Round 4: 小川 雅人(東京) vs. 山邉 晃太郎(神奈川)

晴れる屋

By Shiro Wakayama


Game 1

先手はダイスで12をだした小川がゲット。
《思案》2枚、《水蓮の花びら》《引き裂かれし永劫、エムラクール》《実物提示教育》《精神的つまづき》、土地という、中々に、良いハンドをキープする小川。

対する山邉はマリガン。

小川が《思案》で手札を整理しようとするが、捲れたのは《精神的つまづき》2枚と《核の占い師、ジン=ギタクシアス》《精神的つまづき》を手に入れてターンを返す。
対する山邉はドローして、そのままターン終了を宣言。手札を8枚にして、ナチュラルディスカードを画策する。
小川は「なるほどー。」と呟きながら、さらなる《思案》をプレイするのだが、めくった3枚には不幸にも土地が無い。祈るようにシャッフルしてカードを引くと、そこには念願の《島》が。この《島》をセットして、ターンを終了。
山邉はプラン通り、手札を8枚とし、《核の占い師、ジン=ギタクシアス》をディスカードする。
ターンが帰ってきて、小川の場には《水蓮の花びら》を含めて3マナあるのだが、危険度が高すぎて《実物提示教育》をプレイすることが出来ない。
山邉は悠々と《大修道士、エリシュ・ノーン》をディスカードするが、これはどうやら土地が無い挙動なのだろうか?

そんな山邉をしり目に、小川は《騙し討ち》をプレイ。次なるターンに、《引き裂かれし永劫、エムラクール》を疾走させる準備を、ゆっくりと、相手に隙を見せないように少しづつ整えていく。

小川がフルタップした隙にと、墓地にいた《核の占い師、ジン=ギタクシアス》に対して《再活性》をプレイする山邉だが、これには手札に抱え込んでいた《精神的つまづき》2枚と《Force of Will》できっちり対処すると、《騙し討ち》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》を登場させる。
ここで、負けを悟った山邉が投了。

小川 1-0 山邉


Game 2

山邉が先手。
1ターン目に《師範の占い独楽》をプレイ。サイドボード後の、妨害手段がお互いに増えるサイドボード後では、安定して、供給するカードの質を引き上げてくれる頼もしいカードだ。
 対する小川は《ギタクシア派の調査》で山邉の手札を調査。《魅力的な執政官》《納墓》《霜のタイタン》《血染めのぬかるみ》《師範の占い独楽》というハンドがさらけ出される。

返しのターン、山邉も《思考囲い》をプレイして、小川の手札を検閲。《引き裂かれし永劫、エムラクール》《外科的摘出》《直観》《水蓮の花びら》《裏切り者の都》《古えの墳墓》というハンドから癌となる《外科的摘出》を苦渋の判断で残し、《直観》をディスカード。少し長めのゲームプランを画策する。

 小川は《渦まく知識》で手札を増強するが、山邉は淡々と、《師範の占い独楽》とフェッチランドを駆使して手札の強度を高めていく。
山邉の手札に《霜のタイタン》があるせいで、《実物提示教育》をプレイすることが出来ない小川。お互いに有効牌を引けない数ターンが過ぎるが、先に有効牌に辿り着いたのは山邉。《朽ちゆくインプ》を引き込み、あとは《再活性》等をはじめとした”釣竿”待ちの状態までこぎつける。
こうなってしまうと、勝利は目前の山邉。やはり、《師範の占い独楽》の存在感が大きい。小川は《Force of Will》を構えているので、すぐにどうにかなることもないが、根本的な解決策を引かなければ勝ちは見えない。

危機感たっぷりに、祈るように小川がドローしたのは、、、、《騙し討ち》。場には5マナ。手札には《引き裂かれし永劫、エムラクール》


小川 2-0 山邉