トモハル的『イニストラードを覆う影』 ☆レアリティ別☆ トップ5

齋藤 友晴





ども、トモハルです!

『イニストラードを覆う影』ついに出ましたね!個人的にはホラーは苦手というか、映画なんかもそっち系はあんまり見ません。

《ヤヴィマヤのうろ穴》とか《リシャーダの港》のほんわかした感じの方が好きです♪


ヤヴィマヤのうろ穴リシャーダの港


ただなんでかと言われたら、多分好きな色のような感じで特に理由がない話なので、今回の『イニストラードを覆う影』を機にホラーと向き合ってみます☆


さて、今回は「レアリティ別、注目カードトップ5」を出してみます!この企画の主旨としては、コモン、アンコモンもしっかり注目したいし、して欲しいです。

全てのカードプールからトップ〇〇を選出というのはみなさんもう十分やってくれていて、古くは【ゲームぎゃざ】の時代から続く人気企画。

昔も今もすごいハッピーな内容だよなー!俺も久々にやってみよう!とか思いながらも、


・プレーヤー的にはどうしてもレア、神話レアに目がいきやすい。また、時にはそこにカード屋の思惑が絡んだりするとなおさら。
・結果としてコモン、アンコモンにスポットが当たりにくい。
・でもコモン、アンコを十分に把握することも勝つため、楽しむためには重要。
・あくまでメインはコモン、アンコモンだけど、せっかくだしついでにレア、神話レアも付けておくか。


など考えたすえ、レアリティ別に5種類ずつ挙げてみようと思います。

完全スタンダード視点かつ、コメントは短めですが、もしよかったら見てください☆



☆コモン☆ 注目カードトップ5


■ 5位 《構造のひずみ》


構造のひずみ


赤は《搭載歩行機械》キツいんです、赤は5マナ6マナぐらいのカードで蓋されるのキツイんです。赤は最後の一押しで火力があるといいんです……んっ!?

もちろんカードの特性上メタ次第だけど、久々に強いランデス (土地破壊) が出た☆《破砕》がスタンダードのTier1デッキに入ってた時代が懐かしい (笑)


■ 4位 《傲慢な新生子》


傲慢な新生子


リミテッドで使ったときに思ったね、強い!こいつは構築級だ!!と。捨てる能力が必要なときは「マッドネス」エンジンとして役に立ち、必要なければ結構ダメージ入るからそれはそれで強い。

環境初期でみんなグチャグチャしてる中、バーンスタイルの赤黒吸血鬼で駆け抜けたいって気持ちになる^^


■ 3位 《収まらぬ思い》


収まらぬ思い


墓地も肥やせるし普通に使っても悪くないうえ、同色だけで見ても《ヴリンの神童、ジェイス》《スフィンクスの後見》《熟読》なんかと組み合わせればアドが取れる。


■ 2位 《癇しゃく》


癇しゃく


噛み合えば《稲妻》ってだけでスタンでは十分な脅威。3マナでのプレイもギリギリOK!「マッドネス」だから《ヴリンの神童、ジェイス》との相性もいいけど、除去としては中途半端なので、ぜひとも押すデッキで活用したい。


■ 1位 《発生の器》


発生の器


緑にしては器用すぎ。パーマネントなら何でも選べて墓地肥やし力も高い!これ1枚で「昂揚」達成も割とあるし《末永く》《過ぎ去った季節》と相性バツグン☆



☆アンコモン☆ 注目カードトップ5


■ 5位 《手に負えない若輩》


手に負えない若輩


手に負えないことはないと思うけど、さすがに「マッドネス」できたら強い。でも「マッドネス」できないと重すぎるから、安易に3マナカウントするのは危険。


■ 4位 《町のゴシップ屋》


町のゴシップ屋


人間デッキへの期待と、元気のよさを評価してランクイン☆


■ 3位 《躁の書記官》


躁の書記官


ライブラリーアウトデッキの期待の星!支払うのが2マナだけでこんなに削れるカードが、かつてあっただろうか?


■ 2位 《ファルケンラスの後継者》


ファルケンラスの後継者


カードカウント損しないと強くならないんだけど、「マッドネス」と噛み合えばとっても強いから、限られたデッキでとっても強い。あちこちで言われまくってるけど、赤黒吸血鬼はほんと強そう。ただ、初週の「StarCityGames.com Open」で勝ちまくってプロツアーであんまり勝たない予感 (笑)


■ 1位 《知恵の拝借》


知恵の拝借


正直ちょっと強すぎると思う。《頭蓋の摘出》打つとき相手の手札見てから選べたらなーって何回も思ったことあるし、3マナだから「昂揚」達成してなくても暇なときに打てるし。

おそらく黒緑とか青黒なんかでメインボードからやんちゃな活躍をすると思う。モダン、レガシーでも十分ありえるカード。



☆レア・神話レア☆ 注目カードトップ5


■ 5位 《精神病棟の訪問者》


精神病棟の訪問者


対戦相手の手札も参照するのがいいね。自分か相手の手札がないときって結構発生するし、ビート相手なら出してすぐ引いてブロックってのもあり。《手に負えない若輩》も手に負えるし《森の代言者》相手でも戦闘の選択肢がある♪


■ 4位 《罪人への急襲》


罪人への急襲


全部追放でフィニッシャーなのは便利!ちょっと重いけど。『イニストラードを覆う影』は5マナ6マナのラインでの効果の上がり方が半端ない=早いレンジのゲームが想定されているという開発陣の意図を考慮したうえでプロツアーに臨みたい。


■ 3位 《石の宣告》


石の宣告


いい除去が出たね。ちょっと感動しちゃった。2マナでなんでも追放できておまけもあるなら、対戦相手にカード1枚あげるぐらいは筋ってもんだよね。


■ 2位 《戦争に向かう者、オリヴィア》


戦争に向かう者、オリヴィア


乱暴。吸血鬼で使うのもいいけど、どっちかっていうと《集合した中隊》から出たこいつで《死霧の猛禽》捨てつつ、もう1体がすぐ殴ってくるムーブがやばい。

ミッドレンジ系で使っても強い。マルチカラーの割には色々使われやすいのかなって思います。


■ 1位 《大天使アヴァシン》


大天使アヴァシン


はいはいこれこれ。注目するべき強いレア、値段の高いレアの傾向はいろいろあるけど、カードパワーが高くてあまりデッキを選ばず強いっていう重要条件にぴったしカンカン。

強いて弱点を挙げるなら5マナの伝説のクリーチャーだから、手札にダブりやすく4枚の採用はされにくいことかな。それでもこれぐらい強いと4枚投入されるかも。



☆総括☆

マルチカラーが少ないし、シナジー系が多いからパッと見の派手さは少ないけど、強いカード多いセットだなって気がしました。

そして、コモン、アンコも結構強い!!特に赤黒吸血鬼に関連したパーツが強いと感じました。北米の人はこういう世界観が好きだから、それで取り込んだ新しいユーザーをうまく確保するための役割として安くて強い赤黒吸血鬼を用意した感じかも。

実際どんなレベルなのかはこれから練習してみないとわからないですけどね^^

今回のブログを見てて喜んでもらえてるかは謎ですが、コモン、アンコモンの方が世間の注目度が低いので、個人的に書いていて楽しかったしプロとしての自分のためにも有意義でした!

また時間があったらやりたいと思います☆


トモハル



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