評価が上がった/下がったコモン、そして「やらかしたミス」ワースト3!

金川 俊哉



どもー

【はま屋】のはまさんこと金川です。

次のプロツアーの権利はないのですが、先日【晴れるーむで行われた合宿】に誘っていただき、文字通り朝から晩までで9回ほどドラフトさせてもらいました。

初日はボロボロだったものの、2日目はボチボチ勝ててトントンぐらいで終えることができました。

奇跡っ!




合宿のまとめは【まとめ記事】を見ていただくとして、今回はその合宿で僕の「評価の上がったコモン」「下がったコモン」、そして「やらかしたミス」についてご紹介します。



■ 実際に使ってみたら思ったより強かったコモンベスト3

合宿前と後で評価が上がったコモンについて記載します。


・3位 《氷の猛進》


氷の猛進


同じような効果の《掴み掛かる水流》の影に隠れて過小評価されがちですが、《氷の猛進》の場合は出し直してのブロックされることもなく、ETB持ちなど戻したくない生物にも気兼ねなく使える点含めて全然使いやすかったです。

さすがに優先順位は《掴み掛かる水流》には負けますが、負けず劣らず強いカードかなと思います。



・2位 《大群の殺到》


大群の殺到


「欠色」ビート専用カードかなと思ってたんですが、《目なしの見張り》《末裔の呼び出し》など「エルドラージ・末裔」トークンを並べる黒緑系のデッキでもかなり強く使え、一躍お気に入りカードに。無色生物なら先制攻撃が付与される点も◎。

結構安く、後半回ってくることもあるのも評価ポイントでした。

ちなみに《目なしの見張り》は元々評価が高かったのですが、さらに高くなったカードで僕のコモンで一番とりたいカードとなっています。



・1位 《石の怒り》


石の怒り


当初は重くてシールド向きのカードかなとも思っていたのですが、インスタントタイミングで使えること、与えるダメージ量(除去できる幅)が広いことなどの理由で思ったより全然使いやすかったです。

ちょっと土地が伸びればエルドラージも射程圏内だし、「覚醒」が重なった土地すらも倒せるのは心強かったです。

赤やるなら2枚ぐらいなら喜んで使いたいところです。



■ 実際に使ってみたら思ったより弱かったコモンベスト3

合宿前と後で評価が下がったコモンについて記載します。


・3位 《真っ逆さま》


真っ逆さま


確定除去でしかも「覚醒」までついてて弱いわけないやん!と思って最初の頃は優先的にとっていたのですが、この環境意外と警戒が多いんですよね。

《真っ逆さま》2枚握ったまま《不死のビヒモス》に殴り殺された頃から優先順位が下がって行きました。

勿論確定除去なので弱くはないのですが、1発殴られている点(「嚥下」持ちなら1回「嚥下」され、エルドラージなら重い一撃をくらった後)でそこまで強くはないのかなと。

この評価は人によって分かれるところだとは思いますが、僕の現時点での評価は若干低めです。



・2位 《霧の侵入者》


霧の侵入者


2ターン目から「嚥下」でき、しかも飛行。そして無色。

どのデッキでも使えそうな高性能生物に見えてた時代もありました。

たしかに「嚥下」誘発としては悪くないんですが、クロックが低く、2/2飛行が出ると何もできない。

環境理解が進むとみんな空への対策をとってくるため、思ったより殴れなくて、それよりも大体どんな状況でも殴れる《水底の潜入者》の優先順位が上がって行きました。アンブロッカブルは偉大です。



・1位 《成長のうねり》


成長のうねり


「上陸」デッキのキーカードと思っていた時代もありました。

+2/+2修正して追加のセットランド!「上陸」誘発!……という夢物語は大体夢でした。

追加の土地がない状況が大体で、別にこのカードを使わなくても次のターンの「上陸」用で土地置けばよいので、基本的には何もしないという残念カード。

こんなのより《進化する未開地》のほうが10倍ぐらい強かったです。



■ 合宿ではまさんが犯したミスワースト3

細かいミスは星の数ほどしたとは思うのですが、その中でも記憶に残るほどやらかしたミスをご紹介します。


・3位

《荒廃した湿原》がハンドにあったため、温存して相手の大物生物が出てきた時に満を持して場に出して起動しようとしたら……


荒廃した湿原進化する未開地


なんと《荒廃した湿原》ではなく《進化する未開地》

生け贄に捧げるどころかマナすら出ないという大失態。オーマイガーってなもんです。



・2位

相手の場には生物2体と《山》2枚《沼》3枚。

僕の場には彼方から《彼方より》から出た「エルドラージ・末裔」トークン3体と土地が7枚、僕のライフは10。

手札には《絶え間ない飢餓、ウラモグ》

ドヤ顔でウラモグをキャストして、相手の生物2体を追放!!



エンドって言った0.2秒後ぐらいに気が付きましたね。自分の犯したミスに。


敵対絶え間ない飢餓、ウラモグ


生物を無視して《山》2枚割っておけばほぼ勝ち確だったのに……テンション上がりすぎて完全に頭から《敵対》が抜けてました。

一戦前に隣でプレイしているのを見てたのに……



・1位

飛行が止まっていない状況で、こちらの土地は3枚で止まっています。

意を決して「エルドラージ・末裔」トークンを生贄にして《音無く飛ぶもの》を召喚。

相手のターンにブロックを宣言したら、首をひねられる。



よく見たら《音無く飛ぶもの》じゃなくて《ハヤバイ》だった……


音無く飛ぶものハヤバイ


同じ4マナで「欠色」。遠くから見たら一緒!

マナコストが違ったりしたら、キャストの時点で気づくor指摘されるんですが、マナコストが一緒で色も一緒なので特に問題なくキャスト出来てしまうのが大問題!



■ まとめ

僕と同じようなミスをやらかす人はあんまりいないとは思いますが、この環境インスタントだと思ったものがソーサリーだったりするので、カードは落ち着いて確認してから使うことをお勧めします。

確認、大事!



■ 最後に宣伝

11/3()に長野のはま屋松本店で【チャレンジイベントvol5 クイズDEマジック】という公式イベントが開かれます!

3人1組のチーム戦で、『戦乱のゼンディカー』のチームシールドとクイズで戦うという一風変わったイベントとなっております。

その予約受付が【はま屋.net】で始まっていますので興味ある方は是非ご覧ください!

予約受付ページはこちら
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はまさん



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