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齋藤友晴のGPマディソン2015レポート

齋藤 友晴


みなさんこんにちは！トモハルです。

【GPマディソン】→【プロツアー『戦乱のゼンディカー』】に移動する2時間の高速バスの中でこれを書いてます^^


今回レポートをお届けする【GPマディソン】は発売から1週間しか経たずのリミテッドでした！

【晴れるーむ合宿】参加で手応えアリからの、最初は朝活ついでに付けておいた【#今日のブースター】ハッシュタグの仲間が増えてくれたおかげでたくさんのパック内容とたくさんの考えを知り、予習バッチリで迎えた本番でした☆






ちなみに以前やってた【百初手巨人】(名前ダサw)よりも自身のコストや考えの偏りが少ないので【#今日のブースター】はオススメ。


自信があると言ってもドラフトの話なんで、シールド抜ければいけるだろって感じ^^;

経験はプレリ3回とひとりシールド3回くらいで、ドラフトの経験をシールドに当て嵌めるか的な。




で、本番。



2byeスリープインでチェックされているパック開封だったので、パックチェックの新ルール(※編注)体感できなくてちょっと残念とか思いながらまずレアを見てみると……




・土地2枚(ただただ残念)
・マルチ2枚(使いにくい)
・フェニックス(強いがシールドは基本赤が弱く使いにくい)
・噛み合い乱暴除去(強いが使いにくい)

あぼん。

サヨナラGP☆

とちょっと思いつつもベストを尽くした結果こんなデッキに。

「黒緑トークン」
GPマディソン シールド
8 《森》
7 《沼》
1 《進化する未開地》
2 《繁殖苗床》
-土地(18)-

1 《泥這い》
1 《淘汰ドローン》
1 《腐敗のシャンブラー》
1 《噛み付きナーリッド》
1 《ズーラポートの殺し屋》
3 《末裔の呼び出し》
1 《大カマキリ》
1 《精神を掻き寄せるもの》
2 《目なしの見張り》
1 《血統の観察者》
1 《バーラ・ゲドを滅ぼすもの》
1 《軍団を破壊するもの》
-クリーチャー(15)-		 2 《完全無視》
2 《大群の殺到》
1 《悪魔の掌握》
1 《陰惨な殺戮》
1 《面晶体の記録庫》
-呪文(7)-
hareruya






黒緑トークン。
レアは1枚のみなものの濃厚なシナジーによる噛み合いを狙うデッキ。

シールドの定石的には単体で弱いカードはなるべく入れたくないけどそうも言ってられないパックでした。


大群の殺到



2日目に行くための選択肢がこれしかなかった。

レアは弱いものの、カードが黒緑に偏ってたのは幸いでした。

で、噛み合いデッキだけあり勝ったゲームも2-1ばかりだったけど何とか7-2で2日目へ。



シールドで感じたのは、テンポがそこまで重要じゃない環境でドラフトとあんまり変わらんかなって事でした。

それでも果敢に攻めてくる人が多い現状は先手取ったand取るけど、みんながもっと重く組むであろう環境後期は後手取るかも。



とにかく、2日目に残ることができた＝ドラフト9-0優勝と、大口じゃなく実際に50%ぐらいあるなと思いました。

正直、17年マジックしてきて1番の自信だった。








結果はご存知の方もいるかもしれませんが、ドラフト6-0からのオポ落ち11位でした(笑)





世界の3byeプレイヤー結集で1820人はキツイ^^;

でも今回得たプロポイントでプロツアー権利3つ増えてトータルプロツアー5回分になり、ここから1年以上プロツアーに出れることになったのでひとまずめでたい結果です*\(^o^)/*

GPの結果よりプロツアーに向けた練習の時間、質を重視し、楽なシドニーではなくアメリカを選んだわけだし内容、結果に悔いもない♪



今週末プロツアーがあるのでドラフトについて多くは語りませんが、最終戦で久々に天敵のPV(Paulo Vitor Damo da Rosa)を倒して嬉しかったのと、ドラフトデッキは2回とも強い青黒だったってことだけ書き残し、デッキ写真だけ上げて今回は終わります^^



ドラフト1回目のデッキ

「青黒嚥下」
GPマディソン ドラフト(3-0)
9 《島》
9 《沼》
-土地(18)-

1 《泥這い》
1 《淘汰ドローン》
1 《霧の侵入者》
1 《深水の大喰らい》
2 《水底の潜入者》
2 《空中生成エルドラージ》
1 《威圧ドローン》
2 《培養ドローン》
2 《精神を掻き寄せるもの》
1 《ハヤバイ》
1 《塵の予言者》
1 《風乗りの巡回兵》
1 《波翼の精霊》
-クリーチャー(17)-		 1 《骨の粉砕》
1 《タイタンの存在》
1 《呪文萎れ》
1 《逆境》
1 《沿岸の発見》
-呪文(5)-
hareruya







ドラフト2回目のデッキ

「青黒嚥下」
GPマディソン ドラフト(3-0)
8 《島》
10 《沼》
-土地(18)-

1 《泥這い》
1 《霧の侵入者》
1 《淘汰ドローン》
2 《破滅を導くもの》
1 《威圧ドローン》
1 《ウラモグの失却させるもの》
1 《ハヤバイ》
1 《培養ドローン》
1 《雲マンタ》
1 《コジレックの媒介者》
1 《荒廃を招くもの》
2 《グール・ドラズの監視者》
2 《破滅の昇華者》
-クリーチャー(16)-		 2 《巻き締め付け》
1 《精神背信》
1 《呪文萎れ》
1 《墓の出産》
1 《陰惨な殺戮》
-呪文(6)-
hareruya








次回ブログ、



「齋藤友晴のプロツアー『戦乱のゼンディカー』☆優勝☆レポート」



では久々に多くを語るので是非お楽しみにどうぞ！

これから現地でラストスパート頑張ります☆


トモハル



※編注：パックチェックの新ルール
【GPマディソン】および同日に開催された【GPシドニー】から、シールドデッキ戦におけるカード・プール登録手順が変更されました。詳細については【こちら】をご参照ください。



この記事内で掲載されたカード

陰惨な殺戮

《陰惨な殺戮》

大群の殺到

《大群の殺到》

深水の大喰らい

《深水の大喰らい》

グール・ドラズの監視者

《グール・ドラズの監視者》


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齋藤 友晴
Hareruya Pros所属。愛称は”トモハル”。

The Finals99での優勝を皮切りに、トーナメントシーンの最前線で活躍し続ける。
プロツアーTOP8に5回、グランプリTOP8は20回と、名実共にトッププレイヤー。
世界有数のデッキビルダーとしても知られており、Saitoブランドは世界中にその名を轟かせている。

また、『晴れる屋』オーナーとしての一面も持ち、日本マジック界に様々な方面で貢献し続けている。

齋藤 友晴の記事はこちら

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