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昨今のモダンといえば【プロツアー『ゲートウォッチの誓い』】でのエルドラージによる大進撃が記憶に新しい。
以降、モダンはエルドラージを巡る環境となり、その過程であらゆる色の組み合わせが検討されている。
それはここ、高田馬場の地であっても変わらない。
第6期モダン神挑戦者決定戦 第6ラウンド開始時点で上位8卓に座る16名のプレイヤーたちが選択したデッキをご覧いただきたい。
デッキ名 | プレイヤー数 |
【親和】 | 3人 |
【赤緑エルドラージ】 | 3人 |
【白青エルドラージ】 | 2人 |
【青赤エルドラージ】 | 1人 |
青黒エルドラージ | 1人 |
【無色エルドラージ】 | 1人 |
【エルフ】 | 1人 |
【マーフォーク】 | 1人 |
【死せる生】 | 1人 |
【赤緑ヴァラクート】 | 1人 |
五色飛行ビートダウン | 1人 |
■ 【親和】:3名
エルドラージの軍勢に抗するは機械の軍勢。親和が無色の元祖たる意地を見せ、上位に名を連ねている。
元よりモダンの定番デッキである親和だが、エルドラージが同型戦を重視して重い構成にシフトしていった結果、親和にとって有利な状況が訪れたのかもしれない。
エルドラージたちが持つ「欠色」の影響からか、プロテクションが活きづらい《刻まれた勇者》に代わり、《エーテリウムの達人》の採用が増えている。
■ 【各種エルドラージ】:計8名
さながら背景ストーリーの如く、各色に進出していくエルドラージ。中でも赤緑、白青の2種類は採用率が高い。
【プロツアー『ゲートウォッチの誓い』】以後にエルドラージに強いエルドラージとして構築されたこれらのデッキが多く勝ち上がっているのは自然な帰結ともいえるだろう。
現在進行形で更新されていくエルドラージ。
今後も環境の中心でモダンを定義する存在となるだろう。
■ 【死せる生】:1名
モダン環境としては極めて珍しいことに、この時点での上位16名におけるコンボデッキはただ一つのみ。
それが「死せる生」デッキである。
クリーチャーデッキに対して無類の強さを誇る「死せる生」は対エルドラージへのベストアンサーとなり得るかもしれない。
メタゲームの下馬評通り、エルドラージの目立つ結果となった。
ここからTop8に駒を進めるのはどのデッキとなるか。結果に期待したい。