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どもーお久しぶりです。
【はま屋】のはまさんこと金川です。
今週末にいよいよ【グランプリ・名古屋2016】ということで、みなさんのリミテッド熱も高まっているかなと思います。
僕も先週末【晴れるーむ合宿『ゲートウォッチの誓い』】に参加させてもらいました。
トータル10-11という鳴かず飛ばずの成績ながらもある程度の経験を得たので、今回はその経験の中から『戦乱のゼンディカー』のカードの中で評価の上がったカードと下がったカードについてお伝えします。
※ドラフトとシールドでは全然別物と言っていいほどデッキ構築に違いが出るので、あくまでもドラフトの観点での評価になります。
■ 評価の上がったカード
◆ 1. 《帆凧の斥候》
新メカニズムである「怒濤」のお陰で1マナの軽いクリーチャー全般の評価が上がる中、とりわけ評価を上げたのがこれです。
もう一つの新キーワードである「支援」の恩恵を受け、1マナ、2マナと展開し、「支援」で後押しというビートが非常に強力です。
◆ 2. 《破滅の昇華者》
『ゲートウォッチの誓い』ドラフトは『ゲートウォッチの誓い』2パックと『戦乱のゼンディカー』1パックで前よりも『戦乱のゼンディカー』成分が少なくなったため、コモンで強力なエルドラージに出会える機会も減り、相対的にこのカードの価値が上昇しました。
7/8というサイズは新しい『ゲートウォッチの誓い』で増えた除去では対応することが難しく、前より無双しやすくなりました。加えてビート環境と言うこともあり、5点ゲインが強く感じました。
◆ 3. 《巡礼者の目》
「上陸」との相性も良く前から強力なカードでしたが、今回《荒地》のサーチが可能となり、本来あまり多く入れたくない《荒地》の枚数を抑えることができます。
同様に《進化する未開地》も強力ですが、《巡礼者の目》は「支援」との相性も良く、前より強く使えることが増えました。
■ 評価の下がったカード
◆ 1. 《ハリマーの潮呼び》
以前の『戦乱のゼンディカー』×3ドラフトのときは初手級の強さを誇ったこのカードも、「覚醒」付きのカードをピックできる機会が減ったため、ただの2/3バニラ生物になることが多くなりました。
依然として土地に飛行を付与する能力は強力で、新しく登場した具象化生物 (「上陸」で土地を3/3にする系列) との相性は良いですが、前よりは優先順位は下がったと言えます。
◆ 2. 《ウラモグの失却させるもの》
「嚥下」生物が相対的に減ったためなかなかカードを取り除くことができず、一番強い「相手の呪文を打ち消す」という使い方がしにくくなりました。
2/3飛行・瞬速なだけで十分強いのですが、以前ほどの威圧感はなくなりました。
◆ 3. 《存在の一掃》
《存在の一掃》もこれまではドラフトでも間に合うことが多い環境だったのですが、現環境は前よりも大分ビート寄りの環境のため、7マナのカードに出番はあまりありませんでした。
ただ追放除去自体は今回強力な墓地回収能力を持つ《ベイロスの虚身》などの影響もあり需要はあるため、サイドボードの候補には挙がるかなといったところです。
■ 番外編: 今回の見間違いシリーズ
【前回の合宿】では《ハヤバイ》と《音無く飛ぶもの》を見間違いして、ブロックできず負けるということがありましたが、今回も似たようなことがあったのでお伝えします。
◆ 《次元の歪曲》と《歪める嘆き》
名前も似ており、マナコストも同じで紛らわしいことこの上ない。
◆ 《耕作ドローン》と《重力に逆らうもの》
青の「欠色」で構図も近しいものがあり非常に紛らわしい。
2、3回間違えてプレイしました……
はまさん
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