スマートフォンの方は【こちら】
■ 1/11
【第5期神決定戦】に参加。デッキはダークジェスカイ。
2 《山》 1 《島》 1 《平地》 1 《沼》 2 《窪み渓谷》 1 《燻る湿地》 1 《大草原の川》 4 《血染めのぬかるみ》 4 《溢れかえる岸辺》 4 《汚染された三角州》 4 《神秘の僧院》 1 《乱脈な気孔》 -土地(26)- 4 《ヴリンの神童、ジェイス》 3 《魂火の大導師》 4 《カマキリの乗り手》 1 《黄金牙、タシグル》 -クリーチャー(12)- |
4 《焦熱の衝動》 3 《軽蔑的な一撃》 4 《はじける破滅》 3 《コラガンの命令》 2 《苦い真理》 2 《オジュタイの命令》 4 《時を越えた探索》 -呪文(22)- |
4 《焙り焼き》 3 《否認》 2 《光輝の炎》 2 《苦い真理》 1 《龍王シルムガル》 1 《強迫》 -サイドボード(15)- |
結果は2-3で敗北。
勝負を分けたのは5本目。負けた後に違和感があったためリプレイしたところ、勝ち得る選択肢があったことに気づく。
■ プレイングの極み
ここまでのゲームで相手はクリーチャーを展開しておらず、《魂火の大導師》が場に残っている。
2ターン前に相手が《搭載歩行機械》を攻撃せず4/4にしたのが不自然だったこともあり、対戦相手の手札はおそらく状況を選ぶ除去である《勇敢な姿勢》だと予想している。
このターンのドローは《カマキリの乗り手》。
この盤面であなたならどうプレイするか、理由も含めて考えて欲しい。
■ 解答
土地の合計が7マナだったこともあり、私はカマキリから《乱脈な気孔》を起動してアタックを行った(ライフ3→7)。
しかしこれがミスだったのだ!相手のドローによる結果論などではなく、明確な理由を持ってミスだと言える。
ゲームの焦点は「いかにライフを保ちつつ長引かせるか」だ。こちらの手札には《苦い真理》があり、デッキにはまだ《時を越えた探索》が残っている。《龍王シルムガル》を安心してプレイできる状況に持ち込むことがゴールだと言える。
次のターン、4/4の《搭載歩行機械》が攻撃してくることを考えると、《カマキリの乗り手》でブロックするよりも《乱脈な気孔》でブロックする方が良い。
また相手に《絹包み》・《停滞の罠》を引かれる可能性を考慮しても、ブロッカーは2体残せる状況にした方が良い。《カマキリの乗り手》と《乱脈な気孔》でのダブルブロックでも良い。
今後の展開を考えると《乱脈な気孔》起動に毎ターンマナを拘束されるのも厳しいし、ここはクリーチャー化してブロックが最善手だった。結果として《ドロモカの命令》を《カマキリの乗り手》に撃たれてしまい、アタックでライフが2に。
このせいでこちらの選択肢が狭まってしまい、最後の《苦い真理》で2マナクリーチャー+《否認》という縛りになってしまい敗北。
これで「神」ではなく、また「挑戦者」としてスタートだ。
相手を待ち構えるよりも、自分から挑む方が性に合ってる。さ、強敵求めて練習練習♪
■ 『ゲートウォッチの誓い』第一印象
さて、今週末は【ゲートウォッチの誓い・プレリリース】。
リミテッドの基本はコモン。各色のコモントップ3を予想してみよう。
● 白
1.《探検の猛禽/Expedition Raptor》
自身が飛行なこともあり、本当にコモンで良いの?と思う性能。飛行→飛行→「支援」という動きはそれだけで勝てる。
2.《孤立領域/Isolation Zone》
除去は強い。
3.《落とし子縛りの魔道士/Spawnbinder Mage》
青もそうだが、久々に登場したタッパー。条件は簡単だしマナもかからないので。
● 青
1.《目潰しドローン》
2マナのタッパーは強い。青と黒は無色マナ依存のカードが多いので、中途半端なカードを取るくらいなら《荒地/Wastes》をピックというのがドラフト方針になりそうだ。
2.《耕作ドローン/Cultivator Drone》
青は無色マナ依存のカードが多いので早めに確保したいところ。
3.《封止の被膜/Containment Membrane》
「怒濤」は使いにくいと考えているが、この軽さなら達成は簡単だろう。《落とし子縛りの魔道士/Spawnbinder Mage》や《目潰しドローン/Blinding Drone》などシステムクリーチャーが多いこともあり、アンタップしない除去は役に立ちそうだ。
シールドで青をやるなら必ず入れる1枚。
● 黒
1.《忘却の一撃/Oblivion Strike》
シングルシンボルで使いやすいので、シールドでタッチすることも多そうだ。
2.《コジレックの組み換え/Kozilek’s Translator》
青と黒は無色マナ依存のカードが多いので早めに確保したいし、出したターンに即無色マナを供給できるのが役立つ。アンコモンの《本質を蝕むもの/Essence Depleter》とコンボで毎ターンドレインできる。
3.《異常な忍耐/Unnatural Endurance》
『ゲートウォッチの誓い』の第一印象は2マナが大事なテンポ環境。攻守にわたって使いやすい。
● 赤
1.《巨岩投下/Boulder Salvo》
「怒濤」した時の威力が凄まじい。展開しながら相手の4~5マナクリーチャーを除去できる。
2.《アクームの炎探し/Akoum Flameseeker》
サイズが良くなった《かき回すゴブリン》!単純に強い。
3.《ザダの猛士/Zada’s Commando》
2マナ2/2が重要なテンポ環境と予想しているので、メリット持ちの2マナ域は点数高い。
● 緑
1.《網投げ蜘蛛》
『基本セット2015』からの再録だが、安定の性能。自分より上のマナ域にも対抗できるし、「支援」すると心強い。
2.《タジュールの道守/Tajuru Pathwarden》
コモンもここまできたか、というスペック。「支援」したら手に負えなそう。
3.《忍び寄りドローン/Stalking Drone》
《ザダの猛士/Zada’s Commando》と同じく、メリット持ちの2マナ域は点数高い。
私も今週末の晴れる屋プレリリースに参加予定だ。「このコモンが意外と強かった」「これとこれがコンボだ」などの発見があったらぜひ教えてほしい。
ではまた
高橋優太
この記事内で掲載されたカード
Twitterでつぶやく
Facebookでシェアする