■ サンプルリスト
1 《森》 4 《燃え柳の木立ち》 2 《ウギンの聖域》 4 《ウルザの鉱山》 4 《ウルザの魔力炉》 4 《ウルザの塔》 -土地(19)- 2 《呪文滑り》 2 《ワームとぐろエンジン》 2 《世界を壊すもの》 2 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 -クリーチャー(8)- |
4 《古きものの活性》 4 《稲妻》 4 《森の占術》 4 《探検の地図》 4 《彩色の宝球》 4 《彩色の星》 3 《忘却石》 4 《解放された者、カーン》 2 《精霊龍、ウギン》 -呪文()- |
3 《自然の要求》 3 《歪める嘆き》 3 《スラーグ牙》 2 《墓掘りの檻》 2 《突然のショック》 1 《森》 1 《塵への崩壊》 -サイドボード(15)- |
■ 基本的な動き
「赤緑トロン(RG Tron)」は、《古きものの活性》《探検の地図》《森の占術》《彩色の星》などの軽量サーチ/ドロー呪文によって素早く「トロン土地」を揃える土地系コンボデッキです。
《ウルザの鉱山》《ウルザの魔力炉》《ウルザの塔》。「トロン土地」と呼ばれる3種類のウルザの名を冠する土地は、”3種類を戦場に揃えることで多くのマナを供給する土地”です。たった3枚から7マナも供給するため、古くから強力ながら重いカードを無理なく運用するための手段として愛用されてきました。
そんな「トロン土地」を使う「赤緑トロン」は、「~~トロン」と呼ばれる系統のデッキのなかで歴史上最速を誇るものです。《彩色の星》《彩色の宝球》といったキャントリップでデッキを掘り進め、《古きものの活性》《探検の地図》《森の占術》が素早くも確実に「トロン土地」を揃えます。
早ければ3ターン目には「トロン土地」が揃うため、その3枚から供給される7マナで、3ターン目に《解放された者、カーン》が登場することも珍しくありません。ひとたび「トロン土地」が揃えば《精霊龍、ウギン》《忘却石》《ワームとぐろエンジン》といった重量級の呪文が対戦相手を圧倒するため、如何に早く「トロン土地」を揃えるかに主眼が置かれているデッキです。
デッキは「トロン土地」「トロン土地を探す呪文」「ゲームを決める重い呪文」の3つの要素だけでできています。そのシンプルな構成ゆえの安定性、速度を武器に、今ではモダンを代表するデッキタイプのひとつとして活躍しています。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
「赤緑トロン」は、「トロン土地」が揃ってから勝負するデッキです。それまでは対戦相手には干渉せず、ひたすらに「トロン土地」を揃えるための努力しかしないため、揃えるまでの猶予がないゲームの序盤を得意とする高速のデッキや瞬殺系のコンボデッキを苦手にしています。
特に「感染」「アドグレイス」「SCZ」など、呪文を絡めた瞬発力を持ち味にしたコンボデッキは天敵です。《呪文滑り》や《白金の天使》などの対抗策はありますが、どこまでいっても不利な勝負になるといわれています。
しかし、対戦相手に干渉しない分、「トロン土地」を揃える余裕を持てる中盤から終盤を争うゲームにおいて「赤緑トロン」は最強のデッキとして知られています。「ジャンド」や「アブザン」といった緑系ミッドレンジ、「青黒赤」「青白赤」といった除去系コントロールに強く、開発された当初は「ジャンド」と「《出産の殻》」という2種類の緑系ミッドレンジを倒すべく制作されたデッキでした。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「赤緑トロン(RG Tron)」でデッキを検索】
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