お久しぶりです、八十岡です。
6月になりそろそろ梅雨入りですね。僕は雨が嫌いなので梅雨とか早く過ぎ去ってほしいところです。
5月はGPキャップが3つも余っていたので、世界選手権招待のために【グランプリ・東京2016】、【グランプリ・ロサンゼルス2016】、【グランプリ・ミネアポリス2016】とグランプリ巡りをしていました。これから3回にわたってそのレポートをお届けしたいと思います。
時系列的には東京からなのですが、東京とミネアポリスが両方ともスタンダードでしたので、今回はまずモダンのロサンゼルスからです。
モダンといえばエルドラージが暴れていたのも記憶に新しいところ。【プロツアー『ゲートウォッチの誓い』】、そしてその後のグランプリでも色々なバリエーションのエルドラージデッキが暴れ、最終的には《ウギンの目》が禁止されるところまで行きました。
その禁止改定後初のモダンGPとなるのがこの【グランプリ・ロサンゼルス2016】です。
とはいえ、SCGをはじめモダンの大会は各地で開かれており、《祖先の幻視》と《弱者の剣》が解禁されたことによる色々な新しいデッキは既にお披露目されていました。特に《祖先の幻視》の影響は大きく、一時期は息をひそめていた青いコントロールが息を吹き返してきており、今のモダンはかなり面白そうな環境になっていると感じられました。
ただいかんせん新しいデッキを用意する時間がなかったため、今回は最近勝っているアブザンカンパニーと、《先駆ける者、ナヒリ》入りのトリココントロールの2つを持って旅立つことに。
前日になってホテルを頼んでいたトモハルがすっかり忘れているということが発覚してホテルがないというピンチを迎えるが、なんとかなり無事ロサンゼルスへ到着。他の日本人と合流するためとりあえず会場に行き、GPトライアルを見ることにします。
そしてぶらぶらしながらトライアルをみていると予想以上に多い《現実を砕くもの》と《難題の予見者》。明らかに「《先駆ける者、ナヒリ》トリコには負けたくない」といったデッキが多く、実際勝ち上がっているデッキにもトリコはほとんどいない状態でした。この状況を見てアブザンカンパニーで出ることを決めました。
その後同じホテルのなかしゅー(中村 修平)やはまさん(金川 俊哉)と合流し軽くご飯を食べてホテルへ。入口からして嫌な予感はしましたが、ホテルは今までのホテルの中でも結構下の方でした。
デッキがなくて困っていたなかしゅーも同じデッキ使うということになったので、一緒にサイドボードを考えて就寝。
ちなみにデッキリストはこんな感じです。
2 《森》 1 《平地》 1 《沼》 2 《寺院の庭》 1 《神無き祭殿》 1 《草むした墓》 4 《新緑の地下墓地》 4 《吹きさらしの荒野》 3 《地平線の梢》 1 《剃刀境の茂み》 3 《ガヴォニーの居住区》 -土地 (23)- 4 《極楽鳥》 3 《貴族の教主》 3 《臓物の予見者》 2 《根の壁》 2 《復活の声》 2 《族樹の精霊、アナフェンザ》 2 《シルヴォクののけ者、メリーラ》 1 《呪文滑り》 4 《台所の嫌がらせ屋》 3 《永遠の証人》 1 《オルゾフの司教》 1 《悪鬼の狩人》 1 《残忍なレッドキャップ》 -クリーチャー (29)- |
4 《召喚の調べ》 4 《集合した中隊》 -呪文 (8)- |
3 《先頭に立つもの、アナフェンザ》 3 《包囲サイ》 3 《流刑への道》 3 《思考囲い》 1 《エイヴンの思考検閲者》 1 《静寂の守り手、リンヴァーラ》 1 《突然の衰微》 -サイドボード (15)- |
そんなこんなでグランプリ当日。練習も何もしてないので、今回の目標はGPキャップを埋める11勝4敗のプロポイント2点!3敗で3点だったら神に感謝!
◆ 初日
ラウンド | 勝敗 |
Round 1 | |
Round 2 | |
Round 3 | |
Round 4 | |
Round 5 | |
Round 6 | |
Round 7 | |
Round 8 | |
Round 9 |
4-2で2日目へ。2日目も4-2すれば2点!
◆ 2日目
ラウンド | 勝敗 |
Round 10 | |
Round 11 | |
Round 12 | |
Round 13 | |
Round 14 | |
Round 15 |
(当たったデッキはあまり覚えていません)
なんとか最後粘って4敗で終了し、目標のプロポイント2点をゲット!
なんの練習もしないで臨んだGPでしたので2点とれて満足ではありましたが、1つ心残りがあるとすれば初日の最終戦。
アブザンカンパニー同型対決でかなり難しい場になり、「《ガヴォニーの居住区》を起動すれば相手にコンボを決められない限りあと2ターンで勝てる」という状況で、手札には《集合した中隊》。相手の手札は2枚で、コンボパーツは場に1枚(《残忍なレッドキャップ》)。こちらの場には《シルヴォクののけ者、メリーラ》と《台所の嫌がらせ屋》があり、《臓物の予見者》を引けば概ね勝ちという状況。
ここで直観では「《ガヴォニーの居住区》起動かな」と思ったのに色々考えてしまい、甘えて《集合した中隊》をプレイした結果、《極楽鳥》がこんにちはして、最後1点足りずにコンボ決められて負け。もちろんどちらが正解ということではないですが、自分の直観を信じきれなかったことに後悔です。やはり考え込むといいことはありませんね。
次回は【グランプリ・東京2016】(スタンダード)編になります。
ではまた
ヤソ
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