並み居る強豪プレイヤーたちが一堂に会し、凌ぎを削る『第5期レガシー神挑戦者決定戦』。
環境を青一色に染め上げた《時を越えた探索》禁止後のレガシー環境は、果たしてどのように変化しているのだろうか。
第5ラウンドの開始時点で、Top8の席を奪い合う16名のプレイヤーたちのデッキ選択をご覧いただきたい。
【実物提示教育】 | 2名 |
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【青赤デルバー】 | 2名 |
【白青奇跡】 | 2名 |
【リアニメイト】 | 1名 |
【アグロローム】 | 1名 |
【青黒赤ジャンク】 | 1名 |
【パトリオット】 | 1名 |
【ジャンド】 | 1名 |
【赤単】 | 1名 |
【青黒緑アグロ】 | 1名 |
【感染アグロ】 | 1名 |
【デスブレード】 | 1名 |
■ 【実物提示教育】:2名
レガシーの上位に常に一定数存在する【実物提示教育】デッキ。若干《時を越えた探索》禁止の影響を受けたが、元より強固なデッキだったため、変わらず活躍を続けているようだ。
今後も強力なアーキタイプとしてレガシー環境に君臨するであろうアーキタイプの一つだ。対策を怠らないようにされたし。
■ 【白青奇跡】:2名
【白青奇跡】もまた《時を越えた探索》禁止の影響を少なからず受けているが、今大会でも勝ち残っている。
《相殺》+《師範の占い独楽》の組み合わせはコンボデッキのみならずフェアデッキに対しても非常に強力で、《終末》のような「奇跡」呪文が劣勢を跳ね除ける。
今大会では《僧院の導師》を採用したややアグレッシブな形が結果を残しているようだ。今後とも有力なデッキとして活躍することだろう。
■ 【青黒赤ジャンク】:1名
禁止改訂前の環境で最大勢力を誇っていた【青黒赤ジャンク】も勝ち残っていたようだ。
手札破壊・打ち消し・除去といった数々の妨害スペルによって幅広い相手に対応し、《若き紅蓮術士》や《秘密を掘り下げる者》といったハイスペックなクリーチャーで攻める戦略は非常に強力だ。
■ 【ジャンド】:1名
強靭なフェアデッキであり、レガシーでは珍しく《渦まく知識》を使用しない【ジャンド】は《時を越えた探索》禁止により相対的に強化された形だ。
対戦相手のリソースを削って消耗戦に持ち込み、《闇の腹心》や《タルモゴイフ》といった優良クリーチャーで圧殺するこのデッキ。果たして今大会で上位に勝ち進むことはできるだろうか?
勝ち残っているアーキタイプにばらつきがあり、中には【アグロローム】や【デスブレード】といった渋いデッキも見られる。
《黒の万力》の使用者は見られなかったが、《時を越えた探索》禁止はフォーマットの多様性を保つ結果をもたらしたようだ。