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齋藤友晴のGP北京2016レポート

齋藤 友晴





こんにちは、トモハルです。


業界大揺れのニュースがありましたが、【マイルドに着地】してひとまず良かったです。

真っ直ぐ斜めに伸びていくもんなんてなかなかなくて、今までもこれからも、多少のジグザグはありつつもマジックはずっと伸びていくと思います☆

ゲーム自体の魅力も確かですし、頭良い人がたくさん集まってますから^^ (みんなこのゲームで頭良くなった説も濃厚ですが)

そんな中、僕トモハルは脳内のお花畑化が進んでいますが、満開目指してこのまま頑張ります！


さて、今回は少し遡って【グランプリ・北京2016】のレポートです。

練習はプレリと【晴れるーむ合宿】とシールド数回のみ。

発売翌週、PT前週の開催で、これ自体がPTの練習でもあるというグランプリでした。



■ 初日シールド


齋藤 友晴「緑黒タッチ赤」
グランプリ・北京2016 初日シールド
7 《森》
6 《沼》
2 《山》
1 《凶兆の廃墟》
1 《穢れた果樹園》
-土地 (17)-

2 《グール呼びの共犯者》
2 《偏執的な皮剥ぎ人》
1 《内陸の木こり》
1 《ラムホルトの平和主義者》
1 《腐臭ネズミ》
1 《罪を誘うもの》
1 《墓モグラ》
1 《吸血貴族》
1 《枝細工の魔女》
1 《孤独な狩人》
1 《精神壊しの悪魔》
1 《ガツタフの放火魔》
1 《ケッシグの不吉な豚》
1 《ウルヴェンワルドのハイドラ》
-クリーチャー (16)-		 1 《分かれ道》
1 《殺人衝動》
1 《死の円舞曲》
1 《道理を超えた力》
1 《死の重み》
1 《発生の器》
1 《忘れられていた家宝》
-呪文 (7)-
hareruya





文句ないデッキで7-2でした。

《信条の香炉》を入れてないのだけ確定でミスです。クリーチャータイプはよく見ないとですね。《グール呼びの共犯者》がよく見たら「人間」でした^^;

ありがちなインスタント/ソーサリー間違いしかりですが、発売直後はカードをよく見ましょう！



■ 2日目第1ドラフト


齋藤 友晴「青白」
グランプリ・北京2016 2日目第1ドラフト
9 《島》
8 《平地》
-土地 (17)-

1 《スレイベンの検査官》
1 《鎖鳴らし》
1 《エルドワルの照光》
1 《悪魔の棲家の狐》
1 《海墓のスカーブ》
1 《不屈の聖戦士》
1 《敬虔な福音者》
1 《霊体の羊飼い》
1 《縫合の刻み獣》
3 《溺墓の探検者》
2 《薬剤師の霊》
2 《沈黙の観察者》
1 《逸脱した研究者》
-クリーチャー (17)-		 1 《本質の変転》
1 《刺し込む光》
1 《回答の強要》
1 《刹那の器》
1 《金縛り》
1 《爆発性の機器》
-呪文 (6)-
hareruya





0-3 (T ^ T)

攻められないのにフィニッシャーがない。見た目から弱いですね(笑)

右に座っていた(高橋)優太が両面カード取りまくりの緑で、2色被りはないと思ってたんですがまさかの緑白青3色で2色被ってました(笑) どうりで赤黒吸血鬼のパーツが安く来るなあと思いました。

僕のドラフトスタイルは基本的にじっくり空いている色を見極める「受けドラフト」なんですが、正反対の色にはなかなか方向修正できません。どうすれば良いドラフトができたかを考えると、そもそも初手からルートが違ったようです。



■ 2日目第2ドラフト


齋藤 友晴「赤緑タッチ黒」
グランプリ・北京2016 2日目第2ドラフト
9 《山》
6 《森》
2 《穢れた果樹園》
-土地 (17)-

2 《針毛の狼》
1 《薄暮見の徴募兵》
1 《苛虐な魔道士》
1 《貪欲な求血者》
1 《内陸の木こり》
2 《血狂いの吸血鬼》
1 《吠え群れの狼》
1 《鬱後家蜘蛛》
1 《ナッターノールズの隠遁者》
1 《首折れ路の乗り手》
1 《剛胆な補給兵》
1 《孤独な狩人》
1 《ヴォルダーレンの決闘者》
1 《上弦の月の教団》
1 《モークラットの屍蛞蝓》
-クリーチャー (17)-		 1 《両手撃ち》
1 《アヴァシンの裁き》
1 《放たれた怒り》
2 《邪悪な囁き》
1 《忘れられていた家宝》
-呪文 (6)-
hareruya





3-0 (*^◯^*)

各マナ域やクリーチャー、スペルの枚数がそれぞれ理想的なデッキでした。


モークラットの屍蛞蝓


「タッチする価値がある」という認識の《モークラットの屍蛞蝓》は実際大活躍で、遅めのピックで《穢れた果樹園》を2枚取っておいたのも功を奏した形。


最終結果はトータル10-5で、プロポイント1点のみ獲得。


同じ日には【バルセロナ (スペイン)】と【アルバカーキ (アメリカ)】でもリミテッドGPがあり、

「こりゃあGPレース(※注: 世界選手権の出場枠1つをかけたGPのみの獲得プロポイント合計ランキング)抜かれたかな……」

って思ってたら……





ドンッ！




※画像は【Magic: the Gathering 英語公式ウェブサイト】より引用させていただきました。


【グランプリ・バルセロナ2016】7位！

リード・デューク！

プロポイント4点追加！






ドドンッ！！





※画像は【Magic: the Gathering 英語公式ウェブサイト】より引用させていただきました。


【グランプリ・バルセロナ2016】優勝！！

ファブリジオ・アンテリ！！

プロポイント8点追加！！




ってことで【GPレース】3位降格です^^;

北京で【目指せグランプリ・マスター！】って取材記事書いてもらえたばかりなのにいきなり道が険しくなった(笑)　相手ふたりとも超強いやつだし(笑)

もちろん諦めませんけどね☆


トモハル



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齋藤 友晴
Hareruya Pros所属。愛称は”トモハル”。

The Finals99での優勝を皮切りに、トーナメントシーンの最前線で活躍し続ける。
プロツアーTOP8に5回、グランプリTOP8は23回と、名実共にトッププレイヤー。
世界有数のデッキビルダーとしても知られており、Saitoブランドは世界中にその名を轟かせている。

また、『晴れる屋』オーナーとしての一面も持ち、日本マジック界に様々な方面で貢献し続けている。

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