モダンデッキ案内 -エルフ-

晴れる屋

By Yusuke Kanazawa


■ サンプルリスト



高野 成樹「エルフ」
第7期モダン神挑戦者決定戦(準優勝)

3 《森》
1 《寺院の庭》
3 《吹きさらしの荒野》
4 《剃刀境の茂み》
4 《魂の洞窟》
1 《地平線の梢》
1 《ペンデルヘイヴン》
2 《ニクスの祭殿、ニクソス》

-土地 (19)-

4 《エルフの神秘家》
4 《遺産のドルイド》
4 《ラノワールのエルフ》
4 《イラクサの歩哨》
4 《エルフの幻想家》
3 《ドゥイネンの精鋭》
1 《漁る軟泥》
1 《呪文滑り》
4 《エルフの大ドルイド》
2 《永遠の証人》
2 《背教の主導者、エズーリ》
1 《鏡の精体》

-クリーチャー (34)-
3 《召喚の調べ》
4 《集合した中隊》

-呪文 (7)-
4 《台所の嫌がらせ屋》
3 《四肢切断》
2 《忍び寄る腐食》
1 《ブレンタンの炉の世話人》
1 《シルヴォクののけ者、メリーラ》
1 《ファイレクシアの破棄者》
1 《永遠の証人》
1 《再利用の賢者》
1 《引き裂く突風》

-サイドボード (15)-
hareruya




■ 基本的な動き

 各種マナクリーチャーからエルフを並べ、展開力で対戦相手を圧倒するビートダウンデッキです。1マナ域に《ラノワールのエルフ》《エルフの神秘家》《遺産のドルイド》の3種12枚ものマナクリーチャーを有しており、エルフのロードでもある《エルフの大ドルイド》を経ることでより多くのマナを生み出せます。


ラノワールのエルフ 遺産のドルイド エルフの大ドルイド


 こうして生み出した大量のマナは《集合した中隊》《召喚の調べ》に注ぎ込まれて追加の戦力が提供されます。そうして、十分なマナとエルフが揃ったら《背教の主導者、エズーリ》、もしくは《鏡の精体》の起動型能力によって勝負を決めにいきます。


集合した中隊 背教の主導者、エズーリ 鏡の精体


 アドバンテージに優れる《集合した中隊》、ピンポイントでのサーチを可能にする《召喚の調べ》、それらを回収できる《永遠の証人》といったカードによって粘り強い戦いも可能となっています。

 また、《召喚の調べ》からサーチするシルバーバレットとして《漁る軟泥》《呪文滑り》などがメインボードから採用されることが多く、特定のデッキへの対応力を高めてくれます。


永遠の証人 漁る軟泥 呪文滑り




■ TIPS


◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ


 エルフは展開速度に優れるため、同じ土俵で戦うマーフォークやアブザンカンパニーには優位に立ち回ることができます。また、インスタントタイミングでクリーチャーを展開できる《集合した中隊》やカウンターを無視できる《魂の洞窟》、アドバンテージに優れる《永遠の証人》の存在により、ジェスカイコントロールやグリクシスコントロール相手にも対等以上の戦いが可能です。

 反面、対戦相手に対する干渉手段をほぼ持たないため、自身より速いデッキであるアドグレイスや感染は苦手としています。

 また、複数の全体除去を有するトロンは絶望的な相性差となっており、一度でも盤面を流されてしまうとほぼ立て直しができなくなってしまいます。


紅蓮地獄 忘却石 精霊龍、ウギン



◆ バリエーション


群れのシャーマン 暴走の先導 雲石の工芸品



◆ 苦手なカード(代表例)


神々の憤怒 神の怒り 魂の裏切りの夜



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