新生Hareruya Prosの新たなる挑戦!

晴れる屋メディアチーム


 今夏に【八十岡 翔太を新メンバーとして迎え入れた】『Hareruya Pros』。

 まだ八十岡の加入から日が浅いが、早くも次なるビッグニュースをお届けしよう。






■ 新メンバー発表


 そう、この度このチームに新たなメンバーが加わった。それも3人が一斉に。

 その顔ぶれとは、中島 主税、井川 良彦、金川 俊哉の3名。



左から中島 主税、井川 良彦、金川 俊哉


 これまでにも【山本 賢太郎】【高橋 優太】、そして前述の【八十岡 翔太】とメンバーを増やしてきた『Hareruya Pros』だが、2人以上の新メンバーが同時に加入するのはこれが初めてとなる。

 順調に拡大を進めるその先に、このチームは何を見据えているのか。チームの拡大と新メンバーについて、このチームの創設者であり、『晴れる屋』オーナーでもある齋藤 友晴にインタビューを試みた。



『Hareruya Pros』創設者:齋藤 友晴



■ それこそが僕の望んでいたことなんです


--「ここのところ続々とメンバーを増やしていますが、その狙いはどういったものなのでしょう?」

齋藤【兼ねてからお伝えしている】通り、僕が『Hareruya Pros』を結成したのは、プロプレイヤーをサポートするためです。『晴れる屋』を通じて、お店とプロプレイヤーの両方がハッピーになれるのならば、その人数は多ければ多い方がいいですよね」




--「この度のメンバーは、これまでのメンバーに比べると実績面では少し劣ってしまう印象を受けるのですが、それについてはどうお考えですか?」

齋藤それこそが僕の望んでいたことなんです

--「と言いますと?」

齋藤 「今勢いのあるプレイヤー、例えばプラチナのプレイヤーなんかは、賞金やレベル制度である程度の報酬が確約されていますよね。でもシルバーレベルやシルバーレベル未満のプレイヤーには保障がない。そういったプレイヤーがマジックに打ち込むためには、スポンサードが必要不可欠だと思うんです」

--「やはり他に仕事をしながら結果を残す、というのはなかなかに難しいですよね」

齋藤 「僕もアルバイトをしながらプロツアーの旅費を稼いでいた時期がありましたし、結果が出づらい時期やゴールドレベル以上のステータスを確保するまでの間こそ、スポンサードが必要だと考えています。本音としては、『Hareruya Pros』結成当初から、(レベルに関わらず)やる気のあるプレイヤー全員に声をかけたかったくらいなんですが、規模が拡大してきて少しずつ実現できるようになりました。【グランプリの賞金が上がる】というニュースであったり、他の企業もスポンサードに力を入れるようになったりと、少しずつ業界全体がプロプレイヤーにとってハッピーなものになっていると感じているので、この先もっともっとマジックのプロプレイヤーが増えるように働きかけていきたいです」



■ 中島 主税


--「ここからは、各人を勧誘した理由をお聞かせください。まずは中島さんからお願いいたします」




齋藤 「中島さんはプロプレイヤーとしての実績はもちろんのこと、『晴れる屋』店長として、【解説者】として、様々な活動を通じてマジック界に貢献してくれています。【特殊なイベント】があれば、率先して盛り上げ役を買って出てくれますし、前々から『Hareruya Pros』にお誘いしようと思っていました」

--「人柄の良さもあってか、特殊なイベントに中島さんがいるといつも以上に盛り上がりますね」

齋藤 「そうですね。昔から面倒見が良くて、多くの後進プレイヤーの育成にも力を注いできた方です」

--「中島さんがいなかったら、日本の大成はなかったという声は多いですね」

齋藤 「そういったこれまでの様々な貢献を生かし、プロプレイヤーとしてというよりかはプロのマジック人として、『Hareruya Pros』に加入していただきたいと思いました」

--「プロのマジック人ですか。確かに中島さんならその表現がしっくりきますね」

齋藤 「こんなにたくさんの方面で活躍している人もなかなかいないですからね。『Hareruya Pros』に加入することで、中島さんの新たな魅力が引き出せればと考えています」



■ 井川 良彦


--「続いては、井川さんについてお聞かせください」


井川 良彦: シルバーレベルプロ。

・主な実績
【プロツアー・サンディエゴ2010】トップ8
【プロツアー『タルキール覇王譚』】トップ16
【日本選手権2011】トップ4
など。


齋藤 「井川さんは、『晴れる屋』で長い間社員として活躍していて、メディアチームの編集長を務めてくれています。ほかにもたくさんの仕事を担当してくれていて、こちらとしても頼りにしているスタッフなんですが、そういったことを度外視して、彼はとにかくマジックが大好きなんです」

--「昨シーズンはゴールドレベルを目指して、たくさん遠征していましたね」

齋藤 「それくらいマジックが大好きで上を目指すのなら、こちらも背中を押してあげたい、というのが井川さんをお誘いした理由です。実は井川さんは【高橋さん加入時】に、高橋さんと一緒にお誘いしていたメンバーなんです。しかし、そのときは『自分の中で、プロとはプロツアーに毎回参加できるゴールドレベルを指すから、ゴールドレベルに到達するまではHareruya Prosには加入できません』とお断りされました」

--「井川さんが『Hareruya Pros』に加入していないことを不思議に思う声も多かったと思うんですが、そういった経緯があったんですね」

齋藤 「『他のメンバーに比べて未熟な自分が入ることで、Hareruya Prosの格が下がってしまうことを心配している』とも言われました。そこまで気持ちが固まっているのなら、とこちらも引き下がりましたが、もともと加入してほしかったプレイヤーだったので、チームを拡大するこのタイミングで改めて打診させていただきました」



■ 金川 俊哉


--「最後の1人となりますが、みなさんが最も驚いたのが【はま屋】オーナーの金川さんの加入ではないかと思います」


金川 俊哉【はま屋】・オーナー。

・主な実績
【グランプリ・シンガポール2013】トップ8
【グランプリ・北京2013】トップ4
【WMCQ2014 名古屋予選】優勝
など。


齋藤 「抽象的な話から入ると、はまちゃん(金川さん)に加入してもらったのは、この人とは仲良くしたい!と思ったからです。僕もはまちゃんもマジックが大好きで、プレイヤーとしてやる気があって、マジック業界を盛り上げるための仲間だという認識なので、お互いがハッピーになる発想があるならばぜひ手を取り合いたい、と思ったのがスタートラインです」

--「その答えが『Hareruya Pros』への加入だったと?」

齋藤 「はい。他社のプレイヤーを、『Hareruya Pros』として起用するのはおかしいと感じる方が多いかもしれませんが、実は僕も過去に同じ経験があるんです」

--「【ChannelFireball】ですか?」

齋藤 「そうです。【ChannelFireball】に寄稿していた当時、僕はすでに『晴れる屋』のオーナーでした。記事を書くにあたり、自分の記事がより多くの人の目に触れる場所に掲載できる機会があるのならば、それを躊躇する必要はないと思うんですよね」

--「記事は読まれてなんぼ、ですからね」

齋藤【はま屋】さんはすごく盛り上がっているお店で、これからもっともっと盛り上がっていくと思います。ただし現状としては、『晴れる屋』の【メディア】の方が多くの人の目に触れやすいと思うので、はまちゃんの露出の場として悪くないんじゃないかと思って『Hareruya Pros』入りを提案させていただきました。【はま屋】さんで質の高い記事やメルマガを発信しているはまちゃんのコラムが、『晴れる屋』に載るのは僕としても非常にハッピーです」

--「お話しを伺っていると、確かにお互いにWin – Winの関係が築きやすいのかもと思いました」




齋藤 「もしかすると、『晴れる屋』よりもはまちゃんや【はま屋】さんのプラスの方が大きいかも?と思ったこともありましたが、それを差し引いてもはまちゃんを応援したい、仲良くしていきたいという気持ちが強かったです。これまでにも【BIG MAGIC】さんと【プロレス】したり、いろんなことをやってきましたし、マジック業界を盛り上げるために会社同士が手を取り合うことはそんなに不自然なことではないと思います」

--「【プロレス】みたいな企画は、あまりマジックを知らない人でも盛り上がりますよね。ここまではオーナーとしてのはまさんがメインでしたが、プレイヤーとしての金川さんにはどのように期待されていますか?」

齋藤 「はまちゃんはプレイヤーとしてはこれからという人材かもしれませんが、最初に言った通りそういうプレイヤーこそ僕が応援したいプレイヤーです。これから同行するグランプリやプロツアーもたくさんあるでしょうし、一プレイヤーとして一緒に切磋琢磨していけたらと思っています」



■ 今後の目標


--「今後の目標などはございますか?」

齋藤 「チームとしての目標は、せっかく人数が増えたので、いつかグランプリやプロツアートップ8を独占してみたいです(笑)」

--「それは最高のゴールですね(笑) トップ8プロフィールの見栄えもすごそうです」

齋藤 「まずはそのためにも、みんなで協力してしっかりと練習を積むことですが、いつかそれが実現すると嬉しいですね」

--「最後に、読者のみなさまへメッセージなどございますか?」

齋藤メンバーが増えたことで、これまでよりもたくさんのコンテンツを提供できるようになりました。今後は【Hareruya Pros Blog】の更新頻度も上がりますし、現状ではつむけん(津村 健志)だけがやってる【ニコニコ生放送】なんかも、これからは色んなメンバーでお届けできるかもしれません」

--「それは楽しみですね。個人的にも齋藤さんや八十岡 翔太さんの生放送をぜひ見てみたいです」

齋藤 「ありがとうございます。みんな他にすることもあって大変だとは思うんですが、なんとか実現できるようにがんばってみます!あとはメンバーが増えたので、これまで以上のペースでセールも開催できるといいですね。そこはメンバーのがんばりに期待ということで、みなさん応援のほどよろしくお願いいたします!」

--「楽しみにしています。本日はありがとうございました」



■ いざ、次なるステージへ


 新メンバーが増え、ますます勢いを増す『Hareruya Pros』。

 いつかマジックのプロが根付くために。より強いチームを、より多くの人に愛されるチームを目指して。




 『Hareruya Pros』の挑戦はまだ始まったばかりだ。



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