言葉Force of Will





SCGO New Orleans トップ8デッキアーキタイプ

2012年10月28日
1位 WU Miracle/白青奇跡
2位 WU Miracle/白青奇跡
3位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
4位 Zombies/ローグ・アグロ
5位 Belcher/ベルチャー
6位 Mono-Blue Tempo/フィッシュ
7位 UR Stiflenaught/ドレッドスティル
8位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド


2000人近い参加者を出した大規模な「GP Philadelphia」と日程が重なってしまった今大会は、参加者91人とSCGOにしては少なめでした。

優勝したのは「白青奇跡」を操るChi Hoi Yimで、彼はアトランタで行われた「SCG Invitational」でも準優勝した強豪です。今大会のトップ8は青が非常に多かったのが特徴です。青くないデッキとしては、RTRの新カード《死儀礼のシャーマン》を採用した「Zombies/ローグ・アグロ」が入賞していました。



SCGO New Orleans デッキ解説

「白青奇跡」「ローグ・アグロ」「フィッシュ」


Chi Hoi Yim 「白青奇跡」 SCGO New Orleans (1位)

2 《平地》
6 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
2 《沸騰する小湖》
1 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
3 《Tundra》
2 《不毛の大地》
1 《Karakas》

-土地(23)-

1 《瞬唱の魔道士》
1 《粗石の魔道士》
2 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(4)-
4 《剣を鍬に》
3 《終末》
2 《天使への願い》
4 《渦まく知識》
2 《呪文貫き》
2 《対抗呪文》
4 《Force of Will》
3 《相殺》
4 《精神を刻む者、ジェイス》
1 《拘留の宝球》
4 《師範の占い独楽》

-呪文(33)-
1 《ヴェンディリオン三人衆》
3 《聖トラフトの霊》
1 《悟りの教示者》
1 《解呪》
1 《安らかなる眠り》
1 《Moat》
1 《謙虚》
1 《終末》
1 《呪文貫き》
1 《相殺》
1 《至高の評決》
1 《大祖始の遺産》
1 《世界のるつぼ》

-サイドボード(15)-
hareruya




Joe Bass 「白青奇跡」 SCGO New Orleans (2位)

2 《平地》
5 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《沸騰する小湖》
2 《乾燥台地》
3 《Tundra》
1 《Volcanic Island》
1 《Karakas》
1 《アカデミーの廃墟》

-土地(22)-

3 《石鍛冶の神秘家》
1 《瞬唱の魔道士》
1 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(5)-
4 《剣を鍬に》
3 《終末》
1 《天使への願い》
4 《渦まく知識》
2 《呪文貫き》
2 《対抗呪文》
4 《Force of Will》
3 《相殺》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
1 《拘留の宝球》
1 《至高の評決》
3 《師範の占い独楽》
1 《仕組まれた爆薬》
1 《殴打頭蓋》

-呪文(33)-
1 《山》
1 《ヴェンディリオン三人衆》
1 《流刑への道》
1 《解呪》
1 《安らかなる眠り》
2 《忘却の輪》
1 《終末》
1 《呪文貫き》
3 《赤霊破》
1 《大祖始の遺産》
1 《墓掘りの檻》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


コンスタントに結果を残している「白青奇跡」。Chi Hoi Yimのリストは、メインのクリーチャーは2枚の《ヴェンディリオン三人衆》と1枚ずつの《瞬唱の魔道士》《粗石の魔道士》のみで、主な勝ち手段は《天使への願い》のようです。《精神を刻む者、ジェイス》が4枚採用されている事からもじっくりコントロールしていくスタイルのようです。

ゲームを長引かせればそれだけ有利になるので、相手の展開を遅らせる手段として《不毛の大地》を採用しています。サイドボード後は《世界のるつぼ》を使って相手をロックする事もできます。また、サイドに《聖トラフトの霊》を3枚採用していて、中速型に変形するルートもあるようです。

準優勝したJoe Bassのリストは、重コントロール型のChi Hoi Yimのリストと異なり、《石鍛冶の神秘家》を採用した中速コントロール型です。サイド後の《赤霊破》の為に赤をタッチしていて、同系と「実物提示教育+全知」を意識している事が伺えます。

終末天使への願い精神を刻む者、ジェイス






Scott Tompkins 「ローグ・アグロ」 SCGO New Orleans (4位)

2 《沼》
2 《汚染された三角州》
2 《血染めのぬかるみ》
3 《湿地の干潟》
3 《新緑の地下墓地》
3 《Badlands》
2 《Scrubland》
2 《Bayou》
1 《知られざる楽園》

-土地(20)-

4 《屍肉喰らい》
4 《墓所這い》
4 《死儀礼のシャーマン》
4 《恐血鬼》
4 《潮の虚ろの漕ぎ手》

-クリーチャー(20)-
4 《未練ある魂》
4 《陰謀団式療法》
4 《思考囲い》
4 《信仰無き物あさり》
3 《ゴブリンの砲撃》
1 《突然の衰微》

-呪文(20)-
2 《闇の腹心》
2 《解呪》
2 《忘却の輪》
1 《暗黒破》
2 《非業の死》
1 《盲信的迫害》
1 《突然の衰微》
2 《トーモッドの墓所》
1 《真髄の針》
1 《弱者の石》

-サイドボード(15)-
hareruya


アメリカでは「Walking Dead」という名前で通っているデッキで、Sam Black作の「ゾンビデッキ」のバリエーションのようです。単体ではカードパワーがイマイチだった《血の芸術家》の代わりに、新カード《死儀礼のシャーマン》を採用しています。同じくRTRで印刷された優秀な軽除去である《突然の衰微》も採用しています。

緑を足して4色になったことで、色マナのトラブルや《不毛の大地》を使うデッキを相手にしたときの不安はありますが、《死儀礼のシャーマン》があるので他の多色デッキと比べれば安定しているようです。

墓所這い死儀礼のシャーマン突然の衰微






Tyler Arceneaux 「フィッシュ」 SCGO New Orleans (6位)

10 《島》
4 《古えの墳墓》
4 《裏切り者の都》

-土地(18)-

4 《フェアリーの大群》
4 《呪文づまりのスプライト》
4 《幻影の天使》
3 《熟考漂い》
3 《ファイレクシアの破棄者》
2 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(20)-
4 《目くらまし》
4 《Force of Will》
1 《精神を刻む者、ジェイス》
4 《金属モックス》
4 《虚空の杯》
3 《戦争と平和の剣》
2 《梅澤の十手》

-呪文(22)-
2 《誘惑蒔き》
2 《造物の学者、ヴェンセール》
3 《狼狽の嵐》
1 《残響する真実》
2 《基本に帰れ》
1 《精神を刻む者、ジェイス》
4 《水没》

-サイドボード(15)-
hareruya


レガシー版の青単色フェアリーデッキ。《虚空の杯》が4枚メインに採用されている等特徴のあるリストです。このデッキは1マナのスペルはメインに採用していないので、《虚空の杯》をX=1で出せば、「カナディアン・スレッショルド」や1マナのドロー操作に頼ったコンボデッキ等をシャットダウンする事ができます。このデッキにとって厄介な《剣を鍬に》を防ぐ事もできます。

クリーチャーを見ると比較的珍しいカードである《幻影の天使》が採用されています。タフネスが4なので《ヴェンディリオン三人衆》と交換される事もなく《稲妻》1枚で落とされる事もない優秀なクリーチャーです。このデッキの構成ならキャストの条件も比較的簡単に満たす事ができるので4枚採用も納得です。

小粒なクリーチャーが多く採用されている為、装備品でバックアップすべく《戦争と平和の剣》《梅澤の十手》を取っています。特にこのデッキは相手の《梅澤の十手》がキツイので対消滅も考慮に入れていると思われます。《戦争と平和の剣》は、環境の主力の除去が赤と白なのでそれらからクロックを守りつつ追加のダメージも入るため、デッキの戦略にフィットしています。

サイドには、特殊地形に頼った「白青石鍛冶+黒」や「カナディアン・スレッショルド」に刺さる《基本に帰れ》、「実物提示教育+全知」等に有効な《造物の学者、ヴェンセール》が採用されています。

幻影の天使戦争と平和の剣基本に帰れ





ボーナストピック -Kenta HirokiのSCGO Indianapolis参加レポート-

10月21日に「SCGO Indianapolis」に参加してきました。Indiana州にあるIndianapolisは、筆者の住むMichigan州から車で約4時間半ほどです。

デッキについて、当初は「Esper Stoneblade」を使う予定でした。しかし「エターナル フェスティバル トーキョー 2012(エタフェス2012)」の大会結果を見たところ特徴のある「白青クロックパーミッション」が優勝をしていたので、試しにローカルのレガシー大会で使ってみると全勝と好感触。

「Esper Stoneblade」と「エタフェス2012優勝デッキ」の二択でしたが、流行の「カナディアン・スレッショルド」相手に調整した結果、「エタフェスデッキ」で参加する事に決めました。デッキを自分なりに調整する時間が取れなかったのもあり、75枚そのままで参加しました。


Kenta Hiroki 「白青石鍛冶(高橋優太デザイン)」 SCGO Indianapolis (9位)

1 《平地》
4 《島》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《汚染された三角州》
4 《Tundra》
2 《Karakas》

-土地(18)-

4 《石鍛冶の神秘家》
4 《秘密を掘り下げる者》
3 《瞬唱の魔道士》
4 《聖トラフトの霊》

-クリーチャー(15)-
4 《流刑への道》
4 《渦まく知識》
4 《思案》
3 《呪文嵌め》
2 《呪文貫き》
4 《目くらまし》
4 《Force of Will》
1 《殴打頭蓋》
1 《梅澤の十手》

-呪文(27)-
3 《エーテル宣誓会の法学者》
3 《忘却の輪》
2 《青霊破》
1 《水流破》
2 《水没》
3 《外科的摘出》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


■対戦結果
R1 白青奇跡 2-1
R2 白青奇跡 2-0
R3 白青奇跡 0-2
R4 青黒緑テンポ 2-0
R5 リアニメイト 2-0
R6 ANT 2-1
R7 12ポスト 2-0
R8 白青奇跡 ID

「カナディアン・スレッショルド」とは当たらず「白青奇跡」と3連戦でした。

SCGOでトップ8入賞経験のある強豪とのマッチアップも数ラウンドあり今回の難易度は高めでしたが、デッキが強くR7終了時点で1敗ラインでした。最終ラウンドでオポマッチの計算を間違えてIDするというミスをしてしまい、他のマッチ次第で残れるチャンスはありましたが、結果は最終成績9位でした。トップ8が確定している状況でない限りはプレイすべきでした。良い教訓になりました。先の大会で活かしたいと思います。

しかしデッキは強く、明日レガシーの大会に参加する事があっても同じデッキを使うと思います。



総括

前回の「SCGO Cincinnati」と「SCGO Providence」ではローグデッキの活躍が目立ちました。今回の「SCGO Indianapolis」では「ハイタイド」が久々の優勝を成し遂げ、その翌週の「SCGO New Orleans」の決勝戦は「白青奇跡」のミラーマッチになる等、青いデッキが活躍しました。

以上、「SCGO Indianapolis」と「SCGO New Orleans」の解説でした。

次回の記事では「SCGO St. Louis」と「SCGO Dallas」の解説をしていきたいと思います。それでは楽しいレガシーを!