地球の裏側、チリのサンティアゴに行ってきました!
片道25時間以上かかる長旅です^^;
なんでそんなとこまで行ったかって言ったら理由はたくさんありますが……。
一言で表すと“ハッピーに貪欲だから!”(笑)
プロポイントたくさん欲しいから取りやすそうなところが良いし、
ビジネス的にも個人的にも行ったことない国行きたいし、
サンティアゴのGPに毎年行ってる日本人の友達や、GPラスベガスで会った現地在住の日本人に誘われてたし、
アメリカの仲良し友達も一緒に行きたいって言ってたので♪
更に貪欲にアメリカに3日間滞在してショップ回って勉強&仕入れなども行いました☆
現地には金曜日に到着して、会場で受付からのディナーぐらいで早めに就寝。
会場狭くて嫌な予感してたんですが……。
人数に対して会場狭すぎてまだ1回戦もやってないのに体力的な消耗戦を意識。 #GPSantiago pic.twitter.com/HMZ9uiPBhO
— TomoharuSaito/トモハル (@TomoharuSaito) 2015, 8月 29
やっぱり(笑)
今回も『マジック・オリジン』のリミテッドで、スリープイン中にデッキを構築。
外国人選手なので自分のデッキは英語版を使えたのですが、イベント全体で使われてるのはスペイン語版。
日本のGPは日本語版を使っているので、改めて外国人選手には色々優しくしてあげなきゃって思ったり。
さて、初日シールドデッキはこんな感じでした♪
8 《山》 8 《森》 2 《平地》 -土地(18)- 1 《エルフの幻想家》 1 《ドゥイネンの精鋭》 2 《ギラプールの歯車造り》 2 《アクロスの兵長》 1 《ボガートの粗暴者》 1 《絡み爪のイトグモ》 1 《巨森の予見者、ニッサ》 1 《ファリカの信奉者》 1 《ラノワールの共感者》 1 《トゲイノシシ》 1 《燃えさし口のヘリオン》 1 《辺境地の巨人》 1 《火山の彷徨》 1 《森林の怒声吠え》 1 《永遠警備の歩哨》 -クリーチャー(17)- |
2 《剛力化》 1 《ドラゴンの餌》 1 《野性の本能》 1 《騎士の勇気》 -呪文(5)- |
ボムたくさんあってわかりやすく強め!!
除去がなく対応力が乏しいのが玉に瑕ですが、良い感じに構築できたと思います。
3色目は最強アンコモンの《永遠警備の歩哨》だけでも良さそうだったけど。
結果としては7-2で初日抜け。
最終戦で負けた相手は、凄い練習してきてる強いプレーヤーだと感じつつも、相手の盤面の《ソンバーワルドの頭目》を忘れてしまい、戦闘でクリーチャー3体自爆という自身の痛烈なミスが決定打で負けました><
ミスが起こった時に大事な原因究明としては、
・能力が複雑な《輪の信奉者》を出されてスペイン語では分からなかったので英語版の確認に気がとられていた
・英語が全く話せない対戦相手とのやり取りにも気をとられていた
・《ソンバーワルドの頭目》はそのターンに出たばかりだったが、相手の《天使の墳墓》が戦闘前の召喚を肯定していて存在感が薄かった
・長旅や会場の混雑具合、それまでに6戦やってることなどによる疲労があった
・英語が全く話せない対戦相手とのやり取りにも気をとられていた
・《ソンバーワルドの頭目》はそのターンに出たばかりだったが、相手の《天使の墳墓》が戦闘前の召喚を肯定していて存在感が薄かった
・長旅や会場の混雑具合、それまでに6戦やってることなどによる疲労があった
など色々な事情が重なりましたが、それらは把握可能な要素なので、もっと多角的な情報を考慮して判断できないと駄目だなあと。
まあ考えすぎで時間取られすぎるのも天敵なので、ゆっくりスペイン語覚えたり疲労対策するなど今後焦らずクリアしていきます!
しかしこのミスは相当響きました。
平均的な人数のGPでは初日が7-2か8-1かで、2日目に必要な成績が5-0-1か4-1-1かっていう大きな違いがありますし、初日の最終戦だったので。
こういう場合は無理にすぐ切り替えようとせず、ネガティブな気持ちも大切にすることにしています。
悲観的に自分を追い詰めることはそのミスを忘れず、同様のミスが起きないように自分に染み込ませることであり、今後に対してプラス☆
もちろん次にまだマッチがある場合はその間は一旦忘れますけどね!
当然翌日までには切り替えて、2日目のファーストドラフトへ♪
8 《島》 7 《沼》 2 《進化する未開地》 -土地(17)- 3 《異臭のインプ》 1 《印章持ちのヒトデ》 1 《臨海の護衛》 2 《狩漁者》 1 《眼腐りの暗殺者》 1 《ナントゥーコの鞘虫》 1 《死橋のシャーマン》 2 《塔の霊》 1 《護輪のフクロウ》 1 《スカーブの大巨人》 1 《高位調停者、アルハマレット》 -クリーチャー(15)- |
1 《意思の激突》 1 《分散》 1 《蛙変化》 1 《魂裂き》 1 《計算された放逐》 1 《骨を灰に》 1 《閉所恐怖症》 1 《隕石》 -呪文(8)- |
青黒コンで……。
☆3-0☆
この環境はとにかく白と赤に人気が集中しやすい。
強いコモンが多い色かつ、強いカード&デッキが分かりやすい=ピック序盤で取る人が多い。
環境初期も人気ではあったけど、当時は今ほどではなく白赤がベストチョイスだった。
黒は強いけどカードの強さが分かりにくいのと、デッキとの相性によってカード点数が変化しやすい色。つまり上級者向けの色とも言えます。
緑はいつも通り層はそれなりに厚いけど、初手級が少ない。
青は弱すぎて安定して不人気(笑) 攻めパーツと守りパーツに分かれるけど、基本的には守りで生きるパーツのほうが多い&強い。
総合して白と赤は実際の強さより人気があり、青、黒、緑はその逆であるタイミングだと読んでいたため、その3色の中で強い組み合わせである青黒、緑黒を優先したドラフトをしようと考えていました。
できた青黒はそれなりという完成度でしたが、キーカードの《異臭のインプ》が3枚取れたことや、愚直ビートには強いという構成で愚直ビートに3連続で当たれたので運よくあまり労せずの3-0でした^^
トップ8チャンスが残ってる楽しいセカンドドラフト♪
9 《平地》 8 《沼》 -土地(17)- 1 《アクロスの看守》 1 《勇者の選定師》 1 《アクロスの英雄、キテオン》 1 《秘宝の探求者》 1 《異臭のインプ》 1 《巡礼者の道の騎士》 1 《ナントゥーコの鞘虫》 1 《死橋のシャーマン》 1 《異端の癒し手、リリアナ》 1 《血に呪われた騎士》 1 《アンプリンの戦術家》 1 《突進するグリフィン》 1 《キテオンの不正規軍》 1 《族霊導きの鹿羚羊》 1 《勇者の守護神》 -クリーチャー(15)- |
2 《魂裂き》 1 《残酷な蘇生》 1 《秘儀術師の掌握》 1 《血による聖別》 1 《古参兵の予備武装》 1 《精霊信者の剣》 1 《天使の墳墓》 -呪文(8)- |
流れに従ってドラフトしていたらとんでもない白黒デッキができて……。
☆2-0からのID☆でトップ8確定!!
近年稀に見る豪華布陣(笑)
この中で初手で取ったレアは1パック目の《精霊信者の剣》と、3パック目《アクロスの英雄、キテオン》のみで、あとは回ってきました。
白は比較的人気ありすぎとは言っても基本的に最強色なので、もちろんできるときはやりたいです☆
逆に赤は一番やりたくないかも……。
トップ8ドラフト♪
9 《島》 7 《沼》 1 《進化する未開地》 -土地(17)- 1 《印章持ちのヒトデ》 1 《金切り声のスカーブ》 1 《臨海の護衛》 1 《異臭のインプ》 2 《狩漁者》 2 《死橋のシャーマン》 1 《眼腐りの暗殺者》 1 《メレティスの守護者》 1 《飛空士志願者》 1 《分離主義者の虚空魔道士》 1 《塔の霊》 1 《護輪のフクロウ》 1 《魂刃のジン》 1 《光り葉の選別者》 1 《スカーブの大巨人》 -クリーチャー(17)- |
2 《魂裂き》 1 《分散》 1 《死の円舞曲》 1 《不浄な飢え》 1 《閉所恐怖症》 -呪文(6)- |
初手は《トーパの自由刃》だったものの、流れと意識に従った結果再びの青黒コンで、きれいだしレアもあるしで良いデッキができたと思ったんですが……。
初日の最終戦でとんでもない猛者オーラを感じつつミスりつつ負けた彼、ロゴリゴにもう一度負けて、
残念ながら準優勝でした☆
それでもプロポイント6点&次のPTの権利取れたのは大きいです^^
ぜひジャンジャンおめでとう言ってください!(笑)
近頃練習時間があまりにも取りにくい上、全部GP行くとか言ってて尚更そうなってるので、勝率が良くて環境が変わりにくいリミテッドに寄せて大会に出てきた作戦が、結果に結びついて良かった。
【GPダラス】、【プロツアー『マジック・オリジン』】、【GP香港】、【GPデトロイト】と、この環境の実戦経験は世界一積んできました。
『マジック・オリジン』リミテッドの試合はあと1回、今週末のGPマドリードがあります。
優勝狙って頑張ります!
あとは、初めてチリに行った感想としては……。
また行きたい!
って思いました☆☆☆
人はあったかいし
飯はうまいし
街も綺麗だし
治安も思ったより悪くない
GP参加人数が今回で言えばおよそ800人と少なめだし、
日本やアメリカよりはプレーヤーの平均熟練度が低くて、プロポイントが取りやすい。
本当に遠いので、空の旅初級者には全くオススメできませんが(笑)
はじめて食べた焼きチーズフォンデュ的なのかなりうまかった!
あとラウンド間にたまたま見た街中の黄昏時に感動しました^^
ではまた!
トモハル
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