ここまで4戦全勝の二人。勝利とともにベスト8一番乗りを決めるのは、果たしてどちらか。
Game 1
《古えの墳墓》から《虚空の杯》X=1という、『ANT』に対する強烈なスタートを切る長田。その『ANT』の高橋はデッキの大半を封じられてしまい、《ライオンの瞳のダイアモンド》を置くだけでターンを終える。
返す長田、《猿人の指導霊》を2枚使い、《騙し討ち》から《ボガーダンのヘルカイト》を突撃させ、高橋のライフは一気に10に。どうやら長田のデッキは『スニーク・アタック』のようだ。
何もアクションが取れない高橋に対して、長田も苦い顔をして手札に余った《猿人の指導霊》をレッドゾーンに送るしかないのだが、次のターンにはきっちり《業火のタイタン》を引きこみ、高橋のライフを0とした。
長田 1-0 高橋
高橋 「今日ここまで、4/5で《虚空の杯》を置いてくるデッキなんですけど……」
Game 2
高橋がテイクマリガン。対する長田はダブルマリガン。
《島》を置くだけの高橋に対し、またも《虚空の杯》で全てを縛りあげようとする長田。高橋はスタックして《渦まく知識》するが、場に出ることは許してしまう。ドロー操作も手札破壊も出来ず、《モックス・ダイアモンド》を置くだけでターン終了。
《古えの墳墓》2枚から4点のダメージを受けつつ《三なる宝球》を2枚重ねる長田。高橋は何もできない……わけでもなく、《思考囲い》などをプレイして墓地を増やしていく。
長田はようやく《鉤爪のジィーリィーラン》を引き、《金属モックス》に刻印して赤マナを確保する。一方の高橋は《冥府の教示者》で《陰謀団の儀式》を増やす。長田の残りライフは《古えの墳墓》によって8まで減っており、十分《苦悶の触手》の射程圏内だ。
ドロー後、少し考えた高橋はスレッショルドした《陰謀団の儀式》2枚と《水蓮の花びら》から《不正利得》をプレイするが、これを長田は3マナ払って《精神壊しの罠》でカウンター!
このタイミングで《ワームとぐろエンジン》を引いた長田はこれを通常プレイ、解決策を引かない高橋を一気に押し切ってしまった。
長田 2-0 高橋
Final Result:長田 匡弘 Win!