どもども。
この度『Hareruya Pros』に加入させてもらうことになった、金川 俊哉(かねがわ としや)と申します。
※編注:金川 俊哉の主な実績は、【グランプリ・シンガポール2013】トップ8、【グランプリ・北京2013】トップ4、【WMCQ2014 名古屋予選】優勝など。
「かねがわ」って言ってもほとんど通じませんが、山梨と長野でカードショップをやっている【はま屋のはまさん】としてなら若干知っている方もいるのではないでしょうか。
同じ業種のカードショップをやっている僕がなぜ『Hareruya Pros』に加入したかについては、下の記事をご参考いただければと思います。
■ 【「Hareruya Pros加入に関して」byはま】
色々書いてますが、要するに【はま屋】の宣伝のために『晴れる屋』さんに乗っかって行こうという魂胆です。
僕について簡単に説明すると、サラリーマン時代に副業でカードショップ(はま屋)を始めて、勢いで会社を辞めて、類稀なるラッキーを発揮して【去年のWMC代表】になって、フランスでハチマキ巻いて応援してたマジック大好きおじさんが僕です。
分かっていただけましたか?
要するにハチマキおじさん=【はま屋のはまさん】=僕です。
ちなみに『Hareruya Pros』の一員となっていますが、今現在僕のプロレベルは「無」です。
去年獲得したプロポイントは10ちょっとでシルバーレベルに届かなかったので、プロというよりはアマです。
なので『Hareruya Pros研究生』として、プロになれるようにがんばっていく様をみなさんにお届けできればなと思ってます。30半ばのおじさんでもがんばればプロになれるんだぞ!ってところを見せればなと。
【こんな企画】もやってたりで、日本各地に出没予定なので、仲良くしていただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
今回は『戦乱のゼンディカー』のプレリリースということで、山梨の【はま屋里吉店】にて参加したので、その時のレポートをお送りいたします。
■ 今回もらったプール
今回もらったプールはこちら。
正直このカードプールが強いか弱いかの判断は現時点ではつきませんが、土地レアが3枚という時点でそこまでは強くなさそうです。
《深海の主、キオーラ》が出たのが救いですが、果たしてこいつは強いのだろうかと。
■ デッキ構築
まず最初に構築したのが「青緑タッチ黒」。
6枚のレアを使って構築したデッキです。
何を隠そう、僕はマジック大好きおじさんであると共に、レア大好きおじさんでもあるのですっ!
レアをたくさん使おうというのには実は理由もあって、今後ドラフトなどで『戦乱のゼンディカー』のカードを触れる機会は増えますが、レアカードをリミテッドで使える機会は意外と少ないので、実際使ってその感触を知っておきたいという理由もあるのです。
今回は青絡みのレアが多かったため、青緑をベースに除去をタッチしてこの形になりました。
低マナ域が少ないため、土地は18枚で構築しています。
気をつけた点としては、相手のエルドラージなどの生物に対応するために確定除去やカウンター呪文を入れた点ぐらいでしょうか。
実際にこのデッキを使った感想としては、こんな感じです。
・《ウギンの聖域》は若干やりすぎた。
・《異常な攻撃性》を2枚使う割に格闘できる生物が少なく、やり辛かった。
・序盤の守りが薄すぎて軽い生物(「上陸」付きの軽い生物など)がきつかった。
・《深海の主、キオーラ》は思ってたより強かった。
理由としては、環境が遅いため、「-2」能力での土地と生物サーチが強く、「+1」の擬似警戒能力も悪くなかった。
・《異常な攻撃性》を2枚使う割に格闘できる生物が少なく、やり辛かった。
・序盤の守りが薄すぎて軽い生物(「上陸」付きの軽い生物など)がきつかった。
・《深海の主、キオーラ》は思ってたより強かった。
理由としては、環境が遅いため、「-2」能力での土地と生物サーチが強く、「+1」の擬似警戒能力も悪くなかった。
トータルで60点ぐらいのデッキでした。
次に試したのが、「赤緑タッチ青」。
プレリリースイベントは、ラウンドの合間でデッキを変更できるので色々試せるのがいいところです。
赤緑には「上陸」をキーワード能力とした生物が多く、それらの感触を確かめるために構築してみました。気を付けた点は、インスタントタイミングでのコンバットトリックを多めに採用した点でしょうか。
実際にこのデッキを使った感想としては、こんな感じです。
・早い段階から比較的高めのクロックで殴ることができ、インスタントタイミングでの「上陸」を誘発する手段があれば結構強いデッキができそう。
・どうしても地上でのクロックになるため、守られやすい。
・《とどろく雷鳴》は昔より弱く感じた。理由は出てくる生物が大きすぎて火力で焼き切れないため。それでも相手によってはめっちゃ強い。
・どうしても地上でのクロックになるため、守られやすい。
・《とどろく雷鳴》は昔より弱く感じた。理由は出てくる生物が大きすぎて火力で焼き切れないため。それでも相手によってはめっちゃ強い。
今回のデッキは50点ぐらいでしたが、未来を感じるアーキタイプじゃないかなと。
最後に試したのが「白黒」でした。
今回他の色と一線を画している感じのある白ですが、2マナの生物には優秀なものが多く、コンバットトリックも優秀なので、試しに使ってみようと思って構築してみました。
白のカードプールを見ても分かる通り軽いカード多すぎ!6割のカードが2マナ以下という異次元の軽さです。気になるのは大体2/2以下というサイズですが、果たして速度で相手を圧倒できるのか否か。
実際にこのデッキを使った感想としては、こんな感じです。
・予想通り簡単に止められてしまい、数で押すぐらいしか活路が見出せなかった。
・ただ他の色よりは段違いに展開が早いので、プール次第では可能性があるかも。
・マナフラッドに非常に弱く、後半相手はエルドラージを叩きつけてくるのにこっちは2/2といったことも良くある。
・ただ他の色よりは段違いに展開が早いので、プール次第では可能性があるかも。
・マナフラッドに非常に弱く、後半相手はエルドラージを叩きつけてくるのにこっちは2/2といったことも良くある。
今回のデッキは40点ぐらいでしたが、ドラフトでは強いデッキができそうな感じはしました。
シールドで組むにはもうちょっと工夫が必要そうです。
■ 今回実際使って見て強かったカード3種
●《ハグラへの撤退》
思ってたより倍ぐらい強かったです。
白及び黒にライフゲイン誘発のカードが多くて相性が良く、単体でもどちらの能力も使いやすかったです。
《進化する未開地》とのコンボ(インスタントタイミングでの接死付与)はお手軽で◎。
●《噛み付きナーリッド》
ただの熊かと思いきや、2ターン目に出せて、3点のクロックが期待できる優秀なカード。
予想通りみんな結構遅いデッキが多いのでかなりの点数稼げました。
●《掴み掛かる水流》
「覚醒」で生物になった土地や、「末裔」を犠牲にして出てきたエルドラージなどを戻せるためかなり強く、「覚醒」コストも軽くて使いやすかった1枚です。
■ 終わりに
まだまだ分からないことだらけの『戦乱のゼンディカー』ですが、非常に楽しいリミテッド環境になるのではないかと今からワクワクしています。
それではまた~。
はまさん
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